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現在進行 鳥の国 2  作者: 蓮尾純子
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現場打合せ   2002年2月

保護区はいつも現在進行   すずがも通信132号  2002年2月

   現場打合せ


1月初め、常勤スタッフ3名(大黒柱1・2号氏と私)で保護区の中を歩きました。現場の様子を見ながら作業の方針を打ち合わせるというもので、2人ずつでの相談の機会は時々あるものの、3人そろって出るのは何カ月ぶりかしらん。

 年明け早々であたりは真冬のさなかなのに、もう3月の繁殖地整備へ向けて、あれ、これ、とやるべき仕事が挙げられて行きます。なんとなく安心してしまいました。「年長さん」が手とり足とりでリードする時代は過ぎたんだ。「肩を並べて」やって行く、というより、進行方向を見て障害物や最短距離を見定めるだけで、推進そのものはみんながやってくれるみたい。まだまだわからないことばかりだけれど、生きものたちの採点を謙虚に受け止める心さえあれば、きっとなんとかやってゆける。


 カワウの繁殖が始まっています。昨年よりはいくらか遅めで、数もまだ少なめ。ロープをかけた区間にもしつこくがんばっているきれいな繁殖羽の成鳥が4組ほどいます。昨日から、夕方のねぐら入りの時間におどかしに行っているところ。

 湾岸道路沿いの管理通路のブロック塀には、3年前に25mごとに距離を入れています。225m地点から275m地点と、340m地点から375m地点にかけて、2カ所のマテバシイ木立にトラロープをかけました。その間を含め、計150mのカワウコントロール地域。できればここには巣を作らせないつもり。

 忙しいスタッフに無理を言って、観察舎や保護区の中からでもわかるような目印を100mごとにつけてもらいました。2本つなぎのメダケの先に、古い作業用手袋などで変なかっこうの目印をつけたもの。後ろの建物や道路標識と組み合わせて、一望すれば100mごとの区分けができるというもの。今のところうまく行っています。今年の繁殖時期が終わったら、営巣用のやぐらをためしに設置するプランが具体化しそう。大きく育った木立の一角には巣を作らないように、木が枯れたところにはやぐらを設置して巣を作ってくれるように。コロニーの存続がうまくできるといいなあ。


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