第34話 世界樹
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不死王を眷属にした俺は、元精霊の集落でオーク軍が拠点としていた場所。長くて面倒なので『世界樹の里』としておこう。世界樹の里にいる。だって世界樹があるんだよ。名前に世界樹っていれるよね。
いつものメンバー+蛇王と不死王、カーバンクルと一緒にいる。
ほぼ全員人化。
人化してないのは、人化出来ないスラオ、ムラマサ、ライゾウ、カーバンクル。
右手はハクに左手はレイに抱えてられてる。
連行されてるようです。
かわいいから許す。
カーバンクルはヒナに抱かれている。
「ところで、ルシーはどうやって不死王になったんだい。
魔石を飲み込んでたけど。」
ルシー「不死王の魔石を飲み込んだの。
不死王はけして死なないわ。
あまりにも長い間生きていると生きているのが苦痛になる事があったらしいわ。
その時、自分が魔石だけの存在になることを思い付いたの。
ん?どうやら、不死王の記憶も受け継いだため、自分の記憶と一緒になってるみたい。
魔石を飲んで一体化したのよ。
一度死んでから不死王として蘇ったわ。」
一度死んだから、レベルアップと進化のメッセージが流れたんだな。
「魔王軍はまたここに攻めてくるのかな?」
ルシー「分からないわ。私は独自で動いた。深淵の樹海で戦力を増強して人間の国に侵攻しようとしたけど、他の四天王がどう動くかは不明ね。」
ルシー「私達の種族は小数で、魔王軍内での地位向上するため必死だったのよ。地位向上出来なければ、魔王軍の中ですぐ滅ぼされてしまうわ。お願い。私の一族がここで暮らす事を許可してほしい。」
「いいよ、ルシーも眷属になったし。ただし、揉め事は起こさないようにルシーがしっかり見てて欲しいかな。」
ルシー「有難う。一族の事は私が責任持つわ。後で呼びにいく。それからオニバルなんだけど。」
「オニバル?」
ルシー「オークエンペラーの名前よ。」
「オークエンペラーか。オニバルがどうしたの?」
ルシー「悪魔の鎧も一緒にアンデッドナイトとして、私の死霊魔法で蘇らせたいの。オニバルはとっても役に立つわ。とってもかわいそうな子だったのよ。」
「いいよ。確かに将軍並みに戦術は知ってそうだったね。」
ルシーはオニバルの死体のそばにいくと、死霊魔法を唱えた。
オニバルの死体の下に禍々しい魔方陣が浮かび出す。
外れていた鉄仮面が飛んできて、オニバルの顔を覆う。
目が赤く光る。
オニバルは倒れたまま浮かび上がる。
足から着地し立っていた。
オニバル「お久しぶりです。ルシー様。」
ルシー「貴方はアンデッドナイトとして復活したわ。これからも宜しくね。そしてヒロト様が私の主人となったので、ヒロト様の言うことも聞くように。」
オニバル「承知しました。ヒロト様、宜しくお願いします。」
「こちらこそ宜しくー。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さてと、戦争の事後処理が必要だけど、何があるかな?
オク1に念話を送る。
(オク1、ガラード王国軍を追っていったオーク軍も眷属にしてきてね、あんなとこにいたら邪魔だから。そしてここにオーク達も戻って来ること。)
オク1(承知しました。今現場に向かっています。ここにいるオーク軍敗残兵は全て眷属化しています。)
オク1はオークエンペラーに進化していた。
(仕事が早いね。宜しくね。)
後は・・・。
各領地の集落は、地下に移動しているから地上に戻そう。
戦場の死体は全てダンジョンに消化されているので、壊れた家屋以外は割りと綺麗かな。負傷した仲間、オーク達は救護部屋に送っているので、道端に座っていたり、倒れている者もいない。
「ヒナ、この家屋はダンジョンで一気に復旧したほうがよいかねー。でも精霊の済む場所として、自然の状態もいいかな?」
ヒナ「あああああああ」
「どうした?急に。」
ヒナ「DPが凄い事になってる。どんどん、どんどん増えていく。」
「増えていく?増えていた、じゃないんだね。」
ヒナ「うんうん、こうしてる今も、DPにポイントが加算されてるようで、みるみる変わってるのよ。」
「その原因ってこれだよね。きっと。」
