さくっと6さい!準備中です!
セシル、6歳になりました!今年は、家族みんなで王都にいけます!!身長もぐーんと伸びましたよ!もうアルファの背中には乗せてもらえないです。乗れるけど。乗って歩いてるのを見つかると降ろされるです。もう重いからダメって。セシルは重くないです。
「セシル様、何をされてるんですか?」
子供部屋で準備をしてたら、イネスが戻ってきました。今週はみんな忙しいです。お出かけの準備で!
「ん?おうとにいくじゅんび!セシルもね!やるの!」
セシルのお気に入りのぬいぐるみに、お人形、それとードールハウスでしょ。持っていくものはカバンに入れるんです。セシルもお兄様にカバンをもらいました。
「・・・セシル様、そのぬいぐるみは持って行きませんよ。それに、もうカバンに入りきらず積み上げてるだけですよね・・・」
「え?!なんで??どうして??」
はいってますよ。ウジューヌお兄様が詰め込めるだけ詰めて蓋で押し込めばいいって言ってました。
「完全に蓋が閉まらないですよ。大きなものは荷台に入れられませんからね。それに、王都に着いたら旦那様たちが・・・いえ、なんでもありません。大きなぬいぐるみは持って行きません。セシル様が一人で持って引きずらないもの二つだけです。」
ショックです。セシルがせっかく入れたぬいぐるみが全部出されちゃいました。熊のぬいぐるみを抱っこしたら引きずっちゃいました。抱えたら頭がついちゃいました。これは・・・。
「っ・・・。セシル様、そのぬいぐるみは持っていけませんね」
「お昼寝ようなのよ?」
「セシル様はぬいぐるみがなくても寝れる年齢になりましたよね。大丈夫です。」
そう言ってイネスが回収しちゃいました。次です次!ラパンフラム、これなら平気です。
「・・・セシル様腕を下ろして」
「なんで!」
「いつもの持ち方にしてください、引きずりますよね。ダメです」
「あーー」
イネスが持ってっちゃいました。他のも全部ダメって言われちゃいました、ドールハウスは大きすぎるからだめって。ひどいです!こう言う時は。
「ウジューヌお兄様ー!!」
「おう?」
お兄様の部屋は珍しく本やノートがいっぱいです。
「・・・なにしてるの?」
「ん?学院に提出する課題の整理と授業の準備だよ。どうした?セシル」
「あのね、イネスがね。ぬいぐるみズルズルはダメっていうの」
整理してるんですかね?足もといっぱいに紙が散らばってます。踏んづけると怒られるからセシルは歩きながら拾ってウジューヌお兄様のところまでたどり着きました。
「ふーん?・・・全部もっていこうとしたのか?」
「ん?そうだよ」
「そりゃーダメって言われるなー。で、どうした?」
「あのね、ぬいぐるみ2こまでなの」
「ん」
拾った紙をウジューヌお兄様に渡したら、あった!とか叫んでます。
「おう、それで」
「セシルがじゅるじゅるするのはだめなんだって、でもセシルはラパンフラムは持って行きたいの。ウジューヌお兄様・・・あ!おもいついたの!」
「なんだなんだ」
「ウジューヌお兄様が抱っこすればいいの!」
「は?」
「きて!」
やりましたこれで解決です。
お部屋に戻るとイネスがまだいました!
「セシル様?ウジューヌ王子を連れてどうされました?」
「イネス!」
ラパンフラムを取ってきてお兄様に渡しました。やっぱりです!お兄様が抱っこすれば足がつかないです!ひきずらないです
「ひきじゅらない!」
ウジューヌお兄様を指さしたら二人が笑い始めちゃいました。
「な!ん!で!笑うの!?」
「も、申し訳ありません。・・・確かにひきずら・・・ないですが・・・」
「あははは!!そんなに持って行きたいのか!ひぃー腹が痛い!!確かに俺が持てば引きずらないけどさー、セシルはやっぱり、おばかでかわいいな〜!」
「おばかじゃない!!」
ウジューヌお兄様がグリグリ頭を撫でてきましたがけど頭がもげそうです。
「しょうがない、俺が聞いてきてやるよ」
そう言って、ラパンフラムを抱っこしたままウジューヌお兄様が出て行っちゃいました。
「お?」
「セシル様の荷物はこれですから、もういじられたらダメですよ」
振り返ったら、イネスがカバンを閉じていました。イネスがもう荷物の準備を整えちゃいました。やることがなくなっちゃいました。しょうがないので、お散歩です。
アランお兄様のお部屋に行ったら、綺麗に本がまとめられて並んでいました。
「おーウジューヌお兄様と違うの」
「ん?セシル、どうしたんだい?」
「終わっちゃったのー」
「ふふふ、僕も終わったよ。じゃー一緒に散歩しようか」
「うん!」
アランお兄様に抱っこしてもらいながら、ウジューヌお兄様のお部屋の汚さをお話してあげました、アランお兄様が、またかって呟いたのが聞こえちゃいました。次はエドガーお兄様のお部屋です。
「エドガー準備はどう?」
「あ、アランお兄様、それにセシルも一緒なんだ。あと、ちょっとだよ、どの武器を持ってったらいいかなー」
エドガーお兄様はいろんな武器を並べて悩んでました。
「武器?」
「エドガーも今年から学院に入るからね、選択授業でどの武器を扱うか選べるんだ」
「おー?エドガーお兄様も学院?」
「そうだよ〜」
あれ?そういえば、学院は寮生活だって前、ばぁやがいってました。寮生活は、お家とは違う場所で友達と暮らすばしょだって教わったのです!
