正当防衛
保健室に入って寝かせてからしばらくすると先生の様な人が来た。
「おお、男子生徒君よ。運んできてくれたか、だが悪い。私は忙しいので少しの間頼みます」
「(えぇ……)」
「そんな嫌そうな顔をするな。場合によっては襲っても私は黙認する」
「…馬鹿ですか?」
「ふっ、ではな」
なんだあのサキュバスっぽいやつ。あれが保健室の先生とか男子生徒絞り殺されてないだろうか?
「ん、んうぅ…」
少し布団がずれていたので治す。今の時期は冷え込んでいて寒い時期でもあるため風邪をひく可能性がある。……懐かしいなぁ、こんな風にして一花を看病したこともあったなぁ。
すると、ガラッと扉を開けたいかにも姫騎士みたいな奴が顔を真っ赤にして、
「な、な、何を女子に襲いかかっているのだ!」
「…はぁ…?」
と言いながら剣を抜き放ち、こっちへ向かってきたので溜息と諦めの意味を込めた溜息をついた。
そしてこっちへ横向きに剣を振ってきたので、仕方なく正当防衛として体術を使う。
「はぁっ!」
「よっと、ほーい」
剣をかがんで避け、剣を持っている右手を掴み、自分の背中に相手の腹を乗せる。地面に右手をつき、体を回転させ、そのまま壁に叩きつける。
あ、力加減少しミスった。
ドガッと重い音がなると女子生徒は沈んだ。
「きゅぅ…」
「…、あ〜、やっちまった…」
仕方なく二人目追加。その後にまたサキュバス先生が来たが、
「増えているな、お主、貪欲だな。私は教員室に行かなきゃいけない。では、またな」
はぁ、いつ終わるんですかねぇ……。
ティル「…この世界の住人、弱いな」
仕方ない、君が異常なんだ。
ティル「え、でもあれ一発で沈むのはおかしいと思うぞ」
え、なんで?
ティル「黒服きた筋肉モリモリマッチョマンなんかあれで体勢から持ち直して拳銃空中でブッパしてきたぞ」
…とことん異常だねぇ。他には?
ティル「股間蹴り上げてもそのまま殴ってきたのはあれはヤバかった。なんというか、悪寒が…」
あー、そっちの人ね。もういいよ、後は参考にするから。それでは…
ティル「バイバーイ」




