第10話 カイ・ジエンとミノ
フェイルが目を覚ますと、そこは診療所のベッドの上だった。
「いてて...」
左手にはガッチリと固定された包帯が巻かれていた。隣のベッドにはミノが座っていた。
「あ!フェイルさん!目が覚めましたか!」
ミノも怪我はしているようだったが、フェイルよりは軽傷だった。
ここに運ばれるまでの事情を聞いたらしいミノは、フェイルに対して感謝の言葉を並べた。
「いやいや、俺達ももっと早く助けにいければ、痛い思いをさせずに済んだのに。すみません」
「悪いのはアイツら貴族共なんです」
そういうと、ミノは自身とカイ・ジエンの身の上話を始めた。
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カイ・ジエンは貿易の街キタサン、そこの国の貴族『シュヴァルツ家』の末子だった。
その当時、彼はまだ10歳であったが頭脳明晰で親や兄弟からも期待の眼差しを向けられていた。
日々勉学に励み、街を代表する貴族、そして商人としての道を着実に進んでいた。
そんなある日、彼は突如として独房に入れられる事となる。
「どうして!母さん!」
母親は嫌がるカイ・シュヴァルツを無理やり独房に押し込んだ。
屋敷の地下にある独房。埃まみれで数年は使われていない事がわかる。
「ひっ」
その独房に染み付いた血痕からは、過去どのような凄惨な事が行われたのか、想像する事も痛ましい。
「お前は私の子ではない」
「どういうこと!?」
「私はあやつに騙されていたのだ。お前は、父親が奴隷との間に作った不義の子だ。その様な子は我が家に存在してはならない」
確かに屋敷では奴隷を買ってきて使役していたし、やけに女性が多かった。
「お前のことについては、父親も、兄弟姉妹も了承済みだ。『消えて欲しい』とな」
「そんな...」
「だが、直接手を下すことはない。安心して過ごせ」
そう言い残して、母親は牢屋の前から姿を消した。
その後も本当に、何も手を出されることは無かったし、兄弟姉妹もやってくることは無かった。
何もされないという事は、食事すらも運ばれないという事だ。カイ・シュヴァルツは日に日に痩せ細っていき、3日経つ頃にはすでに身動きがとれなくなっていた。
「あ...あ...」
言葉を発する力もなく、ただ絶望して横たわっていた。
「ほう、まだ生きておったか」
母親が兵士を連れ独房の前に現れ、扉を開けた。
「か...あさ...」
兵士はカイ・シュヴァルツを持ち上げ、外へと連れ出した。その日は暴風雨で、誰も外へは出ていないほどだった。
馬車に乗せられら数十分経つと森の中に着いたようだった。
「さようなら」
母親に蹴飛ばされ、荷馬車の中から、土砂降りの雨が降る森の中へと転がった。その後、馬車はすぐに立ち去っていった。
「う...ぐう」
空腹、痛み。体の不調はピークに達していた。だがそれ以上に精神が、心がすでに壊れていた。
だが、これまで飲まず食わずだった為、この大雨のおかげで口を開けていれば水分を補給する事ができた。ぼうっとしていた意識が、次第に戻ってきた。しかし体は思うように動かせない。
「どうして、こんな目に遭わなきゃいけないんだ」
己の不幸を、身の上を、力の無さを呪った。
数刻が経ち、雨にさらされ続けたせいで体温が奪われ、完全に動けなくなった。意識だけはある。だが体は動かせない。
「グルルルル」
そこに1匹のゴブリンがやってきた。体はそこまで大きくないが痩せ細っており、食料を欲しているようだった。体の動かせない人間の子供。これ以上ないごちそうだろう。
「俺は、意識を持ったまま、生きたままコイツに食われるのか」
ゴブリンは口をぱくぱくしながら、上着を脱がせ、腹部を出した。
「死んだ後、絶対にあいつら呪ってやる」
ゴブリンが腹部に齧りつこうとしたその時だった。
ピシャン!
