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現在進行 鳥の国 2  作者: 蓮尾純子
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VIPではないけれど   2002年2月

鳥の国から   すずがも通信132号  2002年2月

   VIPではないけれど


 11月、大黒柱さんたちの執刀でわりあい大がかりな手術をしたカワウ(翼切除)、ニワトリ(そのう破裂で蛆がいっぱい)、ヒドリガモ(何カ所もの大裂傷)が、どれも元気になりました。ニワトリは、カワウ、カルガモ、ダイサギと同居の鳥を手当たり次第におさえこんで交尾しようとするので、丸浜川に追放。ヒドリガモももうすぐ放せるはず。いつでもメデタシで終わるわけではないけれど、少しでも腕を上げて回復する鳥を増やしたい。

 でも、生き死にの決め手はその鳥のもつ天命なんだろうなあ。私たちは、ただ生死を間近に見せてもらっているだけ。そうした立場にいさせてもらえることを、とてもありがたく思う時があります。


 大晦日の朝、観察台でタカを見ていたスタッフの前にふわっと舞い下りたヘラサギ若鳥くん。セグロカモメやユリカモメがずらりと並ぶ導流堤の上に降りたんですよ。ほんの15分ほどで海を目指して飛んで行ってしまい。一瞬の出会いで終わりと思っていたら、その日のうちに保護区に戻ってきて、1月12日現在もまだいてくれています。もっともここ数日は観察舎から見える位置ではもっぱら寝ていますけれど。年末年始とも、ユーモラスなヘラサギくんの立居振舞に気をよくしている鳥の国でした。



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