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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第一章 深淵の樹海
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第50話 妖精族長老フェルリ

ブックマーク登録していただいた方、

有難うございます。


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今日は小人族と妖精族の代表と会談だ。


デレイズと対応策の検討しよう。


(デレイズ、小人族と妖精族の状況は調べてるか)

デレイズ(ある程度は調べています。)

(概要を教えて。)

デレイズ(今回は小人族は関係なく、妖精族からの要求です。

妖精とエルフは世界樹の素材取引で交流がありました。

エルフから世界樹の葉や枝を売っていたようです。

今回解放したエルフは全て妖精族の集落に逃げて保護されています。

要望は二つと考えます。

一つは世界樹の素材を今後も売買したい事。

もう一つ世界樹の里をエルフに返す事。

世界樹の素材はエルフの時と異なり、レイ様が管理しており、自然に落ちたものしか素材として使用していないので、数が少ない事から妖精族に売れるものはありませんが、極僅かなら交渉の余地が有ります。

世界樹の里をエルフに渡す事は論外です。)


(断った場合、戦闘になるかな?)

デレイズ(エルフと仲良くしてるとはいえ、生死をかけてまで要求を通そうとは、思ってないはずですが。)


(我が国としては、匿っているエルフの引き渡しを要求するが、交渉で何とかなるとは思えないな。)

デレイズ(そうでしょうね。精霊の解放とエルフの討伐を求める以上戦争は避けられません。)


(妖精族と小人族の戦力はどうだい。)

デレイズ(妖精族は魔法、小人族は強力な戦闘力はありません。

妖精族の結界を破れば問題ありません。

結界も不死王様、精霊王様であれば問題なく、その他エンペラークラスの戦力であれば何とかなります。ムラマサ様でも壊せます。)

(了解、有難う。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


妖精族と小人族が城に来たので謁見の間で待つ。


謁見に立ち合うのは、

ヒロト、左手レイ、左目アイ、

身体にスラオ、腰にムラマサ。

ハクはホワイトエキドナ

リザはエンシェントドラゴン

ルシーは不死王

ハピはセイレーンクイーン

スパ1はアラクネクイーン

サクラは魔女

アキートは人間

デレイズはリッチ

コボ1コボルトエンペラー

コボ2はケルベロス

コボミはスキュラクイーン

コボ5はコボルトエンペラー

ライゾウはヌエ

白虎、朱雀、青龍、玄武


エルフ関連なのでコボルト兄弟は全員参加。

精霊の主なメンバーも参加。

小人族妖精族集落の北部に住んでたサクラも参加。

基本、人化しないで参加とした。


妖精族長老フェルリ、小人族長老ホビダンが謁見の間に入って来た。


ホビダン「樹海の王ヒロト様、この度は謁見の願いを聞き入れていただき有難うございます。小人族長老のホビダンと申します。本日はこちら妖精族長老のフェルリから聞いていただきたいことがあり参上致しました。」


「樹海の王ヒロトだ。」

フェルリ「ふん。あたしゃ、あんたが王とは認めてないよ。」

「ふむ。成る程、宣戦布告に来たんだな承知した。受けよう。」

俺は立ち上がる。


ホビダン「ちょちょちょっと待ってください。」

「小人族は宣戦布告をしないのかな?」


ホビダン「宣戦布告をしに来たのではありません。」

「小人族は宣戦布告をしない事は分かった。」


ホビダンはフェルリを向いて叫ぶ。

ホビダン「おい!いい加減にしてくれ。

行きなり喧嘩売ってどうする。」

フェルリは俺を睨む。

「人間ごときは、樹海の王にはなれんのさ。」


周りの眷属達は身構え臨戦体勢になる。

ホビダン「待っ待って、ください。

ははは、は、話を聞いてください。

フェルリ!余計な事は言わないで話をしろ。

俺はもう帰るぞ!命がいくつあっても足りん。」


フェルリ「言いたいことは二つさ!」

「ふっ。話だけは聞いてやろう。」


フェルリ「一つ目、世界樹の葉、枝、雫を毎月買ってやる。妖精の里に持ってきな。これはエルフ族との古の約定、何人たりとも口出しさせんよ。」


「もう一つは何かね。」

フェルリ「ふん。エルフの里をエルフに返しな。この里は昔からエルフが住んでいた里さ、あとから来たよそ者はさっさと出ていくがいい。」


「うん、宣戦布告は確かに受け取った。」

フェルリ「殺ろうってのかい?」


「殺るって言ってるだろう!