ゴブリンとカイ・シュヴァルツの元に落雷が直撃したのだ。
「グガガガガガガガカ!」
ゴブリンは落雷による物理的ダメージ、さらには感電によって、死亡した。
「う、ああああああ、あ!」
ゴブリンのすぐ下に居たカイ・シュヴァルツは、雷の直撃を免れたものの、ゴブリンを貫き、残った電撃に襲われた。
カイ・シュヴァルツも感電によって死ぬはずだった。
「うあ、あ、あ、あ、あ...」
「...?」
カイ・シュヴァルツを苦しめていた電気の流れがピタッと止まった。それどころか、体が動くようになった。
「一体何が...」
自分の手を確認すると、うっすらと電流が走っている事がわかった。
カイ・シュヴァルツは高い魔力を持っていた。身体が死のうとした時、魔力は自ずと体から出ていき、自然へと還る。しかし、それが電撃によって体の周りに滞留した。
その結果、カイ・シュヴァルツの魔力と電撃が混ざり合い、それが身体に吸収されたのだ。
そして、その高い魔力はエネルギーとしてカイ・シュヴァルツの深刻なエネルギー不足を補った。
「...」
カイ・シュヴァルツは悟った。きっと、これは神様がくれたチャンスなのだと。自身を見捨て、苦しめた者達に復讐する機会をくれたのだと。
だが、カイ・シュヴァルツが殺人という形で復讐する事は無かった。
彼は、彼の家族の命を奪うよりも、カイ自身の能力で商人として成功し、見返してやるのだと、そう決めたのだ。そして、シュヴァルツという名前を捨て、カイと名乗ることにした。
屋敷で習った丁寧な言葉遣いもやめ、俗っぽい荒い言葉遣いをする様になった。
その後、学んでいた商売の方法や、得た力を駆使し、宝石商人としての道を進むことにした。
貿易の街キタサンと宝石の国リュガルドはかなり距離が離れており、馬車でも一ヶ月はかかる。滅多なことがない限り、街の住人が国へ訪れる事はない。
元家族とは関わらず、宝石商人として商いをするには、リュガルドはうってつけの場所だった。
リュガルドに向かう途中、辺鄙な村で宿泊した際、老年の採掘師と出会った。名をジエンと言った。彼から技術を学んでいたある日、ジエンは持病が悪化し、息を引き取ってしまった。
カイは恩師の名を忘れぬように、そして世に残すために自身を『カイ・ジエン』と名乗ることにした。
時は過ぎカイ・ジエンが20歳になる頃。カイは誰の手も借りず、周りと必要以上に交流する事もなく1人で商いをしていた。
その時、既にカイの作り出す宝石は高い価値がついており、国の中でも有数の宝石商人として名を連ねていた。もっとも、その人間性は怖がられ、近づき難い存在として扱われていた。
カイはいつものように、1人で鉱山に出発し、採掘場へと向かっていた。
いつも通るルートで、リュガルドから外れた森の中。そこで小刻みに震える少年がいた。
「おい」
「...!」
声をかけると、少年はビクリと体を硬直させ、動かなくなった。よく見ると全身があざだらけで、右足に至ってはドス黒く変色していた。
「何があったァ」
「...逃げてきた」
「誰から」
「王女から」
リュガルドでも、貴族達は奴隷を使役しているというのは耳に入っていた。しかし、王女といった国の最高位の人物すら奴隷を買っていたとは思わなかった。
「い、生き残ったのは僕だけだ。他の子はみんな、みんな死んだ!アイツは子供の奴隷を買っては、おもちゃのように弄び、最後には拷問器具を使って死ぬまで痛めつける」
ブルブルと震えながら、自身の体験を話す少年。
「お前名前は」
「...ミノ」
「そうか。お前はこれからウチの店で働け。衣食住は保障してやる」
それが、カイ・ジエンとミノの出会いだった。
そこからは、店のサポート役としてミノは働いた。もちろん、王女にバレないよう、ほとんど店の外に出る事はなく接客もしない。裏方に徹していた。
ミノの心と体の傷がようやく癒え始めた頃、カイと貴族達が揉めたという話を耳にした。
「カイさん!一体何したんですか?」
「あぁ、ちょっと奴隷商を痛めつけてやっただけさ。もう2度とこんな商売出来ねぇようにな。だが貴族達にはどうも奴隷が必要らしくてな」
「そんな、僕のためですか?」
「まあ、それもあるが。俺の商売する国で、こんなクソみたいな商売されてちゃ俺の評判まで下がるってもんだぁ」
カイは照れくさそうに、後ろを向きながら話した。ミノの様な被害が今後出ないように、そしてミノの敵討としてカイは行動したのだろう。
だが、そこからカイ・ジエンは国の貴族たちに目をつけられてしまった。監視のためだとは思うが、店には時々高貴な鎧を着た兵士達が訪れるようになった。それでもミノがいる事はバレないよう、カイが対応したり、カイがいない時は居留守を使って場を凌いでいた。
