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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第二章 樹海の外へ
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第61話 VSガラード王国(その4)

新章始めました。


ブックマーク登録していただいた方、

有難うございます。


ブックマークに登録していただくと評価が上がり、モチベーションも上がりますので宜しかったらお願いします。

今年も納税の季節がやって来ました。

直轄地は世界樹の里のみ。

農業はやってないので、領地内はそれほど忙しくないのですが、各領地より納税してもらいます。領主は大忙しかな。


「商業、工業、冒険者は都度住民から納税してもらうので、纏めて納めるだけのはず。・・・そうだよね?ヒナ。」

ヒナ「そだよ。詳しくはデレイズに聞いて。」

「内政は丸投げだからねー。」


ダンジョン農場はゴブリン領管轄。

ダンジョン牧場はコボルト領管轄。

ダンジョン工場は都度プールしている。


いくらくらい税収があるんだろう。

特にお金には困っていないけど、集まったお金を何に使うか考えないとね。


いつものリビングで、いつものメンバー。

四霊獣になったハク、リザ、コボミ、ハピの4人。

世界樹のレイと同じように分身体を作れた。

本体が動けないレイと異なり、各四霊獣の塔の屋上に分身体を置いて、本体がこちらにいる。


基本、人化形態なので今までと変わらず、いや美しさが増してるが、基本的には変わらず。変わったのは、ハクが右手にセットする時に白蛇から白竜になり。白竜の手甲になった。

俺が3人掛けソファーの真ん中に座ると。

右側にハク、左側にレイが座る。


ブラルルがコーヒーを持って来た。

コーヒーを飲んでると。


スパ1「ガラード王国が怪しい動きをしています。」

「ん?どういう動き?」


スパ1「樹海王国に戦争を仕掛けるようです。」

「ふーん。詳しく教えて。」


スパ1「王家は人質の王子がいるので、反対していますが、前回襲撃した際に不在だった、地方を治めている公爵と新しい宰相が中心となり、兵を集めようとしています。王家はそれを押さえきれなくなっています。」

「将軍と宰相を連れて来ちゃったからねー。兵は集まるのかね。」


スパ1「アラント辺境伯を除けば、最大で8万になる見込みのようです。」

「いい機会だから出兵の要請が来た時点で、アラントは出兵拒否と同時に樹海王国傘下を表明。の流れでいこうか。

最大で8万ねー。王家と宰相となんたら公爵だけだと、何名くらいになるかな?」

スパ1「2万くらいでしょう。」


「よし。異世界物小説を見てて前から思ってたんだ。色々チートが有るのに、なんで全軍揃ってから戦うのだろうって。揃わないようにすればいいじゃん。今回はそういう作戦で行く。全軍揃う前に潰す。」

ヒナ「へー。面白そうね。」


対ガラード王国戦術会議を行う。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


対ガラード王国戦術会議のメンバーは、樹海王国会議より人数を絞り以下の通り。


国王ヒロト

王妃

 ハク、リザ、レイ、コボミ、アリア、

 ヒナ、スパ1、ハピ、ルシー、サクラ


宰相デレイズ


湿原領領主リンダ

ダークエルフ領領主グレイア

コボルト領領主コボ1

ゴブリン領領主ゴブ1

オーク領領主オク1

樹海周辺領領主コボ5

獣人族領領主ガネーシャ

トロル領領主トロボ

小人族領領主ホビダン


精霊族代表ライゾウ

ドワーフ族長老ドワンゴ

サキュバス族長老サキラ

妖精族長老フェルリ


外交担当アキート

元帥リザルド

 将軍リガント

 将軍オニバル

 将軍グレンシー

 将軍コボ2


諜報部隊隊長ヤグル


エルダーリッチのデルガ伯爵

死神のデステル伯爵

真祖のヴァンス伯爵

執事 アスタロト


相談役

 ガラード王国辺境伯のアラント


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


と言うわけで戦術を説明します。

スパ1と話した内容を伝え、戦術の詳細説明を行う。


「えー。各貴族の兵が領地で兵を集め、各領地から数日または数週間かけて王都に集まるので、この移動中の軍隊を狙います。本来なら移動中の軍を各個撃破すれば、少数の兵で倒す事も出来ますが。狙いはガラード王国の崩壊ではないので、今回は移動中の軍から、夜に兵糧と大将を拐って来るだけ。」

