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魔物使いの異世界大陸平定記〜神々や大悪魔すら配下!? 規格外のテイム能力で異世界の理をぶち壊し、気づけば大陸全土を制覇していた〜  作者: ボルトコボルト
第一章 深淵の樹海

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第47話 【悲報】エルフ200名の精鋭部隊が全滅! 圧倒的罠と怒涛のチートスキルで絶望のどん底へ叩き落とせ!!

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「絶対に……エルフどもは許さん」


 豪華絢爛な城のリビングで、俺は込み上げる激痛のような怒りを抑えきれずに呟いた。


 周囲に控える愛する妻たちも、深々と力強く頷く。特にコボミは愛らしい鼻から荒い息を噴き出し、我が同胞コボ4を殺められた憎悪に身を焦がしていた。


 だが、現状は厳しい。

 エルフの里を覆う古代の【精霊結界】は強固そのもので、俺たちの猛攻をもってしても傷一つつけられず、侵入すら叶わなかった。


 当面取れる戦術は限られている。

 まずはスパの配下である小蜘蛛たちを結界の周囲に配置して完全監視。外に出てきた命知らずのエルフはコボミが即座に狩り取り、敵の数が多ければ援軍を要請する。


 並行して結界を破る手段を模索し、地下からのダンジョン化も試みる。


「あとは……エルフ側の正確な情報が必要だな。人数、攻撃手段、友好勢力や敵対勢力……まったく手探り状態だ。コボミ、結界の外に出てきた奴を何人か生け捕りにしてくれ」


 さらに多角的に情報を集めるため、ダークエルフの国や蛇王様のもとへアキートを外務大臣として派遣した。


「スパ、もし可能なら人間の国に潜伏しているエルフを拉致してきてくれ」


「承知いたしました、ヒロト様。極上の情報源をお届けいたします」

 アラクネのスパは妖艶に微笑み、影へと消えていった。


「ライゾウ、お前の知っている範囲でエルフの情報を教えてくれ」

 ヌエとなったライゾウが重厚な声で応じる。


「はっ。エルフの総人口は数百名。主な武器は洗練された弓、ナイフ、ショートソードにございます。精霊魔法を自在に操り、世界の命脈たる『世界樹』を守護しております。世界樹の葉、枝、雫を調合して規格外の回復薬を精製するため生命力も高く、寿命は人間の数倍以上。妖精や小人族とは親密ですが、ダークエルフ、ハーフエルフ、ドワーフとは決定的に反目しておりますな。強い選民思想を抱き、己たちこそが全種族の頂点に君臨すると信じて疑わず……精霊すらも強力な『契約の腕輪』で縛りつけ、奴隷のごとく酷使しております」


 そこまで語ると、ライゾウは鋭い眼光を光らせた。

「……主様。どうか、虐げられし精霊たちを解放してやってはいただけませぬか」

「ああ、勿論だ。全員解放しよう」


 先日の戦いの後、討伐したエルフの手首から『精霊の腕輪』を回収し、破壊することで囚われていた精霊たちを解放していた。解放された精霊たちは、ダンジョン内の『精霊の泉』で嬉しそうに羽を休めている。手元には壊れた腕輪の残骸が残っていた。


「スラオ、この腕輪に封印されている精霊を、腕輪を壊さずに安全に契約解除・解放することはできないか?」


 身体を預けるマジックスライムキングのスラオに問いかける。


 奴らが精霊に命令を下す場面は観察済みのため構造の解析は進んでいるが、封印解除と契約抹消の完全なプロセスは解明途中のようだ。スラオに引き続き解析を任せることにした。


「ヒナ、ダンジョン側からのアプローチはどうだ?」


「うーん、ダメだったー! 結界の直下まで地下道を掘り進めたんだけど、結界の概念防壁に阻まれて中にダンジョン領域を広げられないの……」

 ヒナは参ったように頭を抱えた。


 万策尽きたかと思われたが、諦めるわけにはいかない。


 元奴隷のダークエルフであるグラビスや、3人のドワーフたちを召喚して聴取を行った。


 ドワーフたちはコボ4の惨劇を聞いて激怒し、拳を握りしめていた。エルフどもは昔から他種族を虫ケラ扱いし、自らを神のごとき絶対者と過信して理不尽な虐殺を繰り返してきたという。その横暴さに耐えかねた周辺種族から反撃されたため、引きこもるためにあの結界を張り巡らせたのだ。


「トロールや獣人とも仲が悪いが、お互いに不干渉を貫いているようだな」

「左様です、ヒロト様。我らドワーフもダークエルフも長年あの不快な結界を破ろうと試みましたが、成果はありませんでした。ですが……今回の戦い、我が同胞も総力を挙げて協力いたしますぞ!」


 グラビスと60代のドワーフに使者となってもらい、両種族へ正式な出兵要請を出すことにした。

 ……ちなみに、ドワーフたちの名前がややこしくて覚えづらいため、俺の独断でわかりやすいニックネームを贈った。

 60代ドワーフ=『ドワーフじいさん』

 20代ドワーフ=『ドワーフおじさん』

 10代ドワーフ=『ドワーフにいさん』

 本人たちも親しみやすいと大喜びである。


 ◇


 使者を送ってすぐ、ドワーフの精鋭300名がドワーフじいさんに引き連れられて我が国へやってきた!


 元々鉱山の資源が枯渇しかけており、新たな採掘場を探していたらしい。ドワーフじいさんから我がダンジョン内に無限の鉱山と至高の酒場があると聞き、なんと一族を挙げての移住を希望してきたのだ!


 もちろん快諾し、全員を我が国の国民として迎え入れた。これで防具と武器の大量生産体制が完全に整った!


