寝ない子だあれ? ゴーストとの夢
「知ってるか?夜になると、西の使ってない紫の間の物が勝手に動くんだって」
いきなり、ウジューヌお兄様が兵隊を並べながら言ってきました。セシルたちは子供部屋で休憩中です。セシルは今アランお兄様に教わりながら文字を書く練習中です。エドガーお兄様はウジューヌお兄様の向かいに座って兵隊を並べてたのに手が止まってます。
「やめて、ウジューヌお兄様」
エドガーお兄様が顔を真っ青にして耳を塞ぎながらいいました。ジョゼフお兄様はセシルの横で本に夢中で気づいてないです。
「ウジューヌやめてあげて、エドガーが怯えてるだろう」
「アランお兄様は怖いのかよ」
ウジューヌお兄様がニヤリとした笑みで返しました。
「僕は怖くないよ。ただ、弟たちが怖がると僕の所に来て大変なんだよ。」
「ふーん。でさ、セシルは興味あるよな?」
「へ?」
「紫の間だよ。夜になると物が動くんだ。見に行こうぜ」
「紫の間?どこにあるの?」
そんな部屋ありましたっけ?セシルがまだ行ってない部屋があるんですね。西側は確かに、探検に行った記憶がありません。
「セシル、いっちゃダメだよ!!」
エドガーお兄様が止めて来ました。その声にやっとジョゼフお兄様が顔をあげました。
「どうしたの?」
「よし、今行こう!紫の間!」
そう言って立ち上がると、セシルとジョゼフお兄様の手を握って立たせました。
「「??」」
ガシッと脇を掴まれて、セシルとジョゼフお兄様の足は床から離れてしまいました。
「「ウジューヌ!」お兄様!」
エドガーお兄様とアランお兄様が焦ったように叫びましたけど、ウジューヌお兄様の足は止まりません。というか、セシルとジョゼフお兄様は今脇に抱えられて、ウジューヌお兄様にさらわれました。後ろからイネスとお兄様たちが慌てて追いかけてます。デジャブですね。
「ウジューヌおにいさまは、おばかさん?」
また怒られることを平気でやってます。思わず口に出して言うと、ジョゼフお兄様が答えました。
「セシル。お兄様は怒られることよりも楽しいことの方が重要な愉快犯なんだよ」
「ほー?」
「おい、俺を犯罪者にするなよ。あと俺はお馬鹿さんじゃない。」
「じゃーどうして、怒られることやるの?みんな怒ってるよ?悪いことなんでしょ?」
「そのルールがなんで出来たか、知りたいからさ!」
「ほえ?」
「??」
セシルにはちょっと難しいお話でした。そんなやりとりをしながら広い屋敷内を走っていきます。細い扉を蹴破ってお兄様は階段を駆け下りてたどり着いたのは、セシルが知らない廊下です。ちょっと日焼けした床に色あせたカーテンがついてます。
「ウジューヌ!」
後ろを見るとお兄様達もたどり着きました。イネスはびっくりした様子で周りを見てます。
「ここはな、昔の屋敷なんだぜ」
「「むかし?」」
「そう、拡張する前の一番最初の屋敷さ。で、ここが紫の間」
そう言ってウジューヌお兄様が立ち止まった所には扉がありました。元の色がくすんで灰色っぽいようなピンクっぽいような色になってます。というか、ちょっと埃臭いです。
「お父様たちに怒られる、戻るよ。ウジューヌ」
そうアランお兄様が言うと、エメがウジューヌお兄様を捕まえて、エドガーお兄様とアランお兄様がセシルとジョゼフお兄様を救出してくれました。
「帰りますよ」
エメとデジレがウジューヌお兄様を両脇に抱えて歩き始めました。
「ねぇねぇ、ここに何があるの?」
ジョゼフお兄様が聞きました。セシルはなんか嫌な予感がするのでエドガーお兄様にしがみついておきます。
「ここにはね、ゴーストがいるんだよ!」
ウジューヌお兄様が楽しそうに言いました。その口はデジレに塞がれてます。
「ごーしゅとってなに?」
エドガーお兄様に聞くと、嫌そうに答えてくれました
「・・・死んだ人のことだよ」
「へ?」
それはお化けって事ですか?