カイ・ジエンの宝石商人としての力は年々上昇していた。特にその礎となったのは、新たに見つけた採掘場が大きい。そこには強靭な魔物が多く棲みついているものの、上質な鉱石がいくつも眠っており、誰にも開拓された形跡が無かった。
なぜ、カイ・ジエンだけが、ここまで良質な宝石を生産できるのか。女王はカイに疑いの目を向け、カイ・ジエンの見張りをさせて、情報を調べた。だが、彼の跡を追っても、追跡に気づかれ途中で撒かれてしまい、何も分からなかった。
女王は焦っていた。宝石の国では、自分たち貴族よりも宝石の方が価値があると判断される。一概に絶対そうだとは言えないが、基本的なスタンスはそうだ。
つまり、何も生み出せない貴族よりも宝石商人の方が優位性が高いのだ。
しかし、暗黙の了解で、民衆は国王や貴族達に対しては高貴な存在として扱い、国王は国の統治を続けてきた。
だが、ここにきて類を見ないほどの上質な宝石を出し続けるカイ・ジエンが現れた。
現在は宝石の価値そのものは認められているものの、性格的な理由で民衆からの店評判は低い。しかし、ひょんな事から評判が上がってしまえば、自身の立場も危うくなりかねない。女王はそう判断した。彼が奴隷商を潰したという事件を聞き、女王とは相容れない人間なのだと、彼の権力が強まれば私は潰されるのだと。そう思った。
そこで、カイ・ジエンを抹殺する計画を独断で企てた。彼女自身、カイの宝石は認めているし美しいとも思っている。ただ、女王にとっては宝石よりも貴族として、女王としての立場の方が大切だったのだ。
女王は権力を総動員し、城の中でも特に腕が立ち、汚れ仕事をしてきた経験のあるデイブ、ガナーを引き入れた。
そうして、カイ・ジエンを殺すための準備として、採掘場に罠を設置した。しかし、そこにおびき寄せるためのエサが足りていない。そんな時だった。たまたま、カイ・ジエンはの店にに1人の店員がいることが分かった。彼を人質に取り、洞窟におびき寄せればいい、ついでにとっておきの採掘場の場所を聞き出せばいい。
今回の宝石祭の後、これらの条件を揃えてカイ・ジエンの抹殺を決行することとした。
城に予告状がきたことは想定外だったがカイ・ジエンを店から離れさせるチャンスでもあった。
理由をつけて多くの宝石を守らせ、カイ・ジエンの力を削る。カイを店から離した隙に、店の店員を拉致する。そのため、予定を急遽変更し、今回の様な作戦を決行したのだ。
そしてミノはデイブ達に捕まり、カイ・ジエンは宝石の護衛と称して城へと連れて行かれた。
そして、盗賊達による襲撃につながる。
煙幕まみれになり、カイ・ジエンの姿も見えなくなった女王は『カイ・ジエンが異変に気づき、この騒動に乗じて店に戻った』と考え、必死に叫んでカイを呼び戻そうとした。
しかし、カイは逃げるどころか馬車から離れる気配はなかった。
「あぁ、役目はちゃんと果たすぜ。ただ、相手の数が多くてな、宝石をいくらか取られちまった」
カイはこの言葉を女王にかけた時、引っ叩かれるか、最低でも怒られはするだろうと思っていた。だが、女王の反応は全く違っていた。
「...そう。まあ私たちの命が無事ならいいわ。貴方達!宝石の確認をしてちょうだい」
安堵するような表情に落ち着いた対応。ミノの話から察するに、人望に厚く思いやりの心がある人だとは思えない。そのような者がこんな対応をとるだろうか。
カイの不信感はかなり高まっていた。しかし護衛を放棄する理由も特段なかったため、そのまま城へと同行した。
城へと着き、宝石をセレモニー会場へと運んでいる時だった。
「何だ、明らかに手練が少ねぇ。あの盗賊どもが簡単に侵入できたのはこのおかげか」
何度も城へと出入りした経験のあるカイは、この違いに気づいていた。特に、デイブ。やつは城でも店へと監視の際も何かにつけて嫌味をぶつけてくる。幾度か喧嘩になったこともある。そのデイブが、カイの足を掬うチャンスに居ない。ましてや、セレモニーという国の一大イベントの警護をしていない。明らかに何かがおかしいと感じていた。
「ありがとう。カイ・ジエン。せっかくだから、貴方もこのセレモニー見てから帰りなさい」
「あぁ?」
女王直々のお誘いだ。こんな事は今まで一度もなかった。態度が違いすぎる。
「...足止め、か?」
カイは窓際へと走り、自分の店の方角を見る。
「ちっ、遠すぎて見えねぇ」
「ちょ、ちょっと!どうしたのよ」
女王の慌てふためく姿にカイは確信した。何かを企んでいると。
「テメェ!俺の店に何しやがった!」
胸ぐらを掴み、目一杯の威圧。
女王はたちまち涙目になった。
「フ、フフフ!もう遅いわよ!とっくに店の宝石は無くなって、店員も何処かへ行ってしまっているでしょうねぇ!」
「っ!テメェ!」
女王を地面に投げ、カイは窓ガラスを割って外へと飛び出した。
