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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第二章 樹海の外へ
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第86話 VS商業国家トレセル

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ライゾウに乗ってレイの分身体がオニバル軍に到着した。

オニバル軍は野営中だった。

警備らしい兵士達の前に降りる。

レイはライゾウから降りて、並んで兵士達の前に歩いて行く。

ライゾウ「俺は精霊族代表のライゾウだ!このお方は王妃レイ様だ。オニバルのところに案内しろ!」

兵士「ん?剣聖オニバル将軍を、呼び捨てとはいい度胸だな。」

兵士が腰の剣に手をかける。


オニバル軍には小国群から、オニバルに憧れて加入した新参の兵士も多数おり、運悪くその兵士の前に降りたらしい。


ライゾウは兵士の言葉を気にせず話し掛ける。

ライゾウ「剣聖?いつからオニバルは剣聖になった?」

兵士「貴様、一度ならず二度までも、尊敬する剣聖オニバル将軍を、呼び捨てにするとは許さん。」


兵士が件を抜いた。

瞬間、雷撃が兵士を貫く。

兵士は崩れ落ちる。


兵士達「どうした!敵襲か?」

兵士達がライゾウとレイを取り囲み剣を抜く。


それを見てライゾウが切れた。

「貴様ら!レイ様に剣を向けるとは何事だああああ!」


すると取り囲んだ兵士達は、レイの魔法で刹那の内に、地面から生えたつるに絡め取られ拘束された。


レイ「ライゾウ、怒りを静めなさい。」


更に兵士達が集まって来て周りを囲む。

兵士達を掻き分けて、ライオンの獣人族ライゴー副将軍が現れた。


ライゴー「なんだ、敵襲か?」

ライゴーはライゾウとレイを一目見て。

ライゴー「レイ様!ようこそおいでくださいました!」

最上級の礼でレイを迎える。


ライゾウ「ライゴー!貴様、兵士達のしつけがなってないぞ。精霊王レイ様に剣を向けるとは失礼だ!許さんぞ。」

ライゴー「え?レイ様に!大変失礼致しました。兵士達は後でたっぷり躾ておきますのでご容赦いただきたくお願い致します。」

ライゴーはひたすら頭を下げる。


レイ「まあ、いいでしょう。味方ですから許しましょう。ライゴー、王妃の中で一番温厚な私で良かったですね。ルシー達ならオニバル軍は消滅してましたよ。」

ライゴーは汗をかいて再度頭を下げる。

ライゴー「許していただき有難うございます。二度とこのような事が発生しないよう厳重に注意致します。」


ライゴーは兵士達を見渡す。

ライゴー「お前ら!知らないとは言え、大変無礼な真似をしおって、オニバル将軍と俺の顔に泥を塗ってくれたな!このお方を誰と心得る?俺とオニバル将軍が敬愛する剣の師匠である樹海の王ヒロト様の奥方であり、樹海王国を守護していただいている世界樹、精霊王レイ様だぞ!」


兵士達が動揺する。

そして全員が一斉に土下座。

兵士達「申し訳御座いませんでしたー。」


レイは兵士達を拘束していたつるを消す。


そこにオニバル将軍がやって来た。

オニバル「レイ様、ヒロト様より事前に連絡を受けていたにも関わらず、うちの兵士達が無礼をはたらき、申し訳御座いませんでした。」

オニバルも土下座して詫びる。


レイ「先程許しました。もう良いのです。」

オニバル「寛大なお心、感謝致します。」


ライゾウ「ところでオニバル!剣聖になったのか?」

オニバル「うむ。いつの間にか剣聖の称号があった。これもヒロト様の恩恵であろう。」


ライゾウ「そうだな。ヒロト様のお陰だろう。いずれにしてもそれは喜ばしい事だ。おめでとう。」

オニバル「有難う。こんなところで立ち話も失礼だ。案内する。レイ様こちらへどうぞ。」


レイとライゾウはオニバルに連れられて、オニバルの天幕に向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


小国群の進軍は順調に進んでいる。


商業国家トレセルはいち早く、戦争の終結と友好条約の締結を提案してきたが断固拒否し、一戦して雌雄しゆうを決すると宣告。


商人どもはしたたかというか厚かましいというか。

勝手に魔王認定して戦争を吹っ掛けて置いて、こっちが攻めて行ったら『さっきのは無しにして、仲よくやりましょう。』なんて、仲よく出来るわけないだろう。しかも圧倒的にこっちの方が強いのに、対等に条約結べると思っているところがおかしい。

ここまで来ればそんな段階に無いことが分からんのか!

