第73話 VSエルフ軍(その4)
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エルフ軍が荒野に進軍してきた。
エルフの数は3千。精霊達に乗っている。
精霊達は大小6千はいそうだ。
荒野に即席で砦を構築した。
砦ではレベ上げ希望の見学者が見ている。
その中には、勇者ユイや蛇王リザルドもいる。
リザルドには戦闘参加を許可しているので、
タイミングを見て参戦するはずだ。
精霊達とコボルト達の為の戦い、であることを理解しているので、一番槍は俺達に任せるつもりだろう。
砦の前に俺達が並んでいる。
解放した精霊達。その数500。
精霊達から1歩前に四聖獣4匹。
白虎、朱雀、玄武、青龍。
その前にヌエのライゾウ。
ライゾウと並んでコボミの兄弟。
コボルトエンペラーのコボ1。
ケルベロスのコボ2
スペクターエンペラーに進化したコボ4。
コボルトエンペラーのコボ5。
ライゾウの上に四霊獣の姿で4人が浮かぶ。
応龍のハク。麒麟のコボミ。
鳳凰のハピ。霊亀のリザ。
四霊獣の横に立つデビュー戦のアリアロボ。
ゴーレムをベースにした身体。
頭にアリアが載る。
アダマンタイト製の黒いフルプレートアーマー。
手には巨大な黒いアダマンタイト製の大剣。
流線型のフォルム。
サイバーゴーグル。
所々に魔道具がついている。
管が身体から手、足に伸びている。
その上に箒に乗って魔女のサクラ。
その隣に浮かんでる吸血鬼真祖のヒナ。
アリアロボの右肩の上に、今日は姿を見せてる、アラクネエンプレスのスパ1。
一番前に立っている不死王のルシー。
俺を挟んで隣に精霊王のレイ。
ルシーとレイを両脇に従えて俺。
黒革ロークラウンのトップハット。
帯の部分はサイバーゴーグル。
黒革のコート。
インナーも黒革、スタンドカラーの服。
軍服にも見える。
ベルト、機械が所々に見える。
メタリックグレーの両手両足は機械仕掛け。
黒い右の瞳と左目に神眼アイの赤い瞳。
オッドアイ。
左腰に神刀ムラマサ。
黒革のコートの裏にはスラオがいる。
スラオは触手の様に黒い身体を伸ばし、俺を護衛している。
エルフ軍の先頭にハイエルフの将軍エリトア。
エリトアが叫ぶ。
風の精霊がその声を俺達に運ぶ。
エリトア「貴様らが樹海のゴミどもか!」
ゴミじゃないから、返答しないよ。
エリトア「大人しく世界樹をエルフに返して消え去れ!
世界樹は昔からエルフの物だ!
神聖なる世界樹は、貴様らの様なゴミどもが、汚ならしく寄生するものでは無い!」
なんて失礼な奴なんでしょ。
「レイ。」
言ってやって。
レイの荘厳な精霊力が辺りに満ち溢れる。
レイ「私は精霊王の世界樹、名前はレイ。
私の身体は私のもの!
私以外の誰のものでもない!
数百年に渡り、私が寝てる時に勝手に私の身体を傷つけた愚かなエルフ達よ。お前達こそ寄生虫だ!
我と共に暮らしていた精霊達を捕縛し。
精霊達の住みかを奪い。
不当な契約で精霊達を隷属させ、奴隷以下の扱い。
精霊王として許せない!
精霊達を解放し、お前達を消滅させよう!」
エルフ軍の精霊達は喜びの声を上げる。
エリトア「ぬぬぬ。偽物の精霊王!偽物の世界樹め!
皆のもの、突撃だ!」
エルフ軍の精霊達はエルフの契約には逆らえず、精霊魔法を行使する。
巨大な炎、風、雷が俺達を襲う。
霊亀リザが前に出る。
霊亀の甲羅は全てを弾く。
エリトアを始めエルフ軍の兵士達は唖然としていた。
エリトア「まさか、霊亀?」
レイが契約解除の呪文を詠唱する。
レイの荘厳な精霊力が濃厚になり更に神々しさを増していく。
レイ「古の不当な詐術を破り捨て、精霊達を封印の枷から解き放て!精霊王が命ずる、契約解除!」
レイの両手から精霊力が、虹のような七色の光を帯びてエルフ達に降り注ぐ。
エルフ達の精霊の腕輪が、全て砕け散り一瞬のうちに風化する。
自由になった精霊達がエルフ達の頭上に浮かんでいく。
精霊達「精霊王様!有難う御座います!」
レイ「精霊達よ、我々がエルフ達を殲滅する!エルフ達が逃げないように見張りなさい!」
樹海の精霊達とエルフ軍だった精霊達はエルフ軍を包囲する。
エルフ達は驚き戸惑っている。
エリトア「本物の精霊王だったのか?」
鳳凰ハピの神聖な歌声が響き渡る。
仲間達のステータスが上昇していく。
反対に敵のステータスが減少していく。
エリトア「鳳凰?」
ハク「一番槍!」
応龍ハクがエルフ軍に飛びかかり、尻尾で薙ぎ払う。
吹き飛ぶエルフ達。
エリトア「応龍!」
麒麟コボミが腕を振る。
振った腕の延長上にいたエルフ達は、獣の爪で切り裂かれた。
エリトア「麒麟・・・。」
コボ1、コボ5が縦横無尽にエルフ達を斬り飛ばしていく。
エリトア「コボルトエンペラー・・・。」
コボ2が吠える。
エルフ達が吹き飛ぶ。
コボ2の炎のブレスがエルフ達を焼いていく。
エリトア「ケルベロス・・・。」