目の前の世界樹を見上げる。
圧倒的な大木。
自然と崇拝してしまいそうな壮大さ。
天辺が高すぎて見えない。
葉が生い茂っていきいきとしている。
世界樹の下ではダークエルフ達が泣いていた。
悲願だったらしい。
エルフは世界樹の守り人。
ダークエルフは世界樹のもとを追われて長い年月が立つ。
初めて世界樹を見た者もいるだろう。
感動でうち震えている。
「レイ、世界樹と一体化してみて。」
何か分かることもあるかと、ちょっと思って試しただけのつもりだった。
レイ「はーい。」
レイも軽い感じで一体化した。
レイが世界樹の中に消えていく。
レイ(ああああああ・・・)
<レイが世界樹に進化しました。>
<レイが精霊王になりました。>
メッセージが流れた。
「え!」驚く。
ハク「どうしたの?」
「レイが世界樹になって、精霊王になった。」
ハク「精霊王!?」
ルシー「精霊王は現在この世界で一番魔力・・・精霊力が大きい精霊がなるのよ。随分長い間、精霊王は代替わりしなかったのだけど。」
レイが世界樹の中から出てきた。
疲れた様子で片膝をつけ俯く。
「大丈夫?」
レイに駆け寄り肩に手をおく。
レイ「はあはあ、世界樹の記憶が頭の中に流れ込んで来て混乱した。今は世界樹になったので、無視できるみたい。」
「一体化は解除されたんじゃないの?」
レイ「世界樹に進化したので、解除は出来ない。貴方のそばにいたいので、分身体を出したの。」
レイは立ち上がり、姿を見せる。
分身体は進化前のレイの姿だった。
レイ「前の姿になってるけど、こんな姿にもなれる。」
レイの姿は光に包まれ、変貌を遂げる。
精霊!まさしく精霊と呼ぶに相応しい。いや精霊の女王に相応しい出で立ち。
エメラルドグリーンの長い髪は光輝く。
切れ長の目にエメラルドグリーンの瞳。
肌は薄い黄緑。
ここまでは前と変わらない。
可憐な少女は大人になっている。
神々しいオーラを身に纏う。
服は白い古代のチュニック。
「綺麗だねー。」
レイ「どっちが好み?」
「前の方が良いな。今の姿は神々し過ぎる。恐れ多くなる。」
レイ「分かった。」
レイはもとの姿に戻る。
レイ「世界樹になって、色々分かったの。」
レイは精霊、エルフ、世界樹の事を話始めた。
ここは多くの精霊が集う神聖な場所だった。
世界樹は精霊に安らぎを与える存在として精霊に好かれていた。
そこにエルフがやって来た。
エルフ達は初めは世界樹と精霊達を敬い良い関係だった。
ある日、精霊王が代替わりした。
新しい精霊王は自分が王の座から落ちるのを恐れた。
この世界で一番魔力のが高い精霊が精霊王になるため、いつ自分以外の精霊が、レベルを上げ進化し自分より強くなるか心配で堪らない。
精霊王は精霊達がレベルアップや進化しなければ、いつまでも今の地位にいられると考えた。
精霊王は全ての精霊に命令出来る。
精霊王はエルフと約束し、エルフが精霊を使役させるようにする。
契約内容は、経験値は全てエルフが取得し精霊には割り振らない。
精霊王は精霊が逃げないように精霊の腕輪を造りエルフに渡す。
そうしてこの場所は精霊の狩り場に変わった。
エルフが大勢押し寄せ、精霊達を捕まえていく。
世界樹はそれを見ている事しか出来なかった。
エルフは世界樹の薬効にも目を向けた。
世界樹の葉、枝、雫は回復薬の素材となり、効果が非常に大きい回復薬を作成出来る事が分かり、独占し始めた。
「そうかー。
やっぱりエルフ達は許せないな。
ここは精霊達の憩いの場所に戻そう。
そして俺達もここに住むよ。
レイがここにいるならここが俺達の住みかだ。
オークの住みかも何とかしないとだな。」
ヒナ「DPも貰い放題だしねー。」
レイ「有難う。分身体で一緒に居られるけど、やっぱりみんながここに居てくれると嬉しいな。」
「しかし、そうすると魔族だけではなく、エルフも攻めて来るな。
俺達がいるときは迎撃するけど、居ないときが心配だな。
エルフの結界より強力な結界は無いかね。」
ルシー「四聖獣結界が一番強力だわ。四聖獣を召喚して契約するのが難しいけけどね。」
「四聖獣結界!いいね。」
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