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異世界最強の暗殺者  作者: 明けの明星
第一章・暗殺者
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怠惰な時間

はいはーい、実力判断の試験ですよ〜。全くやる気が出ないが、ま、やるしか選択肢はないんだよねぇ。

YES←

はい

ああ、面倒臭いなぁ…。


「……、装填、発砲、リロード」


昔の記憶でやったことを思い出しつつ、イメージを固めてみた。すると、幻覚かと思うほどのリアルな銃が出てきた。

コルトパイソン、結構お世話にはなったな。ジャムることのない安心、いいねぇ、このままでいいか。イメージを増やせば後々増えてくだろうし。ライフルとかも使ってみたいなぁ…2km先からの射撃は楽しかった。面白いように的に当たるし。友人と軍事関係者には滅茶苦茶だと言われたが、何が?と思う。当たり前のようにできたんだし、誰にでもできることだろうと。


「次、そこの君だ」


あ、俺だ。じゃあ、

()りますか…


「……」

「どうした?始めないのか?」


ニヤニヤと笑う教師、ここまでは届いてないみたいだな。良かった、有名人扱いされなくて。

すると周りにいた|貴族の子供(糞ガキ)共がぷっと笑い始めたのでそろそろ始めるか。


「…装填、『散式(ショット)』」


イメージは昔に作った銃弾。通常弾を加工した特殊な銃弾。弾頭部分を柔らかくし、切り込みを入れ、それを低温度で溶ける金属で補填。


「発砲」


それは射程は短いが当たったら即死に至らしめるもの。当たった箇所から切り込みを入れたほど散開していく金属。心臓辺りに撃てば大動脈を傷つけ肺にも入り込む。

まあ、風なのでそこまではできないが散開はする。ただでさえも1の力を使えば10以上の風の力が返ってくる俺の魔法。

的に当たった瞬間に圧縮された風が散開した。ポッと間抜けな音を出した後、何も起こらなかった。


「……はっ、虚仮威し……」

「……」


俺は無言で的へ向けて魔法を撃つ。的に当たると真ん中の部分がガコッという音を立ててはずれ、地面へ落ちる。


「これで良いですね、では」

「………」


教師共々驚いている奴らがいるが俺は疲れた。

ガキの相手は疲れるんだ、殺したくなるほどに。妹は別だが。


「わっわぁ〜!避けて〜!」


もちろん避けることはしない。そこで壁だし、ぶつかっているのを見るのも嫌だからな。…はぁ、面倒臭い。

俺は風の塊を背中に展開。そのままぶつかってきた女を受け止める。


「…危ないな、今度からは気をつけろ。廊下は走るところではない、だろう?」


俺は壁紙を見ながら言った。


「は、はい。すみませ……」


彼女は俺の顔を見て固まった。そんなに驚いてどうした?んだろう。


「……はぅうぁ…………」


ぽしゅう、と何かが抜けた音がすると彼女は顔を真っ赤にして倒れた。え、病気か!?

仕方ねえ、連れてくか。保健室まで。えーと、何処だっけ。ここか、遠いな。

……………… はあ、面倒だ。

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