第46話 VSガラード国王
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正面に階段。
階段の上、中央の高い位置にある金色の豪華な椅子。
その椅子に国王が座っていた。
色とりどりの宝石で飾られている金の王冠。
外向きにカールした金髪。
青い瞳。鋭い目。睨んでいる。
白い口髭と顎髭。
年齢は70代。
赤を基調として金銀が織り混ぜられたマント。
ゆったりとした複雑な金銀の模様が織り込まれた白いガウン。
宝石が散りばめられたベルト、腕輪、王笏。
先の尖った靴。
その左横に・・・、多分宰相?がいる。
宰相と呼んじゃおう。
国王の椅子に登る階段の下にアレオン将軍。
国王の椅子まで赤いカーペットが敷かれている。
その両脇壁際に貴族達と近衛兵が並んでいる。
その赤いカーペットの上を俺達は歩く。
先頭から俺、ルシー、リザ、ハピ。
スパ1はまた隠蔽している。
宰相「止まれ!そして膝を付け!国王の御前なるぞ!」
宰相の言葉は無視。
「ルシー、上から話しかけられるのは気分が悪いね。」
俺は立ち止まり、ルシーに話しかける。
ルシー「全くその通りでございます。」
宰相はここで先手をとり優位に進めたいため必死だ。
宰相「貴様ら!何者だ!膝をつき頭を垂れよ!」
アレオン将軍、両脇の近衛兵達が剣を鞘から抜き構える。
ルシーは前に出ると叫ぶ。
ルシー「無礼者!樹海の王の御前なるぞ!」
ルシーから濃厚な魔力、禍々しい邪気が溢れ広がる。
レイの精霊力が俺と妻達だけを包む。
俺達は平然とたっている。
(ルシー、あんまり本気出さないでね。死んじゃうから。)
ルシーに念話で話しかける。
ルシー(分かってるわ。)
俺達を除く謁見場にいる者全てが膝を付き頭を垂れる。
具合が悪いだけだけどね。
うつ伏せで倒れている者も何人かいる。
ほとんど貴族達、根性なしw
その中でアレオン将軍が踏み込んできて袈裟斬り。
リザがアダマンタイトの盾で受け流す。
俺はムラマサで抜刀しながら薙ぎ払う。
「天晴れ!」
流石アレオン将軍この中で動けるとは、しかも攻撃してきた!
アレオン将軍を異次元収納した。
ルシー「その上にいる者!降りてきて膝を付け!
殺されたいか!」
ルシーは国王と宰相へ放出される魔力と邪気を強める。
アレオン将軍が殺されて、国王と宰相は、有利に進める事を完全に諦めた。よたよたと下に降りてきて、魔力と邪気に逆らえず膝をつく。
ルシー「宜しい。我が王よりお話がある。そのまま心して聞け!」
ルシーは魔力と邪気の放出を止める。
「私は樹海の王だ!我が領土に理由もなく2万の兵で攻め込んだ挙げ句に、ガル村を歩いていた私と妻達に無礼を働き、宣戦布告をしてきたのでそれを受けた。現在、樹海周辺の村は我が領土として占有している。ガラード国王よ、まだ戦争を継続する意志があるか確認したい。」
宰相「始めに確認させて下さい。ガル村の無礼とは我が国では認識ございませんが何の事でしょうか。何かの間違いではないでしょうか。」
「そんな事も知らんのか、情報収集がなってないな。こいつが犯人だ。勅使は王家の言葉を伝える者であるから、王家の言葉として受けとる。」
ガル村で捕まえた勅使を目に前に出す。
ガラード国王達が驚く。
勅使は俺達に向いた状態で出した。
ガル村で捕縛した時から時間経過していないため、現在どこにいて周りに誰がいるか確認しないまま、興奮して喋り出す。
勅使「貴様ら、儂に何をした!許さんぞ。ガラード王国が目に物を見せてやる。その女達を差し出せ!」
「ガラード国王!この通りだ。」
ガラード国王、宰相は絶句。
勅使「ガラード国王?」
勅使は慌てて周りを見渡す。
国王始め、宰相、貴族達が、俺達に対して膝を付き頭を垂れているのを見て驚き戸惑っている。
勅使「こ、これは、どういう事だ。」
「ガラード国王、この者の侮辱の言葉は、我が国に宣戦布告している以外は受け取れんぞ!」
宰相「事情は分かりました。近衛兵!この者を引っ捕らえよ。」
近衛兵が苦しい身体を引きずりながら勅使を拘束し連れていく。
「ところで、お主が国王か?」
宰相に向いて言う。
宰相は「しまった!」と言う顔。
「我は国王に話しかけたのだが・・・。」
宰相「失礼しました宰相をしている・・・」
「黙れ!王でないのであれば、貴様には話しかけておらん。無礼者!」
宰相の謝罪を中断させ、ムラマサで宰相を袈裟斬りにした。
そして宰相も異次元収納。
国王「申し訳ございません。私が国王です。」
国王は苦々しい顔で謝罪。
国王の椅子付近を振り向き何か合図のような動作をした。
スパ1(主様、国王の椅子の後ろから主様を狙おうとした。『闇の風』の者がいたので、倒してコボミが収納しています。)
(報告有難う。)
こいつらまだ戦う気満々だな。樹海周辺だけ領地として貰おうと思っていたけど、どうしようかな。
国王は何度も椅子に振り返る。
「ガラード国王、お主が探しているのはこの者達かな。」
(コボミ『闇の風』の者を全員出せ。)
人化形態のコボミが出現。
コボミは国王の椅子の後ろにいた『闇の風』の者の遺体を出した。
国王は絶句。
ガラード国王「まさか『闇の風』頭領のヤグルが殺されていたとは。」
ガラード国王は呟いた。
頭領だったのか。
その後、本日倒した『闇の風』の者達を出していく。
全部でその数32体。
ガラード国王は狼狽える。
「この者達は我が命を狙った。」
ガラード国王は両手を床に付け項垂れた。
ガラード国王「我が国に戦争を継続する意志はございません。」
「ふむ。ここまで虚仮にされたからには、我は無条件降伏以外受け入れんぞ。」
ガラード国王「無条件降伏・・・」
「戦争継続なら、今すぐここにいるガラード王国の者は、全て死んで貰うがな。」
アレオン将軍、宰相、『闇の風』頭領のヤグルが殺されて完全に弱気になったガラード国王は・・・。
ガラード国王「承知しました。無条件降伏を受け入れます。」
ガラード王国貴族達、近衛兵達がどよめく。
『闇の風』の遺体は全て異次元収納に収納する。
替わりにアーシュ男爵他ガリア町で収納した人間を出す。
「この者達は返す。後でこの者たちの身代金を差し出せ。」
「ガラード王国が我が国に二度と牙を向かないように、第一王子ガラールを人質として預かる。」
(スパ1、ガラール王子をつれてこい。)
スパ1(畏まりました。)
スパ1が王子を連れて現れる。
ガラード国王「ガラール!」
「賠償に関する内容は追って連絡する。要件は以上だ。」
俺達は、王子を連れて城の会議室に転移した。
「デステル!この者を軟禁しておけ。」
死神デステルが王子の後ろに現れる。
王子「ひぃっ!」
王子は後ろを向いて驚く。
デステル「承知しました。」
デステルは王子を連れていく。
王子って言っても30代だけどね。
「デルガ、アレオン将軍と宰相、そして『闇の風』はアンデットにして蘇らせてね。」
アレオン将軍、宰相、闇の風の遺体を出してデルガに依頼する。
デルガ「承知しました。」
今日はここまで、食事して寝よ。
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