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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第5章 南の王国

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第199話 VS饕餮(その7)

悪魔キマリスに進化した剣聖オニバルは、四凶の一柱である饕餮トウテツと対峙する。


手には巨大な黒刀。

上段に構える。

距離は遠い。

3歩、歩いて刀の間合いか。


オニバル「しゃあああああああ!」

裂帛れっぱくの気合。


いつ斬ったのか分からない。

いつの間にか黒刀を降り下ろしていた。

黒刀は下段にあった。


届かないはずの斬撃。


饕餮トウテツは若干左に移動していた。

饕餮トウテツの右肩が左右に斬り落とされていた。


饕餮トウテツ「クッ。」

歪む顔。オニバルを睨む。


刹那、饕餮トウテツの縮れた羊の毛が、オニバルを襲う。


オニバルは気にも止めず黒刀を横薙ぎに払う。


饕餮トウテツはしゃがむ。


伸びてきた縮れた羊の毛の上側が斬り払われる。


下の毛はそのままオニバルの足に絡まる。


そして、饕餮トウテツの方にオニバルを引き寄せようとしている。


オニバルは足を開き腰を下ろして絶え、黒刀を右肩の上、八双に構える。


オニバルの袈裟斬り。


饕餮トウテツは左に転がりながら黒刀を避けた。


羊の毛はオニバルの両足に絡んだままだ。


饕餮トウテツ「な、なんだその刀は!」


オニバル「神斬りの黒刀・・・『生大刀いくたち』!」


バズ「足が不自由そうだな。」


バズから神気を帯びた風の刃が飛び放たれた。


オニバルの足に絡んでいた羊の毛が風の刃で切り払われた。


饕餮トウテツ「き、貴様は何者だ!」


バズは姿を消す。

風より速く。

饕餮トウテツの背後に移動していた。


バズ「魔神パズズだ!」


バズの右爪が饕餮トウテツを襲う。


通常であれば饕餮トウテツの羊の毛には攻撃は通じない。


しかし、バズの爪は神気が纏っており、饕餮トウテツの背中に突き刺さった。


饕餮トウテツ「グッ!」

饕餮トウテツより緑の血が流れる。


オニバル「バズ、俺の獲物に手を出すな!」


バズ「ああ、すまん。つい・・・ね。」

バズは頭をかいて消えた。

その頭の位置を饕餮トウテツの爪が通りすぎた。


饕餮トウテツは振り返り様に爪で薙ぎ払ったが、既にバズはオニバルの後ろに移動していた。


オニバル「邪魔が入ったが仕切り直しだ。」


オニバルは黒刀を中段に構える。


饕餮トウテツは悔しげに叫ぶ。


饕餮トウテツ「次は食い殺してやる!」


饕餮トウテツの足下に黒い影が広がる。


闇の霧が湧き出てきた。


オニバル「逃がすと思うか?

伊都之尾羽張イツノオハバリ!」


オニバルは叫ぶと黒刀の生大刀いくたちは神気を纏う。


オニバルは黒刀生大刀を下段から斬り上げた。


饕餮トウテツの首が落ちる。

新作書いてみました。


タイトルは『仮題)異世界転生したけど魔法が使えず、貧乏で武器も買えないので気功で最強になって無双します。虐げた奴らに復讐だ!』


下のリンクから飛べるはずです。


興味を持っていただけたら

うれしいです。


宜しくお願いします。

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