く、封印させし私の右腕が!!
アリスは任務という単語を聞いた瞬間彼女は目の色が変わる。絶対にこの村から出たくない。
彼女は右手に巻きつていた包帯を取り、自身の魔力を右手の魔法陣に込める。
彼女の魔法陣は魔力を制御できるのだ。そのため彼女は膨大な魔力を扱うことができる。
そして彼女は魔法陣を展開し魔術を発動する。
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その前に魔術とは何か。そもそもこの世界は一万年前に魔力はまだ存在してなかった。しかし何かが起こりこの世界に魔力が存在し、それを人間、魔物、竜が扱えた。貴族や王族は魔力を応用し魔術を使えることが実験により知ったが、そのことを公表しなかった。魔術が反乱に使われることを恐れたのだ。そのため、その時代は魔物や竜が魔術を使い猛威を振るっていた。
しかし二千年前ついに魔術の存在が発覚する。始まりの魔術師、『デスヨ・ハジマリ』によって。
そして魔術は急速にこの世界に普及していった。魔術は一般的には詠唱なしではできないがそれを成し遂げた一人の天才魔術師が誕生した。その名も『ナシ・エイショウ』である。
それから、この世界の魔術師は詠唱をするかしないかの二つに別れていった。そのため無詠唱は珍しくない。
しかし威力は落ちる。それは当然である。本来やるべきことをやらなかったらもちろん何かが下がる。
という常識を覆した一人の天才がいた。その名は、『アリス・イートン』今まさに魔術を発動させようとしている本人である。しかしそんな彼女を前にしてもマイク・ユラシアは怖気ついてもいない。
彼は彼女の魔術を避け切れる、絶対の自信があった。なぜなら彼は文字通り、『神速の魔術師』なのだから。
彼の得意魔術である光魔術はただ光属性の魔術を使えるだけではなく、自身が光となって移動できるからだ。
そしたら彼女がマイクに話しかける。
「逃げようとしても無駄ですよ。あなたの周りに、結界を張りました。逃げ場はありません」
マイクの顔が少し青ざめる。もしかしてこの魔女は自分の魔術にも気づいて、、、
そんなことを思った矢先、彼女のメイドのマーガレットが白い髪を揺らしながらアリスに近づき、魔法陣にマーガレットの魔力を流し込む。
すると、アイリスが右手を押さえる。
「く、私の封印されし、右手の魔法陣が疼く!」
彼女はそう言いながら倒れ込んだ。マイクはホッと胸を撫で下ろす。
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アリスは目を覚ました。そして彼女は自分がまだ夢を見ていることに気づく。
世界が逆さに見えているのだ。
そして体も動かない。まるで縄でしばられているようだ。そして自分の頭の上(床)に水が入っている桶が置いてあることに気づき、これが夢ではないことに気づく。
そしてマイクが歩いてくる。
「さっきはよくもやってくれましたね」
どうやら怒り心頭のご様子だ。
「マーガレット助けて!!」
アリスはマーガレットに助けを求めるがマーガレットはこれから起きることに興味津々だった。マイクの手が近づいてくる。
「さて、冗談はここまでにして、」
彼はアリスが縄に縛られ吊るされているまま話を続ける。
「あなたに国王陛下直々のお願いです。去年から国有数数のの魔術の名門『国立アマネス魔術師学園』に国王陛下の娘と息子、つまり、王女と王子が通っておられます。」
「しかしその子供たちは本来、生きていてはいけない子供達でした。」
「え、なんでですか?」
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『今から15年ほど前、王宮に双子が生まれました。この二人の子供が現在の王子と王女でした。本来はめでたい事ですがこの二人は国王の血と普通の家の使用人の血を引いていました。その頃、国王は自分の世継ぎが生まれず困っていました。そのため自分のメイドにまで手をかけてしまったのです。そんな一夜の過ちから誕生したのが王女のソフィア・アマネス、と王子のカイ・アマネスでした。しかしなかなか子供ができない王様はこのことにとても喜びました。しかし、そんなことを国王の妻とその外戚は許しませんでした。そのため公式の記録ではその子供は現在の皇妃の子供ということになりました。そんな訳ありの子供を安全に育てられる訳なく幾度となく暗殺者たちが狙いましたが全て撃退しました。しかしどんどん暗殺者たちも本気になり、先日ついにはなんと皇妃まで暗殺されてしまいました。そのため国王は三賢者の中で暇そうな永久の魔女に護衛の依頼を出しました。』
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「と、こんな所です」
「つまり、私にだされた任務は王子や王女の護衛ということですか?」
「つまり、そういうことです。」
「いや、無理です。ただの護衛ならいいですけど、学園での護衛なんてつまり、人間がいるんですよね?」
「いや、それはいますよ。」
「じゃあ無理です。お断りします。」
アリスは真剣な顔で言う。
「はぁ、わかりました。貴方の意思が固いならこちらにも考えがあります。」
「貴方では私には勝てませんよ。」
「いや、貴方が断るのなら、貴方の名前、住んでる所、などなどいろいろ情報を公開してもいいんですよ。」
「貴方は三賢者の中でも謎に包まれた存在として人気が高いです。なので貴方のことを一回でも見ようとたくさんの見物客がここに集まるでしょうね。」
「え?」
「まあ仕方ないですよね。意思は固いんですよね。じゃあしょうがないですねぇ」
「せ、性格が悪いです。」
「人間は性格が悪いんですよ。忘れたんですか。」
「く、わかりました。では私は陰ながら護衛すればいいんですね。」
マーガレットが口を挟む。
「まさに、テンプレですね」
「マーガレットどこで、そんな言葉知ったの、、、」
「いや、陰ながらではなく貴方は学園に通ってもらいます。」
「え!?」
マーガレットがまた口を挟む。
「これこそ真のテンプレですね。」
「見た目は15歳くらいだから大丈夫ですよ。」
マイクが言う。
「えええええええええええええええええええ!?」
アリスが声を驚愕の声を上げた




