稲の収穫 2002年12月
保護区はいつも現在進行 すずがも通信137号 2002年12月
稲の収穫
黒米・コシヒカリ・秋錦、と刈り進んだ稲は、あとメグロモチ(緑米)を残すのみ。10日ほどのうちに刈り取って稲架で干すことになるでしょう。
10月は管理作業のしめくくり時期。干草とりこみ用を除いて草刈りは終了。稲刈りや脱穀、配管工事(塩分濃度上昇対策として予定しているどぶ池の揚水ポンプ移動のため)等が作業の中心になりました。11月中にはカワウコロニーの手入れ(枯死木の倒壊防止、営巣拡大防止のためのロープがけなど)、新浄化池手入れ等を予定しています。
今年の水田作りは、実の入った籾の収穫にこぎつけました。昨年はもののみごとにスズメに食べつくされ、実が残らなかったばかりか、稲藁までコシが弱くて使いものになりませんでした。今年はスズメの人気はなぜか赤米に集中。赤米だけはほとんど完全に消え失せましたが、同時期に実った「秋錦」にはあまり手がつけられず、もっと早く収穫した黒米に至っては、稲架にかけた後もほとんど食べられずにすみました。食味の差?
おかげで、今年は南行徳小学校からお借りした脱穀機と唐箕が大活躍。いちばんたくさんできた「秋錦」の脱穀は、保護区内に脱穀機を運んで、年少男衆3人が1日がかりで終わらせてくれました。その後で、実と反対の側を脱穀機にかけて、葉などをすきおとす(藁すぐり)の作業も終えました。これでいつでも藁を使うことができます。特大のしめ縄なんてどうかしら、とか、講師をお願いしてわらじ作りを教えていただこうか、とか、あれこれ話が出ています。
昨年、デモンストレーションという程度で観察舎脇で脱穀(実際は、「脱殻」だった!)をやってみたところ、通る人がみな懐かしがったり、珍しそうに足をとめ、やってみたいという方もけっこうおられたので、今年は「しんはま収穫祭」という行事(10月27日実施)の一部にしてしまいました。