「エドガー楽しいことを考えるんだ。」
アランお兄様が静かに言いました。
「無理・・・アランお兄様。一緒に寝て」
ぎゅっとセシルを抱きしめながらエドガーお兄様が言いました。その様子に苦笑しながらアランお兄様が答えました。
「はぁ、いいよ」
ずるいです。アランお兄様と寝るなんて、セシルも一緒に寝たいです。
「セシルも!」
「うん。いいよ!」
ということで、今日はアランお兄様とエドガーお兄様と3人で川の字で寝ることになりました。アランお兄様を真ん中に、両脇がセシルとエドガーお兄様です。
アランお兄様にしがみつきながら、セシルは夢の中です。
スヤスヤ眠っていると、泣き声が聞こえてきました。
「どうしたの?ジョゼフ」
アランお兄様の声が聞こえます。セシルのまぶたはくっついて開きません。
「ひっく、ひっく、ウジューヌお兄様が・・・僕の部屋に来て怖い話をしたんだ」
「ウジューヌか・・・あいつは部屋に戻ったの?」
「うん。僕怖くなって・・・コームもいないし、セシルもエドガーお兄様もいないし。廊下も誰もいないし、ひっく、ひっく」
「エドガーの横でよければおいで」
「うん」
お兄様がセシルを抱っこして奥へと移動されました。
「んー」
「よしよし、大丈夫だよ。セシル、眠ってて。エドガーも大丈夫だよ」
「絶対あした、ウジューヌお兄様をこらしめる」
エドガーお兄様が呟くのが聞こえました。
「おきてたのか。そうだね」
優しくふとんをたたく音を聴きながら、セシルも眠りにまた入ろうとした時にその音はしました。
コンコン
「「ひぃ!」」
お兄様たちの悲鳴です。
「アランお兄さま」
お兄様二人の悲鳴と、アランお兄様が押されて、セシルは若干潰されました。
「うっ」
「あ、ごめんセシル。大丈夫?」
お兄様が起き上がってセシルの頭を撫でました。セシルは眠いです。でもお兄様たちの怯えっぷりに目が覚めました。ものすごく眠いのに、お兄様たちの怯えた気配でねれないです。
「うーー」
コンコン
また扉を叩く音がしました。
「はぁ、ウジューヌだろ。入っておいで」
アランお兄様が呆れた声で言いました。セシルも目を開けてみれば、エドガーお兄様とジョゼフお兄様はアランお兄様にひっついてます。
キィ・・・っと扉が開いても誰もいません。
お兄様たちの小さい悲鳴が上がりました。セシルは眠いです。枕をもぞもぞしてたら短剣が出てきました。ベットの上に立ち上がって、その短剣を扉に向かって投げつけてあげました。トスっといい感じに扉に突き刺さると、うわっという声とともにウジューヌお兄様が出てきました。
「セシル、やるねぇ」
アランお兄様が頭をナデナデしてくれました。やりました。
「セシルあぶねぇだろう!俺の頭の位置狙うなんて、意外に才能ある?」
短剣を抜きながら、ウジューヌお兄様が首を傾げながらブツブツなにか言ってます。
「ウジューヌいい加減にしろ」
「それがさー・・・」
頭を軽くかきながら、ウジューヌお兄様が困った顔をしています。
「なんだよ」
「誰もいないんだ」
「は?」
「だからさ、誰もいなんだよ。廊下を警備してるやつも、夜勤の侍女も従者も」
「何言ってるんだ?」
アランお兄様がそう言った後ハッとした様子でジョゼフの顔を見ました。
「な、何?」
「廊下、誰もいなかった?」
「誰もいなかったよ?・・・あれ?なんで?」
「おかしい、僕たちの部屋の前の廊下には常に騎士がいる。」
そう言うと、アランお兄様がベットからおりました。
「ま、まってよ」
ジョゼフお兄様とエドガーお兄様がひっついて離れようとしません。
