表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現在進行 鳥の国 2  作者: 蓮尾純子
84/98

繁殖成績   2003年8月

保護区はいつも現在進行    すずがも通信141号   2003年8月

   繁殖成績


 強い南風で上がった潮に浸ってしまった小島岬。卵を抱いていたセイタカシギたちは無事でしょうか。不安な夜が明け、朝、セイタカシギが座っていないのを見て、相当ショックを受けました。

 ところが、この日ヒナが2組見られたのです。2羽のヒナを連れた親と、4羽のヒナを連れた親と。2羽のヒナがもう一組の親鳥に激しく攻撃され、くわえてふりつけられる、というショッキングな光景まで見られました。結局のところ、前夜波に浸ったはずの右端の巣で、ヒナが4羽とも無事に(セイタカシギはふつう4卵を抱く)かえったことがわかりました。よく見えていた3つの巣のうち、まんなかの巣は1週間遅れて2羽がふ化。どの家族も2日ほど小島岬にとどまった後、保護区の中の湿地に移動したようです。

 4組目とシロチドリは残念ながら途中で抱卵を止めました。蛇に卵をとられたのでしょう。でも、セイタカシギ3組(ふ化したヒナは計8羽)とコチドリ1組(ヒナ少なくとも3羽)。今年の小島岬、まあまあの繁殖成績です。

 今年はオオバンやヨシゴイはまったく見られず、カルガモのヒナもあまり多くありません。一方では久々にキジのヒナが何組も見られ、カイツブリも順調。カワセミは例年通り中途でいなくなってしまいました。なかなか全部はうまく行かないものです。

 さて、田植え後1ヶ月、田の草取りがはじまっています。「ちょっと様子だけ見に」と言って出かけた「米奉行」の瀬戸山さん、ばっちりショートパンツに着替えて2時間近く草取り。泥んこになって戻ってきました。「第四系列の4枚目はいちおう終わり。今度はみなと池の棚田ですね」

 昨年はあわや根絶か、と心配したミズアオイも、今年はわりあいよく育っています。マスクラットがあちこちで見られるとのこと。これで、ウシガエル以外の蛙の声が聞かれれば最高なんですけれどね。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