リザルド「ほう、そんなことが出来るのかい。」

リガンド「兵糧と大将がいない軍は王都にさえ行けないのう。」


「今回活躍して貰うのは、小蜘蛛、闇龍、スライムキングです。

まずスパ1の小蜘蛛部隊が各軍の進路、現在地を把握し随時報告。

闇龍達が現地まで隠蔽しながら運ぶ。

運ぶのはスライムキング。

スライムキングが、闇魔法で密かに大将と兵糧を拐う。

シャドースライムから進化し、闇魔法が使えるスライムキングね。

位置は小蜘蛛が案内。

帰りも闇龍が連れてくる。

闇龍とスライムキングはリガンドの軍から選定してくれ。

と言うわけで、今回の作戦の責任者はリガンドね。」

リガンド「うむ。承知しました。」


「そうそう、拐った大将達の軟禁はデステルに任せる。」

デステル「承知しました。」


「スパ1、それでも王都に軍が向かう場合は理由の調査と報告をくれ。」

スパ1「承知しました。」


アラント「私は出兵要請を蹴って、樹海王国の傘下表明をするだけですね。」

「いや、そのあと『塩』をはじめとして、一切の売買と人の交流を止めてくれ。まあ、戦争の相手国と取引はしないと思うけどね。

兵糧を盗まれた上。

アラント辺境伯の塩をSTOP。

樹海王国からアラント辺境伯経由で流れている食料を全てSTOPしたら、ガラード王国は乾上がるはず。

戦争も出来ないね。

アキート商会で戦争前に食料を、高値で買い付けておいてもいいな。」

アラント「承知しました。」

アキート「アキート商会には私から連絡します。」


「スパ1、新しい宰相が気になる。背後関係を洗ってくれ。」

スパ1「承知しました。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アキート商会が樹海王国の要請で、ガラード王国内で食料、塩の買い占めを始める。

ガラード王国が樹海王国に正式に宣戦布告。

各領地に出兵要請が飛ぶ。

アラント辺境伯は出兵要請を拒絶。

樹海王国の傘下になった事を表明。

各領地で軍の編成を始める。

この時、既に領地によっては、兵糧を集める事が困難になる。

それらの領地では備蓄用食料で兵糧を賄う。

各領地より王都へ軍の移動開始。

作戦を結構。

次々と上がってくる報告。

デステルの軟禁部屋は、満室になりそうな勢いだったので増室。


王都にも次々と報告が行ってるはず。

頼みの公爵軍でさえ、大将拉致、兵糧盗難にあって領地に戻る始末。


王都には5千の王家軍、それ以上兵が増える事はなかった。


それよりも、国中が食料不足に陥る。

塩もない。食料がすくない。いや王家や貴族までは何とか廻る。

寧ろ危機感から王家、貴族、商人が塩、食料を買い漁る。

塩、食料は高騰し、庶民に廻る量が圧倒的に足りなくなる。


そんな時に、アラント辺境伯領は、まさしく対岸の火事。

ガラード王国の民衆は、アラント辺境伯の領地に塩も食料も豊富にある事を知り、アラント辺境伯領地にガラード王国から大勢の不法移民が押し寄せる。


本来なら密出国すれば重罪。

しかし取り締まるはずの兵達から率先して密出国する始末。

領地の問題を強引に押さえるはずの軍の責任者が不在の為、不法密出国は加速していく。


アラント辺境伯領では不法移民の受け入れをしていた。

塩と食料は大量にある。軍から盗んだ兵糧、ダンジョン産の食料。

アラント辺境伯領のダンジョン化で、受け入れの移民用仮設住宅を次々と建てていき、移民の村を作っていく。

炊き出しや食料の配給。暖かく住める家。

移民を迎えるのは、コボルト、ゴブリン、オーク。

初めは警戒していた移民達も飢えから逃れることは出来ず。

懐柔されていく。

獣人達の難民受け入れで経験したノウハウ。

樹海の各領地の復興支援で経験したノウハウがいかされる。


その内、もとの職業別に移民村で働き出す。

ダンジョンで用意した田畑。

ダンジョンで用意した牧場。

ダンジョンで用意した各種工場。


この時、アラント辺境伯の領地に住む領民は、ガラード王国の国民の数を越えていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ガラード国王は執務室で公爵に向かって叫ぶ。

ガラード「ガラドラ公爵いったいどういう事だ!」


ガラドラ「私にも皆目見当がつきません。

宰相!どうなっている。」


宰相の名前はシルテス。

シルテス「軍の大将誘拐。

兵糧の盗難により出兵の崩壊。

アラント辺境伯の裏切りにより王国内での『塩』不足と食料不足。

そのための飢饉。大量の移民流出。

王国の土台はガタガタです。」


ガラード「そんな事は分かってる。誰の差しがねだ。」

シルテス「樹海王国でしょうね。」


ガラード「何とかしろ!」

シルテス「申し訳ございませんが、手の打ちようがありません。」


ガラード「俺が反対したのに、貴様らが強引に進めたのだぞ。何とかしろ!」

シルテス「・・・。」


ガラード「ガラドラ!何とかしろ!」

ガラドラ「・・・。」


ガラード「宣戦布告を取り消し、樹海国王ヒロトに謝罪して食料と塩の支援をしてもらえ。」

シルテス「無理でしょうな。戦争もしないで宣戦布告を取り消し、しかも宣戦布告した相手に支援依頼ですか?

『分かった許す。塩と食料を支援しよう。』

なんて敵が言いますか?

前回の敗戦の賠償を無視して宣戦布告したんですよ。」


ガラード「だったらどうする?」

シルテス「対応策検討のため、調べて来ます。」

と言ってシルテスは執務室を出ていく。

そして二度と戻らなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺はオニバル将軍、ライゴーと剣の修業の合間に念話で報告を聞いていた。

オニバルは『アンデットナイトマスター侍』というレア種に進化していた。ルシー秘蔵の鎧も流線型のフォルムに変わっている。スピードアップしたみたいだ。


オニバル「流石ヒロト様、戦わずして大国を、完膚なきまでに叩き潰すとは。」

「いやいや、まだ戦争は終わった訳じゃないよ。最後まで気を抜いちゃいけないよ。」


スパ1「新たな展開です。教国がガラード王国に宣戦布告!ガラード王国に攻め込みました。新宰相シルテスの背後は教国でした。」


ほらほら、言わんこっちゃない。

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