退妖の剣士 追憶編前編
黒井春子は思い出していた。愛する夫とその仲間との思い出を
これは健志たちがぬらりひょんとの戦いに勝利した後の話である。ちなみに春子が健志に告白したのはこの後だ。
健志と他のメンバーと集まっていた
健志「空亡との戦いの時に来てくれた女の子がいただろ」
リン「健志の彼女さんね」
健志「だから彼女じゃないって」
律「そう言いながらも顔が赤くなってるぞ」
浩介「春子さんだっけ?その人がどうしたんだ?」
健志「春子のお父さんが経営している温泉旅館に春子が俺たちを招待してくれたんだ」
リン「いいの?」
健志「うん。ぜひ来てほしいだって」
三池「じゃあおことばに甘えて行かせてもらおうかな」
優馬「いままで俺たち、がんばってきたしたまには豪快に休んでもバチは当たらないよな」
健志「じゃあ3日後、温泉旅館 さくらに集合ってことで」
他のメンバー「ok」
3日後
リン「大きな旅館だね」
律「本当にここに泊まっていいのか」
その時、春子が現れた
春子「みなさんようこそお越しいただきました。」
浩介「俺たちまで招待してもらってよかったんですか」
春子「健志のお仲間さんと一度お話ししてみたくて。今日からの4日間、思う存分羽を伸ばしてください」
健志「ありがとう春子」
そして健志たちは部屋に案内された
201号室 健志、律、修斗、浩介、優馬、三池
202号室 春子、リン
部屋に着くと畳の和室が広がっていた
律「めちゃくちゃ広いじゃん。」
三池「最高だな」
健志「一応、トランプとか持ってきたよ」
浩介「ナイス!」
修斗「修学旅行みたいでワクワクするな」
健志たちは部屋に荷物を置いたあと、外に出て
温泉街を冒険した
健志「この温泉饅頭おいしいな」
三池「これ.お土産に買おう」
優馬「旅行ってこういうお土産を買う時が1番ワクワクするよな」
そして日が暮れ始め、旅館でみんなでご飯を食べる前に温泉に入ることにした
女風呂にて
リン「春子さんって健志のこと好きでしょ?」
春子「どうして?」
リン「私の恋愛センサーは誤魔化せないよ。実際のところどうなの?健志やみんなには言わないからさ」
春子「好きです。優しいし強くてかっこいい」
リン「告白する気はないの?」
春子「告白して振られて、気まずくなって疎遠になるのが怖いんです。それで告白しなければ友達ではいられるのかなと思ってて」
リン「告白したほうがいいよ。健志も春子さんのこと絶対好きだよ。私の恋愛センサーを信じなさい」
春子「ありがとうございます。リンさんのおかげで少し勇気が出たような気がします」
リン「私は春子さんのこと応援しているよ。」
そして大広間でみんなで食事をした
健志「おいしそう」
律「刺身や天ぷら、肉がいっぱいだ」
春子「どうぞ召し上がってください」
全員、楽しく食事したあと部屋に戻り
男子部屋ではトランプ大会が
女子部屋では恋バナが行われた
春子「ところでリンさんは好きな人はいるんですか」
リン「内緒にしてくれる?」
春子「もちろん」
リン「修斗ってわかる?」
春子「盾使いの人ですよね。もしかして」
リン「うん、あいつはもともと不良だったみたいだけど、なんだかんだ私のことを頼りしてくれるし、仲間想いだよ」
春子「女同士の秘密ですね」
リン「そうだね」
1日目、無事に終了。
2日目
健志「みんな朝だぞ。」
律「もう朝か」
三池「昨日は遅くまで遊んでたからな」
浩介「まだちょっと眠い」
なんだかんだ全員、大広間に集まると朝食を取ることにした
朝食を食べ終わったその時