コボ4が影から出現し、逃げようとしたエルフを縊り殺す。
エリトア「スペクターエンペラー?」
スパ1がアラクネの糸で逃げるエルフを拘束していく。
エリトア「アラクネ・・・エンプレス?・・・。」
ライゾウが空から襲撃し雷撃を落とす。
エリトア「ヌエ・・・。」
朱雀が空から炎となって、エルフ達を焼いていく。
玄武の水柱が水平に飛び、エルフ達が吹き飛ぶ。
青龍が空中を舞うと、地面から木々が生えて、エルフ達を拘束する。
白虎が地面を叩くと、鉄の針が地面から生えて、エルフ達を突き刺す。
エリトア「四神の朱雀、玄武、青龍、白虎なのか!」
エルフ達がヒロトに矢を放つ。
アリアロボの大剣がそれを防ぐと返す刀で斬り伏せる。
アリアロボの左腕が飛び、エルフ達を薙ぎ倒す。
エリトア「・・・。」
「ロケットパンチ!浪漫だなー。」
サクラが箒に乗って飛び回り、箒の先端から光線を放つ。
エリトア「深淵の魔女もいるのか!」
ヒナが黒い霧となって飛び回る。
ステッキが仕込み刀になっていた。
ステッキから仕込み刀を抜き斬り裂いていく。
エリトア「吸血鬼真祖?」
ルシーの濃厚で邪悪な魔力と邪気が辺りに拡がる。
レイの荘厳で神々しい精霊力が仲間達を優しく包む。
エルフ達はルシーの邪気でたっていられなくなる。
両手を地面についているエルフ達。
ルシーより魔力の塊が放出されエルフが倒れていく。
エリトア「不死王!!!」
この世の地獄を見ている様に蹂躙されていくエルフ軍。
逃げようとする者も多くなってきた。
するとエルフ軍を濃紺の岩の壁が囲む。
蛇王リザルドの身体がエルフ軍を囲んでいたのだ。
エルフ達はリザルドに触るだけで毒に侵されていく。
リザルド「逃げるなよ!寄生虫ども!」
リザルドの重厚な低い声がエルフ軍に響く。
エリトア「まさか世界蛇ヨルムンガンドか?」
リザルド「そうよ我は世界蛇ヨルムンガンド!
寄生虫どもの親玉か!覚悟せい!」
リザルドの赤い瞳がエリトアを睨む。
エリトアの足が動かなくなった。
エリトア「これほどの陣容が揃っているとは・・・。
敵のひとりだけでも我々に勝ち目は無い。」
エルフ兵「エリトア様!我々は何と戦っているのですか?」
エリトア「・・・。」
エルフ兵「エリトア様!我々は何のために戦うのですか?
なぜ世界樹と戦っているのでしょうか?」
エリトア「・・・。」
エリトアは砦を見ると、妖精族長老フェルリを見つける。
エリトア「フェルリ!」
フェルリが転移でエリトアの前に現れる。
フェルリ「どうしたのじゃ、エリトア?」
エリトア「これはいったいどういう事だ。」
フェルリ「これはおかしな事を尋ねるのぅ。
精霊王である世界樹レイ様が仰ってた通りよ。
エルフ達は罰を受けてるのじゃ。」
エリトアは近くにいた老エルフに尋ねる。
エリトア「エルジン、エルフは世界樹を守護してきた。
世界樹はエルフのものでは無いのか?」
エルジン「元々世界樹は精霊達と共にいました。エルフと妖精が精霊達を捕獲し、エルフが世界樹を手に入れたのです。その時に妖精と約束し世界樹の素材を毎年妖精に渡しておりました。」
エリトア「エルフは世界樹を大切に御守りしていたのでは無いのか?」
フェルリ「世界樹様の素材に関する利権を独り占めしていただけじゃよ。世界樹様を傷付けて得た素材の一部を妖精族に売っていたがの。そのために結界を張って他者を遠ざけていた。」
エリトア「それなら妖精族も共犯だろう。」
フェルリ「そうじゃ。妖精族も共犯よ。世界樹様に誠心誠意謝罪し妖精族は禊の時を過ごしておる。世界樹様の夫である樹海の王ヒロト様の配下になり、身も心も捧げて忠誠を誓った。」
エリトア「樹海の王はたかが人間だぞ!」
フェルリ「その考えがいかんのじゃ。エルフ至上主義はエルフの身を滅ぼすものと思え。」
エリトア「我はエルフの中でも最上位のハイエルフ。人間なんぞに下げる頭は無い!」
「そういう考えなのかい。」
エリトア「貴様は!」
「樹海の王ヒロトだ!」
エリトア「ふん。人間ごときが樹海の王とは、片腹痛いわ。」
「あ、そう。それでどうする?」
俺は右手をムラマサに添える。
右足を半歩前に出す。
半身になり抜き打ちの体勢で構える。
ムラマサの魔力が俺を包む。
エリトアは渾身の精霊力でリザルドの呪縛を破る。
そして素早く腰の剣を抜くと俺に斬りかかる。
つもりだったんだろうな。
俺はエリトアが腰の剣を握った瞬間。
剣を握った右腕ごと水平にムラマサで薙ぐ。
エリトアの身体は上下に分かれて崩れ落ちた。
隣にいた老エルフ、エルジンの身体も上下に別れていた。
周りの地獄の蹂躙は終わった。
レベルアップのメッセージが流れていく。
経験値をいっぱい貰ったなー。
勿論この戦場はダンジョン化してましたよー。
ダンジョンポイントもタップリ貰いました。
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