第248話 雨師
11/17 アンナの種族修正。
キラーアントエンプレス → 悪魔パイモン
南の王国の城壁都市に立て籠って、拠点化をはかっている。
所々崩れ落ちた城壁を修理しながら、魑魅魍魎達の侵入を防ぎ迎撃する。
四方八方から迫り来る魑魅魍魎達。
コボ1、ゴブ1、オク1、オガ1は東西南北に別れて対応中だ。
東はコボ1のコボルト達。
西はゴブ1のゴブリン達。
南はオク1のオーク達。
北はオガ1のオーガ達。
傷付いた者を送還し、元気な者召喚し、それぞれ召喚送還を繰返す。
今のところ対応出来ているが、無限に増殖してくるような魑魅魍魎達の対応は心配があるので、何か手は打っておこう。
ヒナに念話で連絡する。
(ヒナ、この南の王国の拠点迄、迷宮を伸ばしてくれないか?)
ヒナ(いいよー。トンネルで伸ばすねー。)
(有難う。伸ばしたら、ここの拠点を迷宮化してね。)
ヒナ(分かったー。)
良し、これで拠点はいざとなったら、迷宮で籠城出来るぞ。
(ヒナ、因みにそのまま迷宮を、蚩尤がいると思われる南の王国の中央部最南端まで、伸ばせないかな?)
ヒナ(やってみるよー。)
これで迷宮を伸ばせれば、苦労しないんだけどな。
ヒナ(うーん。南に行くほど迷宮を伸ばせなくなるねー。)
(そうかぁ。残念だ。)
(今から皆を呼ぶので、取り敢えず迷宮を伸ばした最南端に、迷宮の転移機能で俺達を移動させれくれ。)
(りょーかーい。)
俺は蚩尤軍攻略のメンバーを念話で呼んだ。
集合した10人と1匹。
エルダーリッチの勇者ユイ。
ユイの使い魔、火の鳥フェン。
ダークハイエルフのグレイア。
雷神トールのライゾウ。
勇者ハーミアと勇者タクミ。
ヴァルキリーのスクルド、ヒルド、スコグル、フリスト。
悪魔パイモンのアンナ。
「この拠点の防衛は任せて先に進むぞ。」
皆「はい。承知しました。」
ヒナの迷宮転移で魑魅魍魎達の後方に移動した。
「さあ、進むぞ。」
魑魅魍魎に会わない様に進むが、数が多く戦闘が発生する。
その時、一陣の風が吹いて、前方に風伯が現れた。
風伯「樹海帝国皇帝ヒロト!やっと来たか!」
風伯。
鹿の長い胴体、豹柄。
孔雀の頭。
奇妙な鋭い角が2本。
蛇の尻尾。
黒い道士服。頭には黒い道士の帽子。
左手に車輪、右手に広げた扇を持つ。
「風伯か、待たせた様だな。」
風伯「ははは、随分遅かったので、色々やったぞ。
魑魅魍魎達がは今や王国中に広がった。
そして・・・。」
そしてもう一人、風伯の隣に現れた。
霧が風伯の隣で人となる。
雨師「俺は雨師、名を萍翳。
戦力も整えさせて貰ったぞ。」
雨師。
髭を蓄えた壮年。
白い道士服。頭には黒い道士の帽子。
左手に皿状の盂。
右手から水が流れている。
そして足が1本。
1対2枚の神鳥の翼。
雨師の右手から流れる水が蛇のように動き、魔方陣を描き出した。
魔方陣は9つ。
魔方陣から神気が涌き出る。
雨師「時間があったのでな、かなりの強化が出来た。」
雨師は詠唱する。
「古に天を征した、伝説の竜が生んだ九匹の子よ。
地を切り裂き、水を渡り、火を喰らい、空を駆けよ。
そして伝説の竜を越えよ。此の地に蘇れ『竜生九子』!」
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