第219話 VS勇者ハーミア(その4)
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ヴァルキリーのスクルド達と勇者ハーミアが対峙していた。
ヴァルキリー達は明らかに劣勢。
その上、勇者ハーミアが手加減していた。
その間に割って入る魔神パズズのバズ。
バズ「ヴァルキリー達よ、ここは我に任せろ。
我はバズ。
樹海帝国皇帝ヒロトの眷属だ。
お前達は目的を果たすがよい。」
魔神パズズ。
ライオンの顔と腕。
鷲の脚と4枚の翼。
蝎の尻尾。
蛇の男根。
身体は毛深い筋肉質。
迷宮『千尋の洞窟』のダンジョンマスター。
ヒロトの眷属になった後、『千尋の洞窟』毎、樹海帝国領に移動した。
飛蝗を操る。
光より速く移動し、短距離の場合その速度は転移とほぼ変わらない。
遠距離では風魔法を得意とする。
近距離ではライオンの爪の突きと鷲の鉤爪の蹴りを放つ。
ヴァルキリーのスクルドとヒルドは何やら会話した後、バズに答える。
スクルド「バズ殿、有難う助かりました。
お言葉に甘えてここはお任せします。」
スクルド達ヴァルキリーは迂回してオーダンに迫ろうとする。
ハーミア「待て!黙って行かせると思うか!」
ハーミアがスクルドの前に拘束移動して回り込む。
そのハーミアの鼻先にバズが現れてライオンの爪でハーミアを払う。
ハーミアは飛び退く。
そこに風の刃が飛び交う。
ハーミアは聖剣で防御する。
その隙にスクルド達はオーダンに向かった。
ハーミアはスクルドの動きに気をとられる。
そこにバズの鷲の鉤爪の蹴りが直撃した。
ハーミアは蹴り飛ばされる。
ハーミア「くっ、」
ハーミアの腹に鉤爪の跡の穴が空いていた。
血が流れている。
ハーミアはバズから距離を置き、回復魔法を唱える。
腹の傷が回復していく。
その様子を黙って見ているバズ。
ハーミアはバズから目を離せない。
そこに悪魔キマリスのオニバルが現れた。
オニバル「ハーミア、久しぶり。
随分腕を上げたようだな。」
悪魔キマリス。
黒い鎧を身に纏い。
8本足の巨大な黒い馬の魔物スレイプニルに乗っている。
スレイプニルはゆっくり歩く。
オニバルはハーミアに近づいていく。
ハーミア「オニバル将軍、貴方も何か様子が変わった様ですね。」
ハーミアは聖剣を中段に構えた。
悪魔に進化する前のオニバルにも、今のハーミアは敵うまい。
ましてや、悪魔に進化したオニバル将軍には歯が立たないだろう。
オニバルの圧力は凄まじく、ハーミアは思わず後ずさる。
ハーミアは跳躍した。
オニバルの頭上に『ホーリーアルテマボム』を放とうと、上空で構える。
嫌な予感がする。
聖剣の切っ先をしたに向けて、落ちていく。
ハーミア「ホーリーアルテ・・・。」
オニバルは漆黒の日本刀の鯉口を斬る。
上空にむけて抜刀した。
居合斬り。
勇者ハーミアの聖剣がオニバルに切られていた。
勇者の奥義は発動出来ず。
ハーミアは体勢を崩して落ちてきた。
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タイトルは『仮題)異世界転生したけど魔法が使えず、貧乏で武器も買えないので気功で最強になって無双します。虐げた奴らに復讐だ!』
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