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現在進行 鳥の国 2  作者: 蓮尾純子
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晩秋の作業   2003年12月

鳥の国から    すずがも通信143号   2003年12月

   晩秋の作業


 10月下旬、導流堤上の草を刈ったり、樹木の丈をつめたりして、カモメたちがいつでも止まれるように仕上げておいたのに、11月に入ってもセグロカモメの姿はちらほら。ようやく13日ごろから数がふえてきました。餌をあてにしているオナガガモたちもぞろぞろやってきて、餌場はにぎやか。放し飼いのカワウ軍団(14~15羽。どうも純野生の若鳥も2羽ほどまじっているらしい)におそれをなして、さすがのセグロカモメも例年の迫力がありません。カワウとカモメが互いにけんせいしながら、白黒入り乱れてアナゴのアラをねらいます。今のところはカワウ軍団の方に分がありそう。

 朝方、丸浜川に白鷺がずらりと入ることがあります。酸欠で水面近くに上がるカダヤシなどをねらっているのでしょうか。サギたちは日中は「さぎどまり」と名付けた観察舎正面の小さな岬に並んでいます。ここ何日かは大・中・小と3種類の白鷺が勢ぞろい。アオサギやゴイサギも見られて、識別講座にはぴったり。

 丸浜川岸のトウネズミモチの木が伸びてきました。実を食べる小鳥を見るにはよいのですが、2階の観察台では3,4台分の視野がふさがれてしまいます。実がなくなったら、思い切って丈をつめようか、と相談しているところ。右手の視野をふさぐ桜と榎も何とかしなくては。1月ごろの大仕事になりそう。

 子ダヌキ6頭は船橋の法典高校自然観察園経由で、無事に放しました。9月24日にペットケージ3つに2頭ずつ入れて運んで行き、プレハブの物置小屋で餌を与えたところ、食べるだけ食べてさっさと姿を消してしまったとのこと。それでも夜のうちに残りの餌もきれいに食べられていたそうです。物置小屋に餌を出しておき、戸を15㎝くらいあけておくと、朝には餌がちゃんとなくなっている、というのがその後も2、3日続いたとのこと。

 2か月も前の「昔」話で、あぶなく書くのを忘れるところでした。みんな、元気でね。

 11月12日、今年初のオオミズナギドリの入院。御蔵島の竹内尚子さんのところからかも知れないね、と言い合っています。それなりに色々、という鳥の国でした。




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