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【ブラッシュアップ中】魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第5章 南の王国

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第197話 VS南の王国(その3)

バズのダンジョンは南の王国国境まで広げる事が出来た。

モリー公爵軍はまだ国境まで到達していない。


国境には樹海帝国軍が集結している。

吸血鬼真祖ヴァンスの眷属達の軍。

アマゾネス国のアマゾネス軍。

アマゾネス国の属国となった有翼人国の有翼人軍。

同じく属国のサルダス軍、サウナバ軍、サムルド軍。


サルダス、サウナバ、サムルド軍は人間の国王だが、国民は人間の他に各種亜人や人間と亜人のハーフも多い。


これらの軍を統括する大将はヴァンスに任命した。


軍隊がダンジョンの上に駐留しているため、ダンジョンポイントがみるみる増えていく。


増えたダンジョンポイントで砦を作り、罠も作り放題だ。


砦の司令室に軍の幹部が揃う。


重厚で豪華な椅子にヴァンスが座る。

手にはワイングラス。

ヴァンスの両隣には吸血鬼二世代のヴァイラとヴァールが控える。

彼女達は絶世の美女。

今は黒を基調とした軍服に身を包む。


ヴァンスは基本的に怠け者なので、ヴァイラとヴァールが実務を受け持つ、優秀な側近だ。


ヴァンス「モリー公爵軍は明日には罠のポイントに到着するだろう。」


ヒポリュテ「承知しました。伏兵は予定通りダンジョンで転移出来る様に準備は完了しています。」


ヴァンス「うむ。予定通り戦いを進められそうだ。」


有翼人軍から将軍のウィグルが参画している。


ウィグル「しかし樹海帝国の戦争は何から何まで規格外ですな。」


ヒポリュテ「まさしく、その通り。驚きすぎて呆れるばかりですね。」


ウィグル「国に集合した軍隊を転移で移動することといい。」


ヒポリュテ「砦と罠を僅か1日で作るとは、全く信じられない。」


ウィグル「伏兵はダンジョン内で準備。移動も必要ないし、見つかる心配もない。」


ウィグル、ヒポリュテ「樹海帝国の傘下に入って良かった。」


俺がそこに転移で出現。

ウィグルとヒポリュテは驚愕だ。


「ヴァンス、油断するなよ。何かあるぞ。」


ヴァンス「承知しています。臨機応変に対応するしか無いでしょう。オニバル軍とバズがいてダンジョン展開しているので、何とかなるでしょう。」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

モリー公爵軍が国境まで進軍してきた。


樹海帝国軍は、野戦で決着するため砦から出て対峙している。


モリー公爵軍は国境に到着するとそのまま樹海帝国軍に突撃してきた。


ヴァイラ「出撃準備!」

ヴァール「罠発