↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
食屍鬼と愉快な殺人日記  作者: 莉子
閑話・十月の虚飾の章
125/330

三幕・十月の三十一日 そのに



ジャックは今泣いてるのかな?


よく分かんないや。



僕も仮面付けてるし、大きなかぼちゃ(ジャッカランタン)の被り物の奥は全然見えない。


ちょっと肩は震えてるけど、笑ってるんだか何なんだか。



早く泣いてすっきりして欲しいんだけど。



泣きそうなのに、何ともない顔をしようとしてるらしい今のジャックはなんか嫌い。




『私に嘘を吐くのは良い。でも、自分に嘘を吐くのはやめて。』




あの映画のヒロインの台詞が頭に浮かんだ。




うん、そーだよね。



人を騙すのは騙される方が馬鹿。


でも、自分を騙すのはする方が馬鹿。



《傲慢》なジャックには、そんなのは似合わない。



だから、早くいつもの不愛想で、我儘で、完璧強固な自信にあふれたジャックに戻って欲しいなぁ。





…あ、そっか!




ジャックは《傲慢(プライド)》だもんね!!


僕が目の前に居るから無理なのか。




もー…仕方ないなぁ。


僕、これでもジャックよりお姉さんだし?


気を利かせてどっか行ってあげるとしよう!













……そういえば、何で泣きそうだったんだろう?


なんかやり遂げたみたいなスッキリした様子だったのに、泣きそうなんて意味わかんないや。


でもまぁ、ここ最近何となくピリピリしてたのが無くなったみたいだし良いかな!







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。