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練習生オーディション4

残ったのは私を入れて6人。

残ったメンバーはリングの上に上がるようにと指示を受ける。

自分はまだプロレスラーじゃないし、練習生でもない。

それでもこの場に立てることにすごく緊張している。


私たちの前に斉藤コーチが立つ。


「さて、それじゃあこの後はまずはトレーニングを見せてもらう。腕立て30、ライオン30、腹筋50、背筋50、スクワット100、ジャンプスクワット50!これを1セットとして、3セット。その後はマット運動だ。前転、後転、開脚前転、開脚後転、倒立前転。最後にブリッジ2分。10分の休憩後に始める。質問のある者はいるか?」


ものすごいメニューにたじろぎそうになる。

だけど、これはプロレスラーになるために必要なもの。

絶対やりとげる!!


「よし、質問はないな。では10分後から開始する。今のうちに給水やトイレは済ませておくように」


数十分後


腕立てだけでもきつい。

そこにライオンプッシュアップが入る。

腕立て伏せの体制から大きく足を開いて、腕を曲げると同時に、両腕の間に頭を入れる。

そして腕を起こす時に胸を剃らせて腰を落とし、元の体制に戻る。

これがとにかくきつい。

でも私は大きな声で回数を口にしながら必死にこなしていく。


腹筋、背筋、スクワット。

身体中の筋肉が悲鳴を上げる。

コーチが鳴らすホイッスルに合わせて筋トレメニューをこなしていくみんなに少し遅れそうになるたびに歯を食いしばり、

マット運動も終えて、最後のブリッジまで、

私はどうにか全てのメニューをこなし切った。


身体中の筋肉が悲鳴を上げる。

でも、誰も脱落者は居なかった。


※ここにあるトレーニングメニュー等は、筆者の想像です。

実際の内容とは異なります

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