交渉の一環で始めは無理なところから段々譲歩して、有利に進めようとするあざとさが見えて怒りが込み上げてくる。

無条件降服すら生ぬるい。皆殺しか隷従させて国を解体だな。

ああ、腹が立つ。


事前に商業国家トレセルの交渉内容は把握していたので、事前交渉ではアキートと一緒に、樹海王国でも怖い人ランキング上位の、闇の王エルダーリッチのデルガ伯爵と世界蛇ヨルムンガンドの蛇王リザルド元帥に同行して貰い、怒り捲り圧力をかけて、『皆殺し』か『国の解体』か好きな方を選べ!って脅迫して貰った。

その時でさえ、恐怖に怯えながら、あの手この手で交渉してきた。しまいには結論を出すのに会議をするから待って欲しいと、時間稼ぎの交渉してきやがった。

即刻『皆殺し』を選択したと決めつけ、冒頭の雌雄を決する宣告して交渉メンバーを帰らせた。


その後、商業国家トレセル内は上へ下への大騒ぎ。

だって金は有るけど戦う兵士が居ないんだよ。


周辺国も傭兵達もびびってトレセルと契約しない。

一つだけ契約して、傭兵を派遣しようとした組織があったが、契約したその日に消滅した。死神デステルにお願いして消滅させました。


危険を察知してトレセルから住民達は出ていく。

衛兵も戦争になったら逃げられなくなるので、率先して街から消えた。

従って都市から逃げる住民達を留める者は誰もいない。


だって街を守る人はいなくなった上で、宣戦布告して怒りまくっている軍が迫って来てるのに、のんびり暮らしてる人はいないでしょ。


事前交渉で脅迫した際、トレセルの為政者の名前の書いた書類を提出し、戦争した場合記載のある人は、何処に逃げても戦後全員処刑する。と宣言したのに隷従する結論が出せなかったんだよ。


商業国家トレセルには、交流のあった傭兵国家マナセル軍は行き辛いだろうと思って、狩猟国家ハンテグ軍に行かせた。

死神デステルと蛇王リザルドが同行している。


首都トレセルまで抵抗は全くない。

首都トレセルの入口でも門番はおらず、無人の門を素通りした。

ハンテグ軍は無人の街で王宮を目指した。


王宮の門さえ無人だった。

謁見の間まで無人の王宮を進む。

謁見の間の扉を開く。

王の座に王が座る。横に宰相。

宰相「ようこそ樹海王国の諸君。」

リザルド「上から見下ろされるのは気分が悪いな。」

死神デステルが王の座の背凭せもたれの上に出現する。

宰相が続けて何か言おうとしたが、デステルの大鎌の刃がない方で後ろから王と宰相を押す。

王と宰相は高い王の座から転がり落ちる。


デステルが王と宰相の後ろに浮かぶ。

前ではリザルドが腕を組んでにらむ。

右にキラービーエンプレスのビー1将軍。

左に狩猟国家ハンテグ族長ケンタウロスのケラノス。


王「この国の全てを差し出します。どうか命だけはお助けください。」

リザルド「まだ我が国をなめてるようだな。交渉できると思っているのか。この国の全ては手に入れた。後は全ての為政者を処刑するだけだ。」

宰相「我々以外の為政者達は逃げました。」

ケラノス「知ってるよ。」

宰相「為政者達の行方を知っています。それを教えますので我々の命だけはお助けください。あなたの国の力になりましょう。」

リザルド「要らん。」

デステル「貴様ら以外の為政者は全て処刑を終えている。」

デステルは為政者達の首を王と宰相の前に投げた。

王と宰相はびくっとして目を見開く。

ビー1「残るは貴様らだけだ。」

王と宰相は急に土下座すると泣いて懇願する。


王と宰相を囲む4人。蛇王リザルド元帥、死神デステル伯爵、狩猟国家ハンテグの族長ケラノス、キラービーエンプレスのビー1将軍。


死神デステルは処刑を執行した。

商業国家トレセルはその時から消滅した。

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― 新着の感想 ―
[一言] これが対等な駆け引きなら商魂逞しいと思う(笑)
2019/11/18 19:50 退会済み
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