高校生の職場体験 2002年8月
保護区はいつも現在進行 すずがも通信135号 2002年8月
高校生の職場体験
6月26~28日の3日間、浦安高校2年の男の子が2人、「職業体験実習」で観察舎に来られました。専門学校や獣医学科、また先生方の施設ボランティア研修等で、実習生の受け入れは手慣れており、楽しみにしていました。達夫さんを中心に指導に当たりましたが、高校生とはこういうものか、と、かなりびっくり。
2人ともたいへんすなおでまじめなよい子でした。でも、もののみごとに生活体験、人間体験が欠けています。包丁でパンを切ることひとつにも、頭や手を使う経験が必要なことに気づかされました。
「職業実習」で観察舎にわざわざ来てくれたのだから、他ではできない体験をしたり、これはできた、という自信を持ってほしかった。デッキブラシや包丁が使えなくても、お皿が洗えなくても、そんなことはどうでもよい。やって覚えればよいのですから。でも、これをやりたい、これをなしとげたい、という願望をこの子たちに持ってもらうことができるのだろうか、と、考え込んでしまいました。
「臭かった」「いやだった」「気持ち悪かった」「つらかった」「疲れてすぐ寝た」……かわいそうになるくらいの感想文の最後に、「楽しいところに来れてよかった、また来たい」とありました。少なくとも、受け入れ側には得がたい体験でした。
間もなく梅雨明け。水位を下げ、水を下池にダイレクトに回すという竹内が原の干上げ第一段階スタート。生きものがあふれかえる池を干すという気の重い作業開始です。ま、夏は乗り切らなくてはね。肩の力を抜いて、自然体で、何とかやって行けるかな。
6月8日に植えた5品種もの稲が、6枚の棚田ですくすくと伸びています。水調整もほどよくできているし。
風にそよぐ苗のように、気楽に育って行こうっと。




