第38話 VSガラード王国(その1)
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その夜、結婚と建国の食事会は楽しく終わった。
そして夜も問題なく眠り、朝を迎える。
ん!問題はないよ。何とは言わないけど、ハクから出会い順でローテーションになったので全く問題無し。
「スパ1、大陸中の情報収集したいんだけど、小蜘蛛の数は足りるかね。」
スパ1「全く問題ありません。」
「予想外のところから襲撃されると大変危ないので、情報収集はしておきたいな。」
スパ1「承知しました。」
スパ1「ところで、ガル村にまた臨時の徴税の命令が出て揉めています。ガル村はこれ以上徴税されると、飢えるしかないところ迄来ています。」
「ちょっくら行ってくるよ。」
妻達「私達もいくわ。」
*ルシーを除く妻達です。ルシーは人材勧誘中。
ハクの転移でガル村に行く。
勅使と村長が村の門前で言い争っている。
勅使の後ろにはガラード王国軍兵士が数十人武器を構えている。
村長の後ろに門番2名。
勅使「つべこべ言うな!国の決定だ。出すものを出しな。」
勅使はニヤニヤ笑っている。
村長「これ以上、麦を持っていかれると、村で食べる物が無くなります。どうかお許しください。」
勅使「この村の事情は知らないね。とにかくそこをどけ!」
勅使が剣を鞘から抜くと、村長に斬りかかった。
俺は素早く踏み込み、村長と勅使の間に入る。
勅使の振り上げた剣を持つ右手を掴む。
「殺すことはないだろう。」
勅使「貴様、誰だ!」
村長「ヒロトさん!」
勅使「誰だか知らんが、邪魔すると貴様も只じゃ置かないぞ!」
勅使は剣を横に振り、俺の手を払い睨む。
ハクが勅使に向かって歩いてくる。
その後ろを妻達が歩いてくる。
ハクを先頭にレイ、リザ、アリア、コボミ、ハピ、スパ1、ヒナ。
今日は妻達全員人化状態。
勅使「ほほー。良い女達だな。麦の替わりにお前達でも良いぞ。」
勅使は妻達を厭らしい目で見ている。
ハクは勅使の目の前迄行くと立ち止まる。
勅使はハクの身体を上から下までゆっくりと、舐め回すように見ていく。
勅使「良い女だ。俺の女にしてやる。」
剣の腹でハクの頬をポンポンと二度叩く。
ハクが勅使の頬を平手打ち。
目にも留まらぬ速さ。
ハク「気持ちわるい。」
ヒナ「キモい!」
勅使は横に倒れる。
そして立ち上がると赤く腫れ上がった頬を手で押さえながら叫ぶ。
勅使「貴様等、只で済むと思うなよ!男は殺して、女を捕まえろ!」
勅使は後ろの兵士に命令する。
兵士達は武器を振り上げ俺に向かって来た。
ムラマサを抜刀し峰打ちで兵士達を叩き打って行く。
妻達も兵士達に向かって行き拳で殴る。平手で打つ。蹴り飛ばす。
アリアは剣で峰打ち。
あっという間に数十人の兵士が全員倒れて呻いている。
勅使は茫然としていたが、すぐに気を取り直す。
勅使「貴様等!王国に逆らったらどうなるか知ってるのか!」
「どうなるんだ。」
勅使「男は殺して女は・・・」
俺は勅使を拳で殴った。
「もう良い。
貴様等の宣戦布告は確かに受け取った。
ハク、こいつエビデンスね。
異次元にしまって。」
ハク「はい。」
勅使を異次元に収納した。
俺は振り返り村長を見る。
「俺は樹海王国の王ヒロトだ。彼女は妻のハク、王妃だ。
事情は分からないが、言い争いを止めようとしたら、王妃に剣を向けられた、挙げ句に卑猥な言葉を投げ掛けられて宣戦布告されたので、それを受けた。
・・・ここまでいい?」
村長は頷く。
「樹海王国はこの村に攻め要り占領し領地とした。
領地なので、食料を支援し村を救済します。」
村長は頷く。
コボ5とオーク兵を100人召喚する。
「コボ5、暫定でこの村の防衛を任せる。兵100人で防衛せよ。」
コボ5とオーク兵はミスリルの黒いフルプレートアーマーを装備していた。
コボ5「はい!承知しました。」
ガラード王国軍の兵士に向かって叫ぶ。
「お前等!今の話しを聞いたな!逃げ帰って上官に報告しろ!」
黒いフルプレートアーマーのオーク兵100人にビビって、ガラード王国軍兵士達は痛みが残る身体を起こし、慌てて逃げ帰った。
俺は国に戻り、状況を幹部達に説明。
オニバルにオーク兵つけて、アキート、ショーと一緒に樹海周辺の村を周り、穏便に占領の体裁をとり護衛を残すように指示した。
「オニバル初仕事だ。宜しくね。ガル村にオニバルを召喚したかったけど、眷属じゃなかったので召喚出来ず、暫定でコボ5に任せた。後で交替してね。」
オニバル「承知しました。」
ルシー「オニバルも眷属にしてください。私に従属はしていないはずなので可能です。」
「ルシー、お帰り。」
早速オニバルを眷属化する。
オニバル「うおっ!ステータスが倍になりました。す、凄い。
出撃します。」
「行ってらっしゃい。」
では、ルシーの勧誘の話しを聞こうか。
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