「お!セシルも学院!」
「ん?セシルはまだだよー。学院に入るのは僕とウジューヌお兄様とアランお兄様」
「あれ?」
「セシルは王都にある屋敷で母様達と一緒に暮らすんだよ。週に一度僕たちも屋敷に顔を出すからね」
「うん・・・一緒にいられない?」
「一緒だよ〜、セシルどうしたの?不安になったのかな?」
アランお兄様が慌てて抱っこし直してくれました。おでこコツンこです。
「そうだ、ジョゼフの部屋に行こうか。セシル」
「うん」
ジョゼフお兄様のお部屋は床にいっぱいおもちゃや武器が並んでました。仁王立ちで悩んでる様子。
「・・・ジョゼフこんなに出してどうするんだい?」
「あ、アランお兄様。セシルも。」
「ジョゼフお兄様もウジューヌお兄様みたーい」
「ウジューヌお兄様みたいに汚くしてないよ!コームが持っていっていいおもちゃは2つまでだって言うから悩んでるの!」
「・・・王都の屋敷にもあるんだし、いらないじゃないか?」
「・・・そっか、じゃーやーめた」
そう言うとジョゼフお兄様は片付け始めました。でも短剣と弓は残してます。
「これ、気に入ってるから持ってきたい、平気かな?アランお兄様?」
「うん、平気だよ。コームに渡しておいで」
「はーい」
ジョゼフお兄様お部屋を飛び出しちゃいました。セシル達もお部屋を出てお散歩です。荷物がいっぱい並んでるホールに着くとお父様とウジューヌお兄様がいました。
「あ、セシル。ラパンフラムいいってさ」
「やったー!」
ウジューヌお兄様がラパンフラムを振りながら答えてくれました。
「ん?ラパンフラムがどうしたんだ?」
アランお兄様が聞いてきました。
「あのね、イネスだめーっていうからズルズルだめなの、でウジューヌお兄様なの」
ビシッと指さしたら、アランお兄様が笑顔で首を傾げて、ウジューヌお兄様を見ました。
「うん、セシルが引きずるぬいぐるみはダメってイネスに言われたらしく、それで俺が持てば引きずらないから持って行きたいそうだ。で、お父様に聞いたところ今年だけOKだってさ」
「なるほど」
「パパーありがとうーなのー」
「ははは、セシルのお気に入りだからね。最初ウジューヌがその格好で来た時は驚いたがな。」
「それで、ウジューヌは準備は終わったのか?セシルから聞いた話だと本や紙が散らばってたっていってたけど」
「あ、ほら、セシルにせがまれてさ〜まだ終わってない」
「「ウジューヌ」」
アランお兄様とお父様の声が重なりました。ちょっとビクッとしちゃいました。アランお兄様がウジューヌお兄様からラパンフラムを受け取ってセシルに渡されました。
「忘れ物をしたら取りに来れないからね、忘れた課題は向こうでやる事になるぞ」
「・・・わかったよー!見つけるよ!」
逃げるようにウジューヌお兄様が走って行きました。
「あれ?さっき見つけたーっていってたよ?」
「セシル、ウジューヌのお部屋を見ただろ?課題は一つだけじゃないからね」
「おー・・・」
「セシルはかわいいな〜」
「・・・父様、後ろで怖い顔をしたニコラが立ってますよ」
「・・・」
セシルが見たら、ニコラはニコニコ笑顔で手を振ってくれました。セシルも手を振ります!
「セシル、パパにも・・・・」
「パパーがんばってー」
「うん、がんばるよー」
ホールを出たら次はお母様のところです。お母様のお部屋は机の上にキラキラした石がいっぱいです。
「おーーキラキラきれーい」
「装飾品なんて出して、母様どうしたんですか?」
「セシルが身につけられるように加工しようと思って、使わなくなったものを出したんだけど、あまり炎のマナが多い石がなかったのよね〜。」
「・・・あの時に結構減ったって」
「えぇ・・・やっぱり買い直しね。これはアクセサリーに加工で、こっちは換金して紅玉を買ってきてちょうだい。純度の高いものを」
「かしこまりました奥様」
お母様はテキパキ分けて侍女さんに渡しちゃいました。
「二人はもう準備終わったのかしら?」
「えぇ」
「終わったのー!」
「あら、セシルはご機嫌ね」
「ラパンフラムも一緒に持っていけるようになったからね。ウジューヌを使って」
「まぁ、そうなの?」
「うん!ウジューヌお兄様が持てばズルズルしないの!」
「?」
「ウジューヌが持てば、ラパンフラムを引きずらないから持っていきたいと交渉?・・・したのかな?」
「ふふふ、なんとなく想像がついたわ。もう、あの人ったら、セシルには本当甘いわね〜」
そう言いながらお母様が抱っこしてくれました。
「もう、ラパンフラムがなくても一人で寝れるでしょ?」
「ねれなーい」
「まぁ!」




