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サウナに入ったらサフレができた話  作者: 名塚玖壇
第2章 ラブホにいこう
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ラブホでととのう

「サウナって気持ちいいだけじゃなくて、自律神経も整うし、血流がよくなって代謝もあがるし、肌ももちもちになるしいいこと尽くめで、知っちゃったら戻れないっていうか」


いや、さすがにそれはサウナを過信しすぎじゃないかって思うけどこれだけのサウナ好きの加蓮がいうんだからあながち間違いっていうこともないんだろう。


「言われてみれば加蓮って肌綺麗だね」


「そりゃあ普段サウナ入ってるからね。ほら、汗のかきかたも違うでしょ」


言われてみると確かに小粒でさらさらとした汗だ。


そういえばちょっと前にテレビで「いい汗はさらさらしてる」とか言ってた気がする。


「汗をかく習慣がないと汗腺の働きが悪くなるって前テレビでみたかも」


「そう、サウナに入ると汗腺トレーニングもできちゃう」


自慢げに腕の汗を見せてくる加蓮。なんだか面白い。


でも確かに、私の汗とは全然違う感じはする。私もサウナに入ってれば汗のかきかたが上手くなってくるのかな。


その後水風呂に入って、ベッドに横になって、またサウナに入って、水風呂に入って、ベッドに横になる。


3セット目、またあの感覚がやってきた。


自分の鼓動の音がやけに大きく感じる。身体の境界がわからなくなってきて、頭が多幸感に包まれる。


ふわふわとした感覚が身体全体に広がって、頭の中でビッグバンが起きる。


ととのった。


これがさっき教えてもらったサウナ用語でいう「ととのう」なのだろう。


身体が内側からぽかぽかしてきて、動きたくない。身体の境界は曖昧で、きっと動かせば境界が鮮明に戻ってしまう。


もう少しととのいを味わっていたい。もう少しだけこの感覚に身体を委ねていたい。


そんな感覚にしばらく身を委ねることにした。

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