 我がダンジョンの鉱山機能はまさに極限のチートだ。

 金、銀、銅、鉄は固より、ミスリル、アダマンタイト、オリハルコン、ヒヒイロカネ、あらゆる希少宝石が採掘し放題。どれだけ掘り尽くしても、翌日にはダンジョンの自動修復で完璧に元通りとなる(※要DP)。


 さらにドワーフおじさんが主導となり、ダンジョンで醸造する極上の酒の種類が爆発的に増えた。手すきのコボルトやゴブリンも楽しそうに酒造りに参加しており、売るほど莫大な量の美酒が蓄積されている。


 ダークエルフからも全面協力の確約を取り付け、蛇王様からも即座に「婿殿の初陣を助けぬ理由なし!」と精鋭兵500名が派遣され、こちらへ進軍中とのことだった。


 ◇


 そんな折、スパの小蜘蛛ネットワークから緊急の諜報が入った!


「ヒロト様! エルフ軍200が結界を出て、最も近いコボルトの集落へ向けて出撃いたしました!」


「なに……? 向こうから打って出てきたか! ちょうどいい、コボ4の無念を思い知らせてやる!」


 俺たちは即座にコボルト集落前をダンジョン化し、凶悪な罠を敷き詰めてエルフ軍を待ち構えた。

 出撃陣形は俺、コボ1、コボ2、コボミ、コボ5、そしてリガント将軍率いる300の凄腕精鋭部隊!


 森の木々を滑るように進んできたエルフの精鋭200名が、罠の展開エリアへ足を踏み入れた瞬間──!


「発動ッ!!」


 ドゴォォォンッ!


 底なしの落とし穴、足を引っかけた瞬間に超高速で射出される無数の矢! オーソドックスながら殺傷能力を極限まで高めた罠に、先頭のエルフたちが次々と悲鳴を上げて落ちていく!


 さらに追撃! ドリアードとなったレイの精霊スキルが牙をむき、極太の蔦が逃げ惑うエルフたちの身体を締め上げる!


「なっ、なんだこの蔦は!? 抜けない──!?」


 混乱するエルフたちを囲むように、上空と周囲の影から1000匹ものイビルアイと魔眼部隊が一斉に飛来!


 怪しく輝く魔眼が一斉に解き放たれ、強烈な【MP吸収】【魅了】【石化】の波動がエルフ軍を襲う!


「うあ……あぁ、仲間を守らねば……いや、殺さねば!?」

「狂ったか貴様! ぐあぁぁっ!?」


 魅了されたエルフたちが正気を失い、同士討ちを始めて陣形は崩壊!


 そこへ鵺のライゾウとオルトロスのコボ2が超神速で突入し、コボミやスパの蜘蛛部隊が影から滑り出て、エルフたちの手首から『精霊の腕輪』を次々と破壊・奪取していく!


「全軍突撃ィィィッ!!」


 リガント将軍の咆哮とともに、俺たちは絶望に染まるエルフ軍へとなだれ込んだ!


 アイの魔眼が前方の敵を次々と石化させ、スラオが絶対零度の氷結膜で敵を固める。俺は黒刀『ムラマサ』を抜刀し、精霊の腕輪ごとエルフの肉体を一刀両断!


 ホワイトゴーゴンとなったハクは、妖艶なゴーゴン形態で敵を石化させつつ、しなやかで巨大な蛇尾を振り下ろして敵を叩き潰す!


 エルダードラゴンのリザは、灼熱のブレスと巨大な爪牙で戦場を赤く染め上げる!


 アラクネのスパは幾重もの鋼糸で敵を絡め取り、8本の鋭利な蜘蛛脚で心臓を深々と貫く!


 セイレーンのハピは空中で可憐に舞いながら『甘い睡魔の詩』を唱え、敵軍を次々と昏睡状態へ落とし込む!


「コボ4の仇ぃぃぃッ!」

 コボ1が大剣を振り回して撫で斬りにし、コボ2が鋭い爪と牙で喉笛を噛み千切る!


 コボミはスキュラ形態へと変化し、8本の巨大なタコ足で拘束したエルフを3匹の狂犬の牙で噛み殺す!


 コボ5が激昂の叫びとともに巨大な岩槍ロックランスを連続射出し、エルフの胸を幾重にも穿つ!


 リガント将軍も魔眼で敵を石化させ、キングの怪力で大剣を叩き下ろして肉塊に変えていく。


 圧倒的な力の差。残虐なまでの蹂躙。

 さっきまで高貴さを気取っていたエルフの精鋭200名は、反撃の機会すら与えられず、わずか数分で完全に全滅・壊滅した。


 俺たちはリーダー格のエルフ数名を拘束し、即座に城へ連れ帰った。


 ◇


 城の地下尋問室にて、捕獲したエルフ幹部に強力な魅了魔法をかけて尋問を開始する。


「……結界の解除方法を吐け」


 うつろな瞳となったエルフ幹部は、あっさりと機密を漏らした。

「……結界は……里の周囲8箇所に配置された……古代の『結界生成魔道具』によって維持されています……。それをすべて破壊すれば……結界は……消滅します……」


 結界魔道具の正確な設置ポイントも完全に特定!

 すぐさま小蜘蛛部隊を派遣し、8箇所の魔道具の周囲を密かに監視させた。


「よし……! ダークエルフにも即座に派兵を要請しろ! 蛇王様の援軍とダークエルフの軍勢が揃い次第、全軍で打って出る!」


 結界の抜け道は暴かれた。

 傲慢なるエルフどもに、本当の絶望と滅びを教えてやる時が来たのだ!

いつも読んでいただきありがとうございます。


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