その前にこちらの言い分も言っておく。

レイ!言ってやれ。」


レイが世界樹の化身として現れる。

神聖な精霊力が辺り一面に広がっていく。


レイ「私は精霊王のレイ、世界樹よ。私の身体は私のもの、私以外の誰のもでもない。約定?笑わせないで、私が寝ているのをいいことに勝ってに身体から奪った。その償いをしてもらうわ。」


ホビダン「この精霊力は・・・、本物だ!」

フェルリは唖然としている。


レイ「ここがエルフの里だって?ふざけないで、ここは精霊の住まう世界樹の里!それをエルフと妖精が無理矢理奪ったのよ。忘れたとは言わせない、フェル嬢!あなたも27才の時に精霊狩りをしていたのを見ていましたよ!この場所は精霊のもの、よそ者は貴方達、精霊がこの場所を、と・り・も・ど・し・た・の・よ!」


フェルリ「フェル嬢・・・何で昔の呼び名を・・・私も忘れていたのに・・・・」

レイ「私は世界樹、全てを見て、全てを覚えています!

いいですか妖精族の長老よ、そして小人族の長老!私達精霊はエルフによって、長い間不当な奴隷以下の契約を強いられて来ました。私達は不当な契約から全ての精霊を解放するために、樹海の王ヒロトにお願いし一緒にエルフを討伐する事を誓いました。その邪魔をする種族は殲滅します。」


コボ1「我々の兄弟はゴブリンからエルフを助け、エルフの里に届ける途中で、コボルトだからという理由でエルフに殺された!我々コボルトはエルフをエルフだからという理由で討伐する。邪魔をするものは敵だ。」


「俺達の言い分を聞いたか!どちらが正しいか明確だ!小人族の長老よまだ妖精族の味方をすると言うなら、いまから敵となるがどうする?

そして妖精族の長老!エルフを匿っている妖精族は敵であることは明白!今から妖精族を殲滅しエルフを討伐する!そして全ての精霊を解放するのだ!」


ホビダン「我々小人族は妖精族の味方はしない!事を誓う!」


俺は懐の水晶玉をフェルリに投げた。

水晶玉は直径15cm程度、身長10cmの妖精を吸い込み宙に浮かんでる。

フェルリは水晶玉を中からドンドン叩く。

フェルリ「なんじゃこれは!だすのじゃ!魔法も使えん。

儂にこんなことをして只ですむと思うなよ、深淵の魔女様が承知しないぞ!」


「ん?サクラ、こんなこと言ってるけど?」

サクラ「私が深淵の魔女サクラよ。妖精の顔は小さくてよく分からないわ。私はヒロトの妻よ。承知しないわけないでしょ。」


「ん?しないわけないってどっち?」

サクラ「あーもう。夫の味方に決まってるわ!

だいたいこの水晶玉の妖精ホイホイは私が作った魔道具よ。

そして私が敵になったって事は、私が作って貴方達妖精に貸した魔道具は全て使用不可にするからね。勿論結界の魔道具もよ。」


「え!妖精の結界ってサクラの魔道具だったの?」

サクラ「そうよ、妖精があんなに強力な結界張れるわけないでしょ」


フェルリ「え!サ・ク・ラ・様・・・」


ルシー「因みに私は不死王、ヒロトの妻だから私も夫の味方よ。」


フェルリ「精霊王、深淵の魔女、不死王・・・。」

フェルリは呆然としている。


ホビダン「ほっ。敵にならなくてよかった。」


「さあ!妖精族を殲滅後エルフを討伐し精霊を解放するぞ!」

みんな「おー!」


「ところでホビダンさんこれからみんなで出撃するので、集落に帰ってね。」

ホビダン「はい・・・。」


蛇王リザルト「え!今から出撃?儂も行く行く。」

デルガ「私もご一緒しましょう。」

デステル「当然私もお供します。」

アスタロト「密かに私も、いつも一緒です。」


「君達!締まらないでしょ。『おー!』で終わりたかったのに。」

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