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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第二章 樹海の外へ
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第97話 VS魔王

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シルミル教国首都街中。


魔王と俺、ユイ、タクミ、フェンが対峙している。

俺は左腰のムラマサを軽く握り隙を窺う。

まずは勇者タクミと勇者ユイに任せて見よう。


ドルダーク「さあこい!勇者ども。」

勇者タクミは聖剣を振りかざす。

鋭く踏み込みドルダークに袈裟斬り。

ドルダークは大鎌デスサイズで受ける。

そのまま大鎌デスサイズを振り抜く。

タクミは吹っ飛び転がる。

フェンがタクミの元へ行き、回復魔法。


ドルダークは追撃しようと走り出す。

ユイがホーリーランスを放つ。

ドルダークは足を止めて大鎌デスサイズでホーリーランスを払う。

ドルダーク「そんな魔法では俺を倒せんぞ。」


ユイ「1本でダメなら2本!」

ユイのホーリーランスが左右からドルダークを襲う。

ドルダークは右に踏み込み払うと左のホーリーランスも斬り払う。


ユイ「2本でダメなら4本!」

ユイのホーリーランスが上下左右からドルダークを襲う。

ドルダークは一歩引いて大鎌デスサイズを回転して弾く。


ユイ「4本でダメなら8本!」

ユイはホーリーランスを8方向から放つ。

ドルダークは魔力を全身に込め、ホーリーランスを耐える。


ユイ「8本でダメなら16本!」

ユイ「16本でダメなら32本!」

ユイ「32本でダメなら64本!」

ユイ「64本でダメなら128本!」

ユイ「128本でダメなら256本!」

ユイ「256本でダメなら512本!」

ユイ「512本でダメなら1024本!」

ユイ「1024本でダメなら2048本!」

ユイ「2048本でダメなら4096本!」


間段無くユイはホーリーランスを放つ。

しかも数は倍に増えていく。


鳳凰ハピのMPが回復していく歌で、眷属のMPが回復していく。

そして戦場には眷属が大勢いるので、ユイにMP分配でMPをドンドン補給出きるため、ユイはMPが使い放題だ。

ユイ「凄いMPが減らないわ。」


ドルダークは耐えきれず身体中にホーリーランスが刺さる。

すかさず俺はハクのショートワープで、ドルダークの後ろに転移し首をねる。刎ねた首は宙に浮き、切断面から白い糸のようなものが、沢山出てきて切断した首が元の位置に戻る。

そしてホーリーランスが刺さった身体もいつの間にか元に戻っていた。


ドルダーク「なめていたようだ。天晴れ、さすが勇者!そして樹海の皇帝!手に持つ武器は神の刀だな。俺を斬るとは大したものだ。」

「ふむ。斬れるが死なないか。」

俺はショートワープで元の位置に戻る。


タクミが聖剣技を発動する。

タクミ「ホーリーグランドクロス!」

ドルダークを中心に前後左右に十文字の斬り跡が現れる。

ドルダークは膝をつく。


ドルダーク「ふはははは、良いだろう。俺の力も見せてやる。」

ドルダークが禍々しい魔力で覆われる。


レイが左手から出現する。

精霊力で味方を覆う。


禍々しい魔力がドルダークから一瞬で放出される。

ドルダークが倍の大きさになっていく。


変化してるみたいだ、時間がかかりそう。

「今だ!結界準備。」

応龍ハクが右手から出現し右側に移動。

応龍ハク、麒麟コボミ、鳳凰ハピ、霊亀リザが、ドルダークを中心に正方形を描く位置に移動した。

サクラとウィーラが俺の前に転移して来た。


ドルダークが倍の大きさになり、漆黒の禍々しい鎧を着ている。

腹に悪魔の顔が見える。

強力で不気味な魔力が身体を覆う。

ドルダーク「ぐははは、覚悟しろおおお!」


ユイ「何段階か変化するタイプだったのね。」

「変化が完了する前に封印しちゃおう。」


サクラ、ウィーラ「「四霊獣封印発動!」」

サクラとウィーラが魔力を四霊獣に流す。

四霊獣から強固な結界が流れる。


ドルダークは大鎌デスサイズを薙ぎ払う。

魔力の剣筋が俺の方向に飛んでくる。

だが、結界に阻まれ飛散する。

ドルダーク「何!」


四霊獣結界がドルダークを包む。

ドルダークは小さく黒い丸い玉となった。

ハクが黒い玉に近づくと異次元収納に入れた。


タクミ「え!倒したの?」

「いいや、魔王は成長した勇者しか倒せないので封印した。」

タクミ「そうか。ご免なさい。成長が間に合わなくて。」

「気にしなくても良いよ。ゆっくりレベ上げすればいいさ。魔王を殺すと次の魔王が生まれる可能性もあるので、封印のままでも良いかもね。」


周りを見渡す。戦いはまだ終わらない。

「ルシー、外には数十万のゾンビがいるんだよね。どう決着を着ければ良いだろう?」

ルシー「うーん。」

そこに死神デステルが現れた。

デステルが漆黒のクログルの死体を出す。

デステル「自分がしたことは自分で後始末させましょう。」

「なるほど!さすがデステル。」


ルシー「んじゃ。クログルを蘇らせるね。」

ルシーがクログルを蘇らせた。

クログルはリッチとして蘇った。


ルシー「クログル、魔王軍の残党を再眷属化して戦闘中止させなさい。」

クログル「承知しました。」

クログルは宙に浮かび、戦闘中の場所に飛んでいき、再眷属化後に戦争中止を命令していった。


デステル「ついでにこいつも蘇らせる?」

デステルはジョローニの死体を出す。

ルシー「え~。ばばあは要らないよ。」

ルシーは嫌な顔をしている。


スパ1「そんなこと言わずにお願い。ルシーの前には現れないようにするから。子蜘蛛ネットワークを一気に拡大出きるかも知れないのよ。」

ルシー「しょうがないなー・・・。やっぱりデルガにやって貰おう。私の前に現れてもいいけど、私の眷属にするのは抵抗があるわ。」

デルガを召喚してジョローニを蘇らせた。

ジョローニはスパ1の配下とした。


取り合えず一段落だ。

「帰ろうか?」


シレオマ「ちょっと待って下さい。」

「ん?」

シレオマ「シルミル教国はこのままですか?」

「うん、このまま。」

シレオマ「お願いします。樹海帝国の傘下になりますので、復興を支援して下さい。」


そういえば、首都を始め多くの都市がゾンビ化したんだよな。

そして戦争前に食糧難で反乱が頻発。

シルミル教国は滅亡の危機だ。


「そうか。分かった。後で責任者を派遣するので、詳しくはその者と詰めてくれ。シルミル教国の責任者はシレオマで良いのかな?」

シレオマ「はい。有難うございます。」


「デルガ、復興の件は宰相デレイズにさせるが、この戦争の後処理は任せる。」

デルガ「承知しました。」

「皆、帰るよ。」


タクミ「あの。待って下さい!」

「どしたの?」

タクミ「俺も樹海帝国に連れていって下さい。」

「ん~。良いよ。」

タクミ「ありがとう!」

「本当に帰ろう。」

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