立春前 2002年2月
保護区はいつも現在進行 すずがも通信132号 2002年2月
立春前
青空に桜の枝先の冬芽がつやつや光り、ロウバイが馥郁たる香りを漂わせて、大好きな「立春前の待機の季節」です。
トウネズミモチの黒い実は、年末に入って一挙になくなりました。いろいろ種類がある赤い実は、もちろんその前に消えています。キカラスウリの大きな黄色い実は健在ですが、若い芽やつぼみ、そして虫たちが動き出すまで、小鳥たちには苦しい時期が続くはず。
晴天続き。大黒柱1号の一樹氏が「年少さん」(20歳代までを年少さん、30歳代から年中さん、50歳以上を年長さん、と呼ぶことに勝手に決めました)を助手にこまめにトラクターを動かして、水気が消えない新浄化池三系列中央部以外を無事に終わらせてくれました。中央部の棚田3枚については、隣接する四系列から水が動くらしいので、四系列の水位を下げて様子を見ることにしました。ずっと水をつけておいた四系列を冬のさなかに乾かしてしまったらたいへん。水を止めたり入れたり、手まめな調整をしています。
11月末から12月はじめにかけて、南行徳小学校から足踏み式脱穀機と唐箕をお借りして、観察舎横で脱穀実演をやりました。今年は甘みの強い品種のせいか、収穫時期のせいか、ほとんどが田んぼに稲として立っている間にスズメに脱穀されていて、「これでは脱穀ではなくて、脱殻じゃない?」と笑われましたけれど、雰囲気を味わっていただくことにしました。「懐かしいね」と足を止める方、「昔さんざんやらされたからもういいわ」という方、「初めて!」とわくわくの学生さん。みんなで楽しませていただきました。ほんとうはずっしり重い籾が収穫できればよかったのですけれど.




