管理作業(土木工事部分)あれこれ 2002年12月
保護区はいつも現在進行 すずがも通信137号 2002年12月
管理作業(土木工事部分)あれこれ
保護区を潤す水源、家庭排水のため池である通称「どぶ池」の塩分濃度上昇を食い止めるため、ポンプの位置を海水の流入部近くから少しでも遠ざかった場所に移すための配管工事。砂利等でしっかり固めた土手を掘る作業はなかなかはかどりませんでしたが、いちばんたいへんな直線部分の掘りや埋め戻しまではほぼ終了。あとは欠けている部材の入手を待って仕上げます。東京環境工科専門学校からの実習生、高原大輔くんにもずいぶん土方作業をがんばっていただきました。カエルやタニシの次世代のためにも、塩分濃度の低下を期待しています。
竹内が原の手入れ作業が思うようにできなかったこともあり、新浄化池第三系列に今冬は水を入れず、蓮田の堆肥入れそのほかの手入れ作業をていねいにやろうと計画しています。棚田の1~12枚目に水を入れないかわりに、13枚目には長靴池からの水を入れておこうということになりました。
配管等は、例によって大黒柱1合さんが計画から実行までやってくれて、結局のところ、長靴池に2台設置されている水中ポンプの1台分を、長靴池の中を横断したホースで渡して、13枚目に入れています。タイマーによる水量調節もできるし、目下順調。このあたりにしかいないアオイトトンボの産卵場所確保のため始まった揚水方式ですが、もしかすると、後々まで使えるものかも。
ずいぶん前から出ていた大柏川調整池の砂質残土を保護区内に搬入する計画がいよいよ具体的になりました。千葉県の真間川改修事務所の実施業務で、(株)大進工業が請負。たぶん年明けから、約2500立方mの砂(4トンダンプ1000台分)が小島岬に搬入されます。工事に先立っては、通路を砕石で補強し、必要な部分には鉄板を敷いて搬入に備えるとのこと、
小島岬のかなりの部分に貝殻まじりの砂が積まれることになります。来年こそ、コアジサシたちに安心して来てほしい!
よい方向をめざす動きは、少しずつでも続いて行くといいなあ。
やっぱりいつでも現在進行中の保護区です。




