昔っていつのこと 2003年2月
保護区はいつも現在進行 すずがも通信138号 2003年2月
「昔」っていつのこと
観察舎スタッフの間(というより、私の気持の中だけかな)では、だいたい2~3週間前は「昔」ということになります。2~3か月たつと「大昔」、1年前は「忘却の彼方」。つまり、隔月発行・すずがも通信の前号に書いたことは、たいてい「昔の思い出」。それほどあわただしい暮らしをしているわけでも、毎日が天変地異や急転直下の連続というわけでもないのに、どうしてそうなるのかよくわからないのですけれど。あ、そうか、よーく考えてみると、ただ単に私が忘れっぽいだけなんだ。
さて、「昔」からこのところ、ずーっと「泥の乾き待ち」をやっています。たしか9月のうちに、新浄化池第三系列は今冬水を入れず、ていねいに手入れをしようと決めました。特に第三系列12枚目については、妙典の土地区画整理組合からいただいた蓮田の土から芽生えた蓮の勢いがこの夏とても悪くて、どうしたらよいかとあれこれ話し合った結果、徹底的にヒメガマの根をとったり、堆肥を入れたりとあれこれ試してみようということになりました。ところが、そろそろトラクターが入れるかな、という時期になると、必ずまとまった量で雨が降ります。例年、12月から1月には1ヶ月近く乾燥が続くものなのに、第三系列12枚目では降雨による水たまりがいっこうに消えません。
蓮対策のひとつとして、どこか一角についてはヒメガマの根に届くまで泥を掘り、根をとってしまおうという案が出ています。ヒメガマの根はちょうど蓮と同じくらいの深さにあるので、競合しているのではないかというのがその理由。でも、根の深さは30~40㎝。スコップやトラクターでふつうに届く深さは15~20㎝です。スコップで3回掘る深さまで掘り返そうと思ったら、労力や手間がおそろしくかかる上、かけられる時間から考えると、せいぜい2~3m四方がやっと。迷った末、思い切って年末年始にユンボ―を借りることにしました。




