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現在進行 鳥の国 2  作者: 蓮尾純子
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野鳥病院大改修   2003年6月

鳥の国から    すずがも通信140号   2003年6月

   野鳥病院の改修


ホッ ヒッ ホイッ

 仮設禽舎でコリンウズラのボブくんがよいご機嫌で鳴いています。ジュズカケバトの声もよく聞こえます。野鳥病院大改修(実際にはあまり外見が変わってはいないけれど)でお引越しした鳥たち、だいぶ落ちついたみたい。もっとも、間もなく鳥を戻す作業が始まるので、まだしばらくは大騒動が続くのですが。

 いやあ、予想はしていたものの、本当にここまでおおごとになるとは思っていませんでした。仕事がたいへんという意味ではありません(たいへんだったけど)。日ごろ、入院患者で満杯の大部屋がきれいに空になって、壁を含めた大掃除が終わったとたんに、どこかの誰かさんが何気なく言い出して、なぜかみんなぱっと合意してしまったんですよね。誓って、言い出したのは私ではありません。

「壁の石膏ボード、汚れがしみこむので、ペンキを塗った方が掃除が楽ですね」

「プールはざらざらになって洗いにくいから、モルタル塗り直した方がいいですよね。角も丸くした方が後々のため」

「個別禽舎の壁も、当然、ペンキを塗り直すんでしょ」 おいおい……

 業者さん(三和建装さん)が豪華堅牢たる仮設禽舎を仕上げてくださったのが4月22日。セメントの乾き待ちの間に、雨よけや止まり木をつけておき、24日には「それっ」。中部屋のキジバトから始めて、大部屋のハトぜんぶとバン・オオバン、それにサギ類のうちでいちばん弱い(体が弱い・立場が弱い・気が弱い)ダイサギの赤、コサギの赤+新入りの黄、アマサギを移し、あわせてカルガモほぼぜんぶを丸浜川に放しました。

 大小二部屋にわけてある仮設禽舎の小さい方には、中部屋収容の他種のハト類・シギ類やボブくんを移しました。秋恒例の「員数チェック」(全個体を捕えて体重や健康状態をチェックし、カルテと照合する)にまさるとも劣らない大騒ぎ。



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