世界に一つの職業
「あ、あの失礼ですが…《神殺し》の《フェンリル》ですよね。」
。
「えぇ。正真正銘の《フェンリル》ですが?」
「それでは何故『十二神獣』を知らないんですか。」
え!?何か問題でも?
「いや~。それが私…最近生まれたばかりでして…」
「そ、そうだったんですか。
失礼しました。で、出羽説明させたもらいます。」
は~。やっと説明か~。
この人あれだな。ポンコツ国王だ。
「で、でわ、『十二神獣』とは神の名を持つ十二匹の獣の事です。
その昔『十二神獣』と神が争い、この星の大地は荒れ果て、
海は跡形もなく消え去ったと言われています。
それは、『十二神獣』にも神にも願わなかったことで、
両者は、争いをやめこの星を行き返させるため協力したそうです。
ですが、それだけでは人手が足りなく、改善作を練っていた神に、
『十二神獣』が持ちかけたそうです。
我々意外の生き物をうみだしてみては?と、
そして生まれたのが我々人類です。
しかし、人類の繁殖力は強く、数が増えすぎたため、数を減らすため
魔物が生まれました。
ですが、このまま出羽物質が魔物に食い潰されることになるため、
神が作り出したシステム、それが《ステータス》です。
しかし、魔物には、ごく稀に変異体が生まれ人類では刃が立たない者もで現れました。
それを、倒してくれたのが『十二神獣』だったと言われています。」
へ~。『十二神獣』ってすごいなぁ~
「『十二神獣』については分かった。
それで《フェンリル》の《神殺し》って言う称号は?」
「それはですね、神の中にはごく稀に非人道的な性格の神が
下界、すなわちこの世界に来ては村や町、時には王国までも滅ぼそうとしていました。
そしてその神たちを倒してくれたのが……」
「《フェンリル》と言う訳か。」
「はい。そして神達は《フェンリル》を恐れ《神殺し》と言うようになったと、言われています。
あぁ。でも人間の中には《フェンリル》を崇め信仰しているものもいます。」
「へ~ありがとう。かんしゃするよ。」
「かんしゃなど滅相も無い。」
「後一つ、これからは私が来ても、怯えないでふんぞり返っていること」
「そ、そんな…」
「じゃないと……殺すよ」
俺は笑いながら、目を細めて国王を睨んだ。
国王はとっさに一歩後ずさったが、
俺が睨むのをやめると息を整え応じてくれた。
◇◆◇
俺は今、王城の地下にある、宝物庫に来ている。
何をしているか?っと言われれば、武器を探しているっと答えるだろう。
そして、宝物庫を一通り見て回った後ある棚の前でととまった。
その立て札にはもう書かれていた。
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《妖刀・ムラサメ》
(切った相手の生命力を吸い取り己が糧とする。)
(ムラサメに付けられた傷は治らない。)
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「おぉ~。これは使えるな。
よし。これを貰おう。」
そんな事を言いながら刀身を抜くとムラサメからどす黒いオーラが発せられ、
俺の身体にまとわり付いた。と、思いきや俺の身体に吸い込まれた。
「え!?何これ!ちょっと誰か~。」
俺は驚きの余り口調がおかしくなった。
「は!そうだ《ステータス》を見れば。」
そして俺は《ステータス》を開いた。
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種族:人族(?)
名前:トウキ・キサラギ
職業:魔装騎士(固有)
Lv6/9999
攻撃力:1800 魔力:1600 防御力:1700
俊敏:2600 幸運:1400
状態:通常
必要取得経験値:200
固有スキル:電光石火・電光魔装
パッシブスキル:気配察知・魔力察知・物臭察知
スキル(魔法):エレキエッジ・エレキスフィア・ヒール・キュア
・異空間収納・転移・人化・言語学習
称号:[姫様の騎士][転生者] ([神殺し][十二神獣])
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「状態は……異常なし。
ん?〔魔装騎士〕ってなんだ?聞いてみるか。」
◇◆◇
俺は今、王城の情報処理室に来ている。
「魔装騎士ですか?
すめませんが私はぞんじあげません。
お役に立てず申し訳ございません。」
「いやべつに良いって、それよりその職業名の横に(固有)って
書いてあるんだけど……」
おれが(固有)と、言うと彼女は顔をがばっと上げて聞き返してきた
「い、今、(固有)って言いました!?」
「あぁ。言ったけど。」
すると彼女は突然………
「至急国王様に連絡を!」
「あ、あの。どうかしたんですか。」
「どうかしたのじゃ有りませんよ!
固有職と言えば、その人だけが持つ特別な職業の事なんですよ!」
そこまで言われて理解した。
そりゃ大騒ぎになるわ。
だって世界に一つだけしか存在しない職業を持つ人間が目の前に居るんだからなぁ。
ハッハハ、ハハハハハハ………絶対面倒な事になるなぁ。
ステータス《状態》を書き忘れていました。
面目無い。




