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▽幕・●◆年前 ▲月の●◇日
少女は胃の中のものを吐き出した。
吐き出すものが無くなって血まで吐いた。
それでも拒絶は治まらない。
内臓まで吐き出してしまいそうなほどだった。
「…無理か…。」
分かってはいたが、どこまでも徹底的に駄目らしい。
ここまで生かしておくこと自体が害悪になる人間がいるとは思わなかった。
この俺以外に。
少女に逃げ道は無い。
他人を殺してしか生きられない。
……もしかすると俺もいつかは…。
それでもきっと少女は生きたいと願うのだろう。
生きていこうとするのだろう。