「ウジューヌ、他の部屋にいったか?」
「さすがに、俺もちょっと怖くて行ってない」
セシルもベットから降りてお兄様たちの所にいくと、開いた扉から白いものが通り過ぎました。
「ん?」
そのまま外へ通じる扉へと歩いて行くと、誰もいません。ここは続き部屋でその奥が廊下への出口です。
「セシル?」
お兄様たちが付いて来るのを感じながら、セシルの足は廊下へ続く扉へと進んでいきます。扉を開くと廊下はシーンとしてました。
ふわっと風が動くのを感じて横を見れば、また白いのが通り過ぎました。
「セシル、ちょっとまて」
ウジューヌお兄様がきましたが、セシルはなんだか気になってそっちへ歩き始めました。
「セシル、どうしちゃったの?」
エドガーお兄様の泣きそうな声が聞こえます。アランお兄様達はセシルの後をついて来ることにしたみたいです。セシルはなぜか体が言うことを聞きません。あれです、夢の中で歩きたくないのに前に進んでるみたいな感じです。
「まずいな。ここ、境界線かもしれない。」
「え?まさか・・・」
エドガーお兄様が悲壮な顔をしてます。
「そんな簡単にこれるもんなのか?」
ウジューヌお兄様は平気そうな様子です。ジョゼフお兄様は完全に泣いてウジューヌお兄様に背負われてます。
「ウジューヌ、お前が変なことをするからだぞ。とりあえずセシルが何かに導かれてるみたいだし。ついて行くしかない」
アランお兄様がセシルの手を握ってくれました。ちょっと怖かったのでホッとします。
進んで行くうちにたどり着いたのは、昼間に来た場所でした。紫の間の扉の前でした。
「ここか・・・」
扉が勝手に開くと、そこには白い女性が立っていました。
「僕たちを元の場所に戻してください」
アランお兄様が一歩前に出て言いました。
<・・・・>
何か言ってますが、セシルにもお兄様にも聞こえません。手招きされると、セシルの体だけ前に進みました。
「「セシル!」」
白い女性に抱きしめられると、その女性は部屋にあるもう一つの扉を指さしました。
自分たちが来た廊下がざわつき始めました。それもなんだか良くない感じです。ウジューヌお兄様が扉を閉めると、指さされた先の扉をあけました。
「僕たちの部屋だ」
アランお兄様も見に行ってます。セシルはなぜか見えません。
エドガーお兄様と、ウジューヌお兄様が扉の先へと進みました。アランお兄様はふと、足を止めて振り返りました。片足は扉の外に出たまま。
「・・・セシルをどうするつもり?」
その問いに、白い女性はにっこりと微笑みながら口を動かしました。
< わ た し の こ ど も よ >
「セシルは、お母様の子供だし、僕たちの妹だ。」
< ど う し て ? 連 れ て 来 て く れ た ん で し ょ ?>
「セシルは、ママの子供だよ」
やっと動かせた口からいえば、白い女性は驚いた顔をしました。
< わ た し が ま ま よ >
「違う・・・セシルのママは違うよ。」
< ど う し て ?>
「貴方の子供は、違う場所で待っている。私の娘を返してもらうよ」
赤い大きな獅子が現れて、セシルの首を咥えました。見れば、お父様が扉の外に立っています。でも、獅子の周りに白い炎が囲って動けなくなっちゃいました。お父様はしっかりと、こちら側にまだいるお兄様と手を繋いでいます。
「エミレー夫人。貴方の眠りを妨げて申し訳ない。息子たちを安全な場所に導いてくれた事には感謝するが、私の娘にも、大好きな母親がいるんだ。貴方なら、大切な娘がいなくなる辛さがわかるはずだ」
< ・ ・ ・ >
