第79話 魔法国家ソルセル(その1)
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魔法国家ソルセルに訪問するメンバーは、傭兵国家マナセルに訪問したメンバーとダークエルフ領領主グレイアと魔法の勇者でリッチのユイ。
幻影の魔法があるので、旅人の服に着替えなくても良い。
俺は戦闘服だがスラオの幻影魔法で旅人の服に見かけを変えた。
ヒナとサクラとユイはサクラの幻影魔法で、グレイアも自分の幻影魔法で、服を目立たない旅人の服に見かけを変えた。
コボミ、ハピ、ルシー、リザ、ユイは人化。
俺とアリアは人間だからそのまま。
ヒナとサクラも人間と変わらないのでそのまま。
ライゾウは小さくなりアリアの膝の上。
黒猫のミサキも今回は参加でサクラの膝の上。
スパ1は見えないがどこかにいるはず。
当然右手ハク、左手レイ、左目アイ、
左腰ムラマサ、背中スラオは定位置です。
今回は10人乗りの大型の馬車を用意した。
外側はどこにでもある大型の馬車。
中身はサクラ特性の魔道具馬車となっている。
今回の為に作った物では無い。
サクラのコレクションを利用。
揺れが殆ど無い、快適仕様。
実際に中に入ると広い。広すぎ。
空間魔法で拡げてるらしい。
5人ずつ硬めのソファーに向かい合って座る。
真ん中にテーブル。
馬車を引くのは地竜。
だったら地竜車だよねー。
でも言い難いので馬車と呼びますねー。
大型なので、馬なら四頭は必要だが、地竜だったら一頭で充分なので、地竜はフォレストリザードから進化した眷属の中から選抜した。
地竜の馬車は小国群でも使われているとのことだったので、そんなには目立たないだろうと思う。
問題は御者、馬車の前部で馬を操る人をどうしようかと考えていたら、執事のアスタロトが御者を出来るというので任せた。
傭兵国家マナセルまで転移し、魔法国家ソルセルに馬車で向かった。
途中小国を幾つか経て、魔法国家ソルセルに入る予定。
暫く馬車で進む。
ブラロロを召喚。
ダンジョン産コーヒーやダンジョン産紅茶を煎れて貰い、飲みながらの移動だ。馬車の窓から外を見る。
スパ1が出現して話し掛けようとした時。
アスタロト「ヒロト様、盗賊です。」
ちょっと悔しそうな顔をしてスパ1は消えた。
スパ1も盗賊の報告だったけど、アスタロトに先に言われたんだね。
「え、どうしようかなぁ。」
グレイア「私に任せて下さい!」
「よし、任せた。」
盗賊5人が弓を構えて馬車の前方に立っている。
その1歩前に立っている剣を持った男が叫んだ。
盗賊「止まれ!」
グレイアが馬車の中から消えた。
馬車は止まらない。
盗賊「ちっ、止まらないか。射て!」
矢は発射されない。
1歩前にいた男は後ろを振り向く。
盗賊「どうした!」
弓を構えていた男達は黒い触手に絡み取られて身動きが出来ない。
男達の後ろにグレイア。
グレイアから尖った黒い触手が5本伸びる。
弓を構えた男達の額に触手が突き刺さる。
盗賊「ば、馬鹿な!」
動揺している男の後ろに馬車の地竜が迫る。
危機を感じた男が前方に目をやるが、遅かった。
地竜が盗賊を突き飛ばす。
グレイアの姿は消えていた。
馬車はそのまま進む。
グレイアが馬車の中に現れる。
スパ1も現れた。
スパ1「左右にいた盗賊の伏兵は私とグレイアが片付けました。」
「有難う。グレイア、スパ1。」
スパ1は満足そうな顔をしている。
グレイア「ヒロト様にいただいたスキルは凄いでしょう。」
「凄いねー。」
グレイア「もう、負ける気がしないわ。」
スパ1「最近、小国群では税金を払えず、村や町から追われて盗賊になっている人達が増えてます。」
「そうかー。可哀想な気もするが、盗賊になったのが悪かったな。」
馬車の中に死神デステルを召喚する。
デステルは跪く。
「デステル、スパ1と情報共有し、闇の風を使って小国群で税金が払えない人達を傭兵国家に受け入れる様に誘ってくれ。」
デステル「承知しました。」
「スパ1、デステルに協力して、村や町から追われた人達をデステルに教えてくれ。
後は傭兵国家マナセルのパライドと宰相デレイズに避難民の受け入れをするように伝えてくれ。」
スパ1「承知しました。」
スパ1は消えた。
俺はデステルを送還した。
馬車は進んでいる。
草原から森の道に入った。
グレイア「この辺りから魔法国家ソルセルよ。関所は無いの。ソルセルで有名な都市は2つ、首都ソルセルと学園都市ソルトク、ここからだと始めに学園都市ソルトク次に首都ソルセルの順になるわ。」
「その順番で良いよ。」
暫く進むと、山の上に西洋式の城の先端が見えてきた。
グレイア「あの山の上のお城が学園。その回りの城壁の中がソルトクよ。」
神眼で城を見る。最近覚えたスキル千里眼だ。
まだレベルが低いので、遠くの物が近くに見えるだけ。
「年期が入った城だね。」
グレイア「私が通ったずっと前からあるので、数百年は経っていると思うわ。」
山に近づくにつれ、都市の城壁が見えてきた。
古い石造りの城壁。
蔦が這っている。
戦争になったら登られるんじゃない?
と思ったら。
グレイア「城壁に蔦が有るけど登ることは出来ないわ。魔法植物の蔦なのよ。登ろうとしたら捕まるからね。」
「なるほどねー。」
馬車は門に着き、入市税を支払い中に入った。
石畳の両脇には、木造と石造りの建物が混在している。
人間が多いが、亜人もチラホラ。
鑑定で見ると亜人はハーフエルフが多い。
後は魔法使いっぽい服の人も多い。
流石魔法国家。
三角帽とローブ。色はカラフル。
黒が多いが、紫や白、グレイ・・・。
ピンクの三角帽とローブの人がいた。
グレイア「始めに宿をとろうかしら?」
ユイ「宿!いいねー。旅らしくなってきた。」
グレイア「私が知ってる宿に行きますね。」
「任せたよー。」
宿に着いた。
石造り3階建ての大きな宿。
1階は酒場とフロント。
グレイアとアスタロトは宿に馬車を預けて、人数分の部屋をとった。
1階酒場にて食事をとりながら休憩。
「学園都市だから始めに学園に行くか?」
ヒナ「お店は覗きたいなー。」
ユイ「買い物!良いわねー。」
ヒナ「ピンクの帽子とローブ可愛いかったねー。」
「じゃあ、今日は買い物で明日学校に行こう。」
ヒナ、ユイ「「やったー。」」
サクラ「ヒナ、魔法屋で使い魔の契約しようか?」
ヒナ「え!やったー。」
ユイ「いいなー。私もしたいなー。」
サクラ「ヒナとユイなら出来ると思うわ。」
ハピ「鳥の使い魔なら協力するわ。」
コボミ「私も動物系なら任せて。」
グレイア「あの婆さんのところに行くの?」
サクラ「そうよ。あの婆さんの地下ならなんでも召喚出来るわ。
使い魔契約は何処でも出来るけど、折角なら強い使い魔の方が良いでしょう。」
ヒナ「あの婆さん?」
サクラ「行けば分かるよ。」
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