「ちくしょう!ミノ!無事でいてくれ」
体の魔力を最大に活性化させ、全速力で店へと向かう。カイの電撃の魔力を用いれば、その速度は馬車にも引けを取らない。いや、それ以上ともなる速さを出せる。
店に着いた時、そこには縄で縛られた兵士しか居なかった。宝石もミノも姿を消していた。
「おいテメェら!」
倒れた兵士を電気ショックで無理やり起こした。
「カイ・ジエン...。お前があんな奴らと手を組んでいたとは誤算だった。だが店員はとっくに北の採掘場へと連れて行ったぞ」
「あ?何のことだよ。それより北の採掘場つったか。嘘なら殺す」
そう言い残し、採掘場へと向かった。
無論、無尽蔵に最大速度で走れるわけではない。カイの魔力も限界がある。城から店、店から採掘場まででかなりの魔力を使っていた。
「馬車がこんなに...。だが兵士が倒れている。どういうことだぁ」
こうしてカイは洞窟の中へと入っていった。
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「おい、何でもかんでも喋りすぎだぞ」
病室の入り口から、カイが頭を掻きながら入ってきた。
「あ、カイさん。いいじゃないですか。命と宝石の恩人なんですから」
「...まぁ、テメェらには感謝してるよ。ありがとな」
「あら、随分素直じゃない」
そして、部屋にアカリとマカグレンも入ってきた。
「テメェは年下のくせに本当に生意気な野郎だなぁ」
その様子を見たミノは微笑ましく笑っていた。
「やあフェイル。出血量は多かったけど傷口は綺麗だったから、縫合手術は簡単に出来たようだよぉ。無理は禁物だけど、生活する分には問題ないはずだよ〜」
「そうですね。痛みはありますけど体は動けそうです」
「フェイルも起きたことだし、俺たちはもう次の場所へと向かうんだけどアナタ達も着いてくるよね〜?」
「あぁ、頼むわ」
ここは馬車の御者と待ち合わせをしていた村のようだった。3人とカイ、ミノを乗せて馬車はアジトへと出立した。
「宝石、ちょっと貰ってもいいわけ?」
「ああ。構わねぇさ。お前らがいなきゃ宝石は全部盗られてたしな。好きなやつ持ってけよ」
カイの店から盗まれようとしていた宝石は、マカグレンがきっちり荷馬車へと運んでいた。カイはアカリに宝石の入った袋を渡した。
「ウフフフ!城に侵入した時は盗む暇なんてなかったからね、ここで金策しないと!」
目をかがやかせながら、貰う宝石を吟味している。
「一応言っておきますが、俺は要らないですよ」
「好きにしろやい」
「君たち、行く宛がないならうちの盗賊団に入るかい?」
マカグレンが唐突にカイ達を勧誘した。
2人が仲間になれば、盗賊団の収入は大幅に上がるし、戦力としてもかなりのものだろう。
「そんな得体の知れない組織、俺らは入らねぇよ。こいつを悪の道には落としたくねぇしな」
「僕は全然構いませんけど...」
ミノがそういうと、カイはポケットから宝石を取り出した。フェイルから返してもらった、ミノの大事な宝石だ。
「あ〜!僕の宝石!これ、僕が初めてカイさんと採掘場で取った宝石なんですよ」
「...アンタ、そんな大事ものを盗賊との担保に差し出したわけ」
「うっせぇ!お前らが裏切りそうなら力ずくでも取り返してたから良いんだよ」
カイは再びミノの方を向き、宝石を手渡す。
「お前は俺の、カイ・ジエン宝石店の弟子なんだからよ。俺もこの仕事を続ける気だ。お前も着いてこい」
ミノは口を開け、少し固まった。こんな言葉がカイの口から出てくると思わなかったのだろう。しかし、すぐに口は綻んだ。
「はい!カイさん!」
目からは嬉し涙が溢れていた。
「てな訳で、俺らはまあ別の場所で1から商売するからよ。盗賊団には入らねえ」
「そうだね。君たちの意思を尊重するよ〜」
道中、別の馬車が休憩していたので、交渉してカイ達はそちらに乗せてもらうことになった。
「じゃあ、お別れだねぇ」
「皆さん、お元気で!」
ミノは深々と頭を下げる。
「マカグレン、アカリ、フェイル!お前らは俺の恩人だ。店が軌道に乗ってきたら、お前らの金銭を支援してやるよ。そうじゃなくても、困ってたら言えよ。俺が助けてやる」
カイはニカっと屈託のない笑顔で話す。
「ありがとうございます!カイさんも、お元気で!」
盗賊団と宝石商人。普通であれば交わることのなかった二組。今となっては互いの健闘と今後の活躍を讃えあう、ある種の仲間になった。この繋がりはきっと、互いにとって良きものとなるだろうと、そう信じたい。
「じゃあな!お前ら!」
カイ達の乗った馬車が走り出し、マカグレン達三人は名残惜しそうにその姿を眺めた。
そして、マカグレン達も再び次の目的地へと進むのだった。