閉まっている扉の外で、恐ろしげな声が響いて来ました。なんだか扉が叩かれてるみたいで、怖いです。
「私の娘を返してくれ、大切な娘なんだ。」
そうお父様がもう一度言うと、白い女性は泣きながら腕を払い除けました。白い炎は消えて、赤い獅子はお父様たちの元に駆け寄りお兄様と一緒にお部屋に戻りました。セシルはお父様の腕の中に抱きしめられて、振り返れば、そこは、窓でした。
「パパ・・・」
「もう、大丈夫だよ。セシル」
「セシル!」
お母様が抱きしめてくれました。
続きの間には、エメとバルナベ、デジレにニコラにコンスタンスもいました。
「昼間何事もなかったから、おかしいと思ったが、まさか、夜に来るとはな。みんな無事でよかった。」
そう言いながら、お父様はお兄様たちを抱きしめました。お母様はずっとセシルを抱きしめ続けてます。セシルも怖かったのでお母様にぴったりくっついてしがみついてます。
「お父様、あれはなんだったの?」
アランお兄様が聞きました。
「まぁ、待ちなさい。エドガー、ジョゼフ、もう怖いものはお父様が払ったから寝なさい」
そうお父様が二人を抱きしめながら言うと、デジレに目線を投げかけました。デジレがうなづくと二人に近づき、頭に触れると、眠ってしまいました。
眠った二人をデジレとエメが抱きかかえて、お兄様の寝室に入って生きました。
「さて、これから話すのは他言無用だ。ウジューヌ、お前は好奇心旺盛で探究心も強い。それは良いことでもあるが、今回のことは褒められたことではない。」
「・・・」
じっとお父様が見つめると、ウジューヌお兄様が小さい声で言いました。
「ごめんなさい。」
そう言うと、お父様がウジューヌお兄様の頭を撫でました。
「いいかい、なぜ、あの部屋へ行ってはいけないか。これでわかっただろう。危ないからだ。正確には、子供。特に女の子は行ってはいけない場所なんだよ。さっきまでいた場所がなんだか、二人はわかったかな?」
お兄様二人が顔を見合わせて答えました。
「「境界線」」
「その通りだ。隣人や亡者、または違う世界との境界線だ。お前たちはあそこに呼び込まれていたんだ、あと少しでも遅れていたら、何かに食われていた。」
その言葉に、アランお兄様とウジューヌお兄様が手をつなぎました。ウジューヌお兄様の少し泣きそうな顔を初めてみました。
「でも、俺何もしていない、怖い話でみんな知ってるし、いけるじゃないか」
ウジューヌお兄様が聞きました。
「いいや、あそこには特定の人間しかいけない。正確には子供と力を持ってる大人だけだ。子供は境界線に入りやすい、そのために普段は入れないように結界を施している。今回は、セシルを連れていたから、昼間みんなが行けただけで、いなければ従者たちは入れなかった。」
「何故あんな場所があるんですか」
アランお兄様が聞きました。
「たまたま、あの紫の間で起きた悲劇のおかげで、ここは境界線が安定したんだ。あの紫の間がある限り、この領地で境界線へ迷うい混むことは無くなった。正規の手段を踏まない限り異界渡はできない。」
「でも、それじゃ僕たちがいた場所は」
「それは、セシルを連れて行くためだ。だが、幸か不幸か、跡取りであるアランと一緒にセシルはいた。だから簡単に連れ出せなかったんだろう。夜も一緒にいたからこそ、なんとかして連れ出そうとして、お前たちまで境界線に連れて来てしまった。」
「でも、俺たちをすんなり元の世界に戻してくれた」
「あぁ、それはお前たちが私たちの子だからだ。当主の血を受け継ぐ男子は返さなければならないという意思が残っていたんだろう。でなければ、見捨てられていたぞ。あの紫の間は、昔の公爵夫人の部屋だった。そして夫人が溺愛していた、幼い姫が消えてしまった部屋でもある。」
