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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第二章 樹海の外へ
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第83話 魔法国家ソルセル(その2)

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魔法学園校長エルセラの辞任は学園に止まらず、学園都市ソルトク全体にも動揺が広がった。

竜脈の魔女の店が閉店し封印された事は、まだ広まって無いようだが、ウィーラは有名人みたいなので、判明時にまた動揺が広がるだろう。


宿で朝食を食べると、一行に竜脈の魔女ウィーラと元魔法学園校長のエルセラを加えて首都ソルセルに出発だ。

「10人乗りの馬車だからー。誰か御者席だなー。御者席は後二人座れるよね。アスタロト?」

アスタロト「はい。後二人座れます。」

ウィーラ「妾が御者席に座ろう!外の景色をこの目で見たいのじゃ。」

エルセラ「じゃあ、私も御者席に座ります!」

「決定だね。」

ウィーラ、エルセラは御者席に座り、馬車は出発した。


スパ1「ヒロト様、商業国家トレセルとステラド帝国がヒロト様の魔王認定を取り消しました。恐らく小国群は雪崩をうって、魔王認定を取り消しに動くと思われます。魔法国家ソルセルもその内認定取り消しに動くと思われます。」

「ふむ。教国だけ取り残されるんだね。教国の動きが要注意だな。」

スパ1「はい。引き続き教国の動きも注意します。」


馬車内の話を御者席で聞いていたウィーラ。

ウィーラ「なんじゃ。ヒロト様は魔王認定されてたのかい?」

エルセラ「知らないで、眷属になったんですか?」


ウィーラ「知らんのじゃ。人間は魔王にならんのを知らんのかのぅ。」

エルセラ「ヒロト様が人間であることを知らないで、魔王認定したのでしょうね。」


ウィーラ「魔王認定は適当もいいところだのぅ。その上、取り消すって教国の権威は失墜じゃのぅ。」

エルセラ「教国は焦るでしょうね。教国の魔王認定を他国が勝手に取り消した事なんて始めて聞きました。」


ウィーラ「うむ、荒れるかもな。」

エルセラ「ヒロト様達は大丈夫なのでしょうか?」

ウィーラ「はははは、全く問題無いのじゃ。隣のアスタロトさんだけでも、帝国、教国、小国群が集まっても倒せるじゃろ?」

エルセラ「え!」


アスタロト「私は動きませんよ。」

ウィーラ「だとしても、後ろの誰か一人でも充分じゃろ?」

アスタロト「そうですね。」


エルセラ「え!あの人間の女性もそんなに強いんですか?」

アスタロト「私の口からは何とも申し上げられません。」


ウィーラ「あの面子の中にいて、弱いわけ無いじゃろ。」

エルセラ「そうですか・・・。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


馬車は首都ソルセルに着いた。

入口で入市税を支払い中に入る。


エルセラ「宿は私が知っているところで良いでしょうか?」

ヒナ「一番豪華な宿にしてねー。」

エルセラ「承知しました。」


馬車で都市の中央部に向かう。

首都ソルセルも城塞都市。

石壁と魔法コンクリートで固められた壁。

煉瓦レンガや石、木枠に魔法コンクリートで作られた家々。

他の街では精々4階建てが高い建物だが、ここでは10階建てまである。

「ウィーラ、これってコンクリートだよね?」

ウィーラ「そうじゃ。魔法コンクリートじゃ。妾が開発したのじゃ。」

「おおお!流石魔女様。」

ウィーラ「製法は他国に秘密じゃったが、樹海王国には伝授するのじゃ。」

「有難う。」


馬車は最高級の宿の前に着いた。

エルセラ「ここが最高級の宿です。」


ローマの宮殿の様に豪華。

10階建て。

石と魔法コンクリートで出来た壁。

至るところに繊細な彫刻がある。

大きな鉄の扉を開く。

室内は白。魔法漆喰で塗られている。

テーブルやソファーも白い布がかけられている。

「漆喰?」

ウィーラ「魔法漆喰じゃ。これも妾が考案した。」


エルセラはフロントに行くとチェックインの手続きを行った。

エルセラ「馬車は宿の人が馬車置き場に運んでくれるわ。

部屋は10階、最上級の部屋をとりました。」

ヒナ「やったー。」

フロントの右側から奥に進むと。

ヒナ「エレベーター?」

ウィーラ「魔法エレベーターじゃ。」

ヒナ「これもウィーラ?」

ウィーラ「そうじゃ。」

ヒナ「ウィーラすごーい。」

ウィーラ「照れるのぅ。」


エルセラ「都市の基本技術のほとんどと、魔法の基礎技術は、ウィーラ様が編み出したものです。」


ウィーラ「そう言えば、最近植物が実をつけない問題があって、国より調査を頼まれていたのじゃが、皆目見当がつかんかった。植物になんの問題もなかった。病気でもない。あれは樹海王国の仕業じゃろ?」

サクラ「そうよ。蜂を樹海王国に連れていったの。」

ウィーラ「蜂を?」


サクラは植物の受粉の仕組みをウィーラに説明した。

ウィーラ「なるほどのぅ。蜂は盲点じゃった。そう言えば蜂や鳥を見かける事が少なかったのじゃ。樹海王国もなかなか厳しい手を打つのぅ。」


そんな会話をしていると魔法エレベーターで10階に到着した。

10階は全てがスペシャルルーム。

エレベーターの扉が開くと、ぐにもうひとつの扉。

御付きの人を含め30人は泊まれる様になっていた。


ヒナがお風呂とトイレを、小走りでチェックしに行く。

ヒナ「おおおおお!水洗だー。お風呂も大きめだよー。」

エルセラ「上水、下水の環境も」

ヒナ、ハピ「ウィーラ!」

エルセラ「ご名答w」

「ウィーラ!すごいじゃん。」

ウィーラ「いやいや。」


エルセラ「食事はここに運ばれます。

もうじき来るでしょう。

食事をしながら、今日明日の予定を決めましょう。」


暫くすると数人の給仕がワゴンに料理を乗せて来た。

銀の皿に銀のクロッシュ

スペシャルルームのダイニングテーブルに並べる。

銀のクロッシュを開けると美味しそうな料理が・・・。

サクラ「ん。なんかイマイチ。」

「そだねー。」

ヒナ「ちょっとガッカリだわ。」

エルセラ「美味しいですけど?最近食糧難のため、いつもより少し素材の質は落ちますが、充分最高級の料理と言える味です。」

ウィーラ「まあ、樹海王国の料理と比べればのぅ。」

エルセラ「え!そんなに美味しいのですか?」

ウィーラ「美味しいのじゃ。魔法国家のこの高級ワインが安物に感じるのじゃ。」

エルセラ「それでは今度是非食べさせてください。」

「今度と言わず、今夜の夕食は樹海王国の城の食堂で食べるか?」

ルシー「そうね。エルセラとウィーラも皆に紹介しましょう。」

エルセラ「そんな事が可能なのですか?」

「魔法で転移できるしね。」

エルセラ「転移!」

「と言うことで、エルセラ、宿の夕食はキャンセルしてくれ。」

エルセラ「承知しました。」

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