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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第一章 深淵の樹海
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第41話 死神

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サクラが仲間に入り、賑やかさが増した。

みんなソファーに座ったり、ヒナがDP交換で出した椅子に座ってる。

ブラリリ、ブラルル、ブラロロが忙しそうに飛び回る。

本当に飛んでるよ。


ヒナ「サクラも異世界転移の時、白い部屋で神様に会ったの?」

サクラ「そうそう。かなり昔の話なので、よく覚えてないけど。

最初は苦労したなぁ。」

ヒナ「私もそう!苦労して危なかったところを、ヒロトに助けてもらったの!」

苦労してたのかい!自業自得でしょ!心で突っ込む。

勿論、口に出さないよ。


ヒナ「その機械は何?」

サクラ「魔道具よ。色々出来るけどお楽しみね。」

ヒナ「ふーん。」

サクラ「この左手は昔戦いで失ったの、不便だから作ったわ。今は生身の腕より便利よ。」

ヒナ「えー。そうなんだ~。」


サクラ「ヒロトのパイロットゴーグルいいわね。何か機能はあるのかしら。」

「これは、うちの魔道具担当のダークエルフに、作って貰ったんだ。魔力を流すとサングラスになる。サクラはもっと色々出来そうだね。期待しているよ。うちの担当のグラビスに後で教えてくれ。」


サクラ「了解。スチームパンク系好きでしょ。」

サクラは自分の服を指して言う。

「そうそう。好きだよ。サイバーパンク全般ね。ロークラウンのシルクハットにゴーグルを付けようと思ったんだけど。それに合う服も着ると目立っちゃうんだよね。」


サクラ「そうだねー。ヒロトは異世界でのんびり暮らす派なのかな。」

「うーん。特に考えてなかったな。のんびりでもいいんだけど。周りに流されて今の状況になった。基本、侵略は好きじゃないから自分から戦争をしていないつもりだけど。周りに敵が多いw」


サクラ「そっかー。ここまで勢力が大きくなったら、目立っても大丈夫よ。不死王と精霊王が配下にいれば、それだけで異世界征服出来ちゃうぞ。まあ強敵はいっぱいいるけどね。」

「自ら征服に乗り出す事はあり得ないね。ただ、いつの間にか仲間が沢山出来て、守りたいものも増えたから、これからも戦争は続くだろうな。降りかかる火の粉は払わないとね。」


サクラ「うんうん。私も殺伐とした生活より、楽しい生活がいいけど。逃げてばっかりいるのも何か違うね。」


「サクラのその左腕と箒はかっこいいね。この時代ではない技術でしょ?」

サクラ「そうだよ。ロストテクノロジー、前時代の技術よ。多分現在扱える者はとっても少ないわ、遺跡で発見されても王家の博物館に眠るだけよ。」


レイが急に立ち上がると、ソファー越しに俺の背中側から両手を回す。

「ん。」

レイが優しく微笑む。

どうした?まあいいか。


ルシー「3人目を呼びますが、宜しいでしょうか?」

「悪い悪い、話に夢中になっちゃった。」

「呼んでくれ。」


背中がゾッとした。

邪気?が部屋中渦巻いて、満ち溢れるてるようだ。

周りで喋っていた妻達も一瞬で静かになる。


デステル「もう来てるよ。」

俺の背中側から声がする。

掠れた声。

振り向く。


レイの後ろに死神がいた。


「きゃああああああ。」

アリア、ヒナが叫ぶ。

サクラがヒナを『よしよし』してる。


アリアはハピに抱きついて震えてる。

アリア「なんなの!今日はこんなのばっかり。」


レイの精霊力が辺りを包み始める。

いつまでも呼ばれないから来ちゃたんだね。

ああ、だからレイがここに来たんだ。

レイが背中から抱いていてくれなかったら、俺も叫んでたかも。

「有難う。レイ」

レイは微笑んでいる。


黒いローブ。

顔は人間の頭蓋骨。

目は吸い込まれそうな深い闇。

手は二本。人間の骨。

足は無い。浮かんでいる。

右手に死神の大鎌、デスサイズ。

漆黒の棒に大きく長い鎌の刃。


デステル「人間種には邪気はきつかったかな?

すまん。邪気を押さえきれなかった。

俺は死神デステル。

死神は神ではない。

レイス、ゴースト等の魔物の最上位種。

闇魔法と即死のスキルを使える。

レイス、ゴースト、ファントム、リビングアーマー等を使役する。

ゴーストの中には、生前の人間の記憶を持ったものもいる。

当然善政を敷いた為政者もいる。

不死王はそれらのゴーストが、貴方の国に役に立つかも知れないと言っていた。

どうだい、使ってみるかい。」


ふむ、確かに有用かな、デステルも強そうで戦力になりそうだから、眷属にしておこうかな。


「眷属になってくれるか?」

デステル「いいとも。」


デステルを眷属にした。

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