旅館の従業員が現れた
従業員「大変です。妖怪が現れ、お客様がたを襲っています」
健志「すぐに行きます。念のため宗近を持ってきてよかった。行くぞ、みんな」
他のメンバー「了解!」
他の客を襲っていたのは
妖怪 タツクチナワ
耳のあるヘビの姿をしている妖怪で水面を泳ぐ。
それが数十体。
タツクチナワ「シャァ」
健志「宗近 青火斬」
リン「雷槍 雷王杖」
健志「森川流 斬雨」
リン「雷突き」
健志とリンは一瞬でタツクチナワを殲滅
二人の戦闘力は大妖怪にも匹敵する次元に達していた。
春子「いままでお客さん以外の妖怪が出現したことはないのに」
健志「そもそもタツクチナワは水の中でしか生息できないはず。なのになんで」
その時、突然空気が重くなる。
健志「妖怪の気配、、、それもかなり強力な」
リン「大浴場の方から感じる」
7人は大浴場に向かったすると
大きな鬼が湯船に浸かっていた
妖怪 湯鬼。本作オリジナルの妖怪。
温泉のあるところに現れ、配下の妖怪を召喚し、人間に襲わせる。また妖力で生成した水を自由自在にあやつる能力をもつ。
湯鬼「ぐわあああ」
いきなり大量の水を健志たちに向けて放つ
健志「森川流 斬骨」
健志が前に出て、横一文字斬りで水を上下に斬る
しかし、水が形状を変え、無数の槍となって
健志を襲う。
健志「森川流 斬雨」
無数の斬撃により無数の槍を切り裂いた
その時、湯鬼が人サイズの鬼とタツクチナワを大量に召喚し、他のメンバーに放った。そして
健志と一対一の状況を作る
湯鬼は水のビームを何発も放つ
健志は持ち前の動体視力でそれらをすべて交わし接近
しかし、ビームが軌道を変え、追尾する
健志「回避は不可能か、なら。森川流 斬天」
回転により、追尾してきた水のビームを弾き飛ばす
健志「宗近 獄炎葬」
しかし、この攻撃を湯鬼は大きな水の壁を展開し防ぐ。
健志「以前戦った船幽霊とは比べ物にならないほどの
物量と技の練度」
そしてさらに湯鬼は無数の水の斬撃を放つ
健志はその一つ一つを刀で弾いていく
だが湯鬼はふたたび大量の水を放つ
健志は手首の柔らかさを利用し、強引に別の技に繋げる。
健志「森川流 斬鉄剣」
鋼鉄をも叩ききる凄まじい豪剣で水を斬った
湯鬼がさらに追撃
水を手裏剣のように回転をかけて、放つ
健志「森川流 龍月」
水の回転に合わせて、横薙ぎ。軌道を逸らすことに成功
健志(炎を貯めろ。火力を上げていけ
あいつの水を蒸発させる)
水の斬撃を突破した健志はふたたび湯鬼に接近
健志が力をイッキに解放し、体と刀に青い爆炎を纏う。
健志「宗近 獄炎葬」
それに対し、湯鬼はいままでとは比べものにならないほどの物量の水を放つ
炎と水が激突し、水が蒸発したことにより白い煙が空間を満たした
煙が晴れた時、立っていたのは、、、
煙が晴れる前、煙の中では
湯鬼「ぐわああある」
湯鬼が健志に殴りかかる
健志が居合の構えをとる
健志「森川流 龍月」
最速の斬撃が湯鬼の腕を飛ばした
白い煙の中を鮮血が舞うなか
健志はトドメを刺しにいく
健志「森川流 斬骨」
健志は突進し横一文字斬りで湯鬼を上下真っ二つに切り裂いた。
そして煙が晴れる
勝者は健志
リンたちも配下の妖怪を倒していた
リン「私たちの勝ちだ」
そして7人の勝利の叫びが大浴場に鳴り響く。
7人は春子の元に戻る
春子「戻ってきたということは」
健志「元凶の妖怪を倒した」
春子「よかった」
しかし、安心したのも束の間
さらなる大事件が健志たちを追い詰める
後編に続く