「エミレー夫人って、気が触れて、自殺してしまったって」
エドガーお兄様が聞きました。
「そうだ・・・。一族は一度あの部屋を壊そうともしたさ、だが出来なかった。エミレー夫人が現れて告げたそうだ。この部屋を壊せば、境界線が曖昧になり亡者が再び子供を攫うとね、だから屋敷を拡張し、あの部屋への道を塞いだ。だが、どんなに結界を施そうとも、子供達はあの間へと行けてしまう。だからこそ怖い話として残し続けているんだ。真実を知るのは、この屋敷を受け継ぐ当主と守る者たちだ。あの間を開けさせないためにもね。さぁ、今夜はもう寝なさい」
お父様がそう言うと、いつのまにか戻って来ていたデジレがお兄様たちの頭に触れました。淡い緑色の光を放ってお兄様たちのまぶたは落ちてしまいました。
お話は終了みたいです、でもセシルはお父様のお話を聞きながら首を傾げました。あの白い女の人は怖くはなかったです。それに、今の話だと、エミレー夫人がさらったわけではないって事ですか。でも、お兄様とお父様とのやりとりだとなんか違います。
「ママ」
「なぁに?」
「エミレーふじんは、守ってるの?守ってないの?」
「守ってくれているのよ。ただね、姫を見ると返してくれないのは事実なの。5歳になるまであの部屋で過ごした姫もいるそうよ。」
「え!」
「セシルが無事でよかった。」
お父様がお母様ごとセシルを抱きしめました。
「さすがの私も焦ったよ。アランが機転を利かせて、片足だけこちらの世界に繋げてくれたおかげで、魔法が使えたからね。できていなかったら。セシルを連れて行かれるところだった」
「パパ」
「セシルも、気をつけるんだよ。怖い話には必ず意味がある」
お母様にしがみつきながら諾きました。
「では、もうおやすみ。怖い話はおしまいだ。」
そう言うと、お父様が離れて、デジレの手が降りて来ました。
目が覚めたら朝でした。セシルはジョゼフお兄様と並んで寝てました。
「おはよう、セシル。」
「アランお兄様!エドガーお兄様おはようございます」
「「おはよう」」
ノックの音ともに入ってきたのはエメとバルナベ、そしてバジルです。
「あれ?ジョゼフ様もこちらで休まれてたんですね。」
「うん、ウジューヌが夜中に怖い話をしにいったらしい」
「では、コームに伝えてきます。」
エメが急いで部屋の外に出ていきました。バジルがお兄様の服の点検をしていきます。点検が終わると、イネスがセシルのお着替えを持って入ってきました。
「ぐっすり眠れましたか?」
「うん。・・・ジョゼフお兄様が泣いて入って来た」
ジョゼフお兄様が振り返って叫びました。
「セシル?!」
「ははは、そうだね。でもしょうがないよ。ウジューヌが怖い話をしたらしいからね」
そうです、そんなこと言ってました。あれ、何かあった気がしたのに思い出せないです。
「ん〜?」
「どうされました」
「ん〜何か思い出せない。何かあったきがするの」
エメが鼻歌まじりにセシルの髪の毛を整え始めながら言いました。
「何か夢でも見られたんでしょう。思い出せない夢もあるものですよ」
「そうなの?」
「えぇ、そんなものです」
着替えが終わったアランお兄様がセシルの横に来て言いました。
「そうだね、怖い夢だったかもしれないよ。セシル。思い出さないほうがいいさ。今日も可愛いね」
そう言いながら頬にキスをしてくれました。
「あ、僕もする!」
エドガーお兄様もジョゼフお兄様もセシルにおはようのキスをしてくれました。




