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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第一章 深淵の樹海
53/260

第53話 ガーゴイル

ブックマーク登録していただいた方、

有難うございます。


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昨日のBBQは楽しかった。


朝、朝食はいつものバイキング。

プレートを持って、お皿を取って、

今日の主食はパン。フレンチトースト。

御飯も良いけどパンもいい。

野菜サラダ、ベーコンエッグを取り。

ヨーグルト、フルーツも取り。

飲み物はカフェオレ。

う、プレートいっぱいだ。


落とさないようにテーブルに持っていく。

右にハク、左にレイの間に座る。

この並びが定位置。

この並びじゃないとしっくりこない。

向かいに今日はサクラとアリア。

アリアの上にライゾウが浮いてる。

サクラの足元に黒猫のミサキがいる。

そういえば久しぶりにミサキを見た。

ミサキを見ている俺に気づいて、

サクラ「ミサキはね。たまにお使いに出すから、久しぶりでしょ。」

「お使いにだすのかー。」

サクラ「そそ。」


サクラとアリアは御飯を選んでいた。

納豆、目玉焼き、味噌汁。

御新香、味付海苔。

アリアも納豆って染まってきたなぁ。


味噌、醤油、納豆、豆腐。

最近大豆の加工品も作成している。

その他の食品加工の工場もダンジョン内に作成した。

スケルトン達が日夜淡々と作成していく。

24時間フル稼働。究極のブラック工場。

サクラが加入してから、日本食が更に充実した気がする。

但し、味噌、醤油、納豆、豆腐は好き嫌いがあり、それほど売れてないらしい。うーん。異世界小説では、日本食バカ売れなんだけどね。

こればっかりはしょうがない。


ハクは謎肉のステーキ!朝からかい!

謎肉の正体は牛肉だけど、牛が魔物化して魔牛になったらしい。

和牛じゃないよ。魔牛。魔牛のステーキ。魔素が入って、和牛より美味しくなった。今や魔牛、魔豚、魔羊、魔鶏の肉は樹海の売れ筋だ。

どこの国のどこの町でも村でも引っ張りだこ。

この肉が入っているレストランは行列ができる。

ダンジョン牧場は大人気だ。

バター、チーズ、ヨーグルト、ハム、ソーセージの加工品もスケルトン工場で作っている。魔牛、魔豚を使用していてこれも美味しい。


そして、レイは水を飲んでる。

分身体だから水も飲まなくてもいいのかもね。

水だけならリビングで待っててもいいのに、食堂には必ず同行して俺の左に座るのだ。


「サクラの造った狛犬型ガーゴイルと狐型ガーゴイルを見てみたいので今日はガル村にいくか?」

アリア「私も行くー。もうガリア町の出向は終わりでいいでしょ。宰相としてヴァルトが入ったし、使用人も雇ったからする事ないよ。」

「そうだね。戻っておいで。」

アリア「やったー。念話でコボ5にいっておくー。」

ライゾウ「俺も戻るぞ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そして、ガル村。


同行者は、

右手ハク、左手レイ、左目アイ、

身体にスラオ、腰にムラマサ。

リザ、アリア、サクラ。

多分スパ1とコボミは隠蔽で同行。


ヒナ「はあはあはあ。待ってよー。

置いてかないでよー。一声掛けてよ。」

サクラ「お寝坊さん、おはよー。

まだ寝てると思った。ごめんねー。」

ヒナ「おはよ。許す。寝てたし。」


狛犬が村の入口の両脇に座っている。

「神社にある奴とそっくりだ。」

サクラ「そうでしょ。」


「ちゃんと阿吽になってるねー。」

サクラ「かわいいでしょ。」

「いや可愛くはないでしょ。寧ろかっこいい。」

サクラ「ブサ可愛いのよ。」


「吽行だけ角があるね。」

サクラ「そうなの。日本でも色々な形があってね。両方角が無いパターンとかもあるんだけど、このパターンも有るのよ。阿行は口を開いてるでしょ。」

「そうだね。」


サクラ「阿行は噛みつける様にしたんだけど、吽行は口を閉じてるから角で攻撃する事にしたのよ。日本ではこのパターンの時、阿行を獅子像、吽行を狛犬像と言うらしいよ。」

「おー、物識り!」


ヒナが狛犬像を撫でていた。

「動くんでしょ?」

サクラ「もちろん!ゴーレムと同じ自律型よ」

阿行「動きますよ。」

阿行が台から飛び降りてきた。


吽行も身を震わせ、ヒナが驚いて手を引っ込めると、台から飛び降りて来て座る。

吽行「知らない人が来たら門番をします。」

阿行

「すごーい。戦闘力はどうかな?」

ヒナ「昼食用にフォレストボア出しちゃうか。」

「いいね。サクラ、大丈夫?」

サクラ「全く問題ないよ。」


ヒナはダンジョンスキルで、狛犬達の前にフォレストボアを出現させる。

フォレストボアは狛犬達を睨むと、前足で土を削り身構える。

吽行が正面から角でフォレストボアに突き込む。

同時に阿行が右にひとっ飛び、フォレストボアの左から喉に噛みつき、噛み千切る。吽行の角はフォレストボアの下から首に刺さっていた。フォレストボアの首から上が一瞬のうちに千切れていた。


「おー!強いね。」

フォレストボアの死体を異次元収納する。

サクラ「そうでしょう。」

サクラは自慢気だ。


「村にはいるよー」

狛犬達に告げると、狛犬達は台座に戻った。

吽行「どうぞお通りください。王様。」


「狐も村にいるの?」

サクラ「いるよー。村長の家だよ。」


村長の家に向かう事にした。

村を歩いていると、コボルトやゴブリンを見掛ける。

コボルトやゴブリンを俺達を見ると立ち止まり頭を下げる。


「随分魔物達も多くなったね。」

アリア「村に住んでるコボルトやゴブリンもいますよ。」

「いいねー。」


村長の家につくと門の両脇に台座があり、狐の像があった。


「狐の吽行は玉をくわえているね。」

サクラ「角が無いからね。玉から魔法を放つようにしたのよ。日本の稲荷神社の狐も色々くわえている像もあって、玉の他に稲穂、巻物、鍵等をくわえているんだ。戦闘力は狛犬とほぼ変わらないわ。探索なども行う仕様よ。」


「なるほどー。ガーゴイルは他ににも設置したの?」

サクラ「あと10体くらいかな。」

「そんなに?」

サクラ「助けに来るまで防衛してもらうからね。」


「どこにいるの?」

サクラは近くの家の屋根の上を指差す。

サクラ「屋根の上。」


「ほんとだー。悪魔の形。これぞガーゴイルって感じだ。羽が有るけど飛ぶの?」

大きさは人間ぐらい、座っているのではっきりしないが、恐らく150cmくらいのガーゴイルがあちらこちらの屋根の上にいた。

サクラ「飛ぶよー。おいで!」


ガーゴイルはサクラのもとに飛んできた。

羽ばたきはしない。魔法の浮遊、飛行を発動させたようだ。


「おお!結構大きいね。」

サクラ「160cmぐらいかな。」


「どんな機能があるの?」

サクラ「そんなにないよ。ファイアボール、あとは牙と爪ぐらい」

「まあ、空から攻撃するだけでアドバンテージがあるからね。素材は石?」

サクラ「大部分が石だけど、魔石の周りだけオリハルコンにした。」


「いいねー。このタイプのガーゴイルは、樹海の他の集落にも配備しようかな。サクラ以外も造れる?」

サクラ「今教えてるダークエルフの子達は出来るかな。」


「よし、配備しよう。」

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