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買い物

ショピングモールに着いた2人が最初に向かった先はゲームショップだった。

「最初に来るのがゲームショップで良かったの?」

「ええ、あまり私ネットでゲーム情報とか調べないからこうやってリアルの現地で調べるしか無いから、面白そうなの出てないかなーって。」

「あ、スマホ買ってもらったのにまだ現地情報収集タイプ卒業してなかったんだ。」

「ちょっと使ってはみたんだけど売り切れてるものを消せないタイプのオンラインショップしか見つからなくて、これなら現地でいいかなーって。私あまり昔の作品には興味無いし。」

「えー昔の作品も面白いのにー」

「大概の作品はちゃんとリメイクされてるでしょ。まあ、もちろんストーリーが変わってるって言うのなら私もリメイクと原作は別に考えるけどね。」

「うーんそうなのかな〜」

「それに、私の家には最新のゲーム機しか無いから昔ゲームをやりなさいって言われてもサブスクに入らないといけないのよ。」

「あ、そっか私の家お父さんの古いゲーム機だらけだから感覚がおかしいんだ。」

「おじさん凄いわよね。なんだっけファミ……っていうのも未だに修理して使ってるんだっけ。」

「うん、ひいおじいちゃんが買ったものをおじいちゃん、お父さんって感じに受け継いだみたい。」

「どれが好きとか言ってた?」

「やっぱり最新のゲームは楽しいな!って言ってたよ。」

「もう、なにそれ、ふふ。」

「あはは。」

2人が笑いながら店の中を見て回っているとNLOの紹介コーナーが出てきた。

「あ、NLOだ。」

「さ、最近話題……よね。ハードが高いし買うのが難しいわよ、ね。」

「確かにそうだよね~」

「……なに?なにか含みがある言い方して。」

「ふっふっふっなんと私、D-リムギアゲット出来ちゃったんだ!ブイ!」

「え!?ホントに!?おじさんとおばさん許してくれたの!?」

「あっそうじゃなくてね。」

始から譲ってもらった件を葵は茜に説明した。 

「成る程、くじ引き。しかもその士道先輩という方に譲ってもらったものなのね。」

「そうそう、オマケにゲームのチュートリアルまでしてもらっちゃってるんだ。本当に助かる〜ありがとうございます!って感じだよ。」

「ってことはもう買ってそこそこレベル上げてるってこと?」

「ううん。昨日初プレイだったからそこまでかな。レベルだけはちょっと高くなっちゃったけど。」

「そうなんだ。」

「茜もD-リムギア変えたら一緒にやろやろ!一緒にやった方が楽しいよ!」

「ふふ、残念でした。」

「?」

「なんと、私は2ヶ月前からプレイしているんだな〜。」

「な、なんだって〜!!!」

「おじさん達きっと葵の誕生日プレゼントに買ってあげるだろうからお小遣いとかお年玉とか貯まってたから先にやって色々装備とか準備しとこうかな〜って。」

「そっか〜ありがとね茜。」

「でもそうなると葵でも分かるNLOチュートリアル事典の編集は意味無かったかしら。」

「なにその猿でも分かる!みたいなタイトルのチュートリアル。」

「なんででしょうね〜なんで学校が別になったのか自分の頭と記憶を探ってみればいいんじゃないかな〜」

「うっ……すみませんでした……」

「まあ、その件に関して私が怒ってるのは理解して貰うとして、今夜一緒にレベル上げとかやりましょ。」

「あ、うんやるやる!って言いたいんだけど先輩とも約束してるんだ〜」

「今からでも士道先輩に聞いてみる?」

「う〜ん、ま、後でいっか。先輩少なくとも午前中は現実にいるって言ってたし。」

「それ、午後はずっとゲームにいるってことでは?」

「うん、大分廃人って匂いはしたよ。」

「ふーん。まあ、フリーになってる時間が分かってるならお昼食べてからにしてもよさそうね。」

「うん!」

その後茜が一本ゲームを買ってゲームショップを後にするのだった。

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