魔女
「間違いねぇ!!こいつが魔女だ!!」
「バレちゃしょうがない・・・」
その声に思わず足が止まる。
「フハハハハハ」
いどっちの身体が白煙に包まれる。
白煙は紫色に変わっていく。
「いどっち!?」
そこに、いどっちの姿は無かった。
黒装束に、とんがり帽子、古びた杖
そして、
「おばさん!?」
「誰が、おばさんだ、てめぇ!!」
魔法で吹き飛ばされる私。
「ぐっ・・・」
(いきなり話変わるじゃんか!?急展開すぎるって!?)
「逃げろ!!俺達が敵う相手じゃねぇ!!」
男たちが一目散に逃げていく。
「見習い魔女ごときが、、、この私に勝てるとでも・・・」
「いどっち・・・」
(急展開すぎるよ・・・頭が全然追いついてないよ・・・てか、こいつ誰だよ・・・)
「私の名はマレ◯ィセント・・・長い間、サラマンカの森に封印されていた」
「え・・・」
(大丈夫なの!?ウォルト・ディ◯ニーはまずくない!?巨大利権に物語ごと消されちゃわない?!)
「大丈夫だ・・・」
「え・・・?」
「こんな弱小なろう作家の低俗作品など、、、目にも留めないだろう」
「あ・・・そっか・・・」
(っておい!?誰が低俗作品の主人公だ!?)
「ちょっと待って・・・」
(てか、なんで貞◯の格好だったのこの人・・・)
「男が復活のコマンドを間違えたからだ」
「え・・・まさか・・・」
(パチモンカル◯ファーが言ってたやつ!?)
「→↑↓↑↓↓←◯✕△で、アクションボタンを押さなければいけないところを」
「奴は、→↑↓↑↑↓←◯✕△で、アクションボタンを押したのだ」
「え・・・」
(全然違い分かんないんだけど!?てか、コマンド間違えるとマレ◯ィセントが貞◯になるの!?マレ◯ィセントと貞◯が同じ世界線にいるの?!大乱◯スマッシュブラザー◯的な!?)
「どっちかっていうとア◯ンジャーズな気がするが」
「貞◯がアベ◯ジャーズに参戦するの!?」
「いや、知らないわよ。そんなの。」
「アンタが知らなきゃ誰が知ってるのよ!!」
「知らないって言ってんだろ!」
白熱する私達。
「うるさいな、人間どもめ」
私達の前に現れる
巨漢の屈強な男。
「え・・・」
(何か、指輪いっぱい付けてるし!?すごい嫌な予感がするんだけど?!)
「ま、まさか・・・」
「私がこの指を鳴らせば、世界中の人口は半減する」
(あっ、それやめ!?)
パチンッ
「え・・・」
目の前のマレ◯ィセントが
砂のように消えていく。
「え・・・」
(ほんとに消えちゃったじゃん!!そこは、パチモンじゃないのかよ!?)
「フハハハ、これが私の力だ・・・って、え・・・」
巨漢の男も消えていく。
「・・・」
静寂に包まれる。
「え・・・」
(自分も消えてどうすんの!?やっぱりパチモンじゃん!?)
井戸を覗き込む私。
「・・・」
(たま◯っちも消えてんじゃん!!おかしいじゃんか!!消えるのは人だけでしょ!?)
コツコツコツ
井戸のハシゴを降りる私。
「これは・・・」
懐かしのインベーダーゲーム。
喫茶店に置いてあるタイプの据え置き型。
「え・・・」
(重っ!?全然持ち上がらないんだけど!?)
「ちくしょー・・・」
ビュンビュンビュンビュン
今日も、異世界の井戸の中から
侵略者から世界を守る
哀しみの音が鳴り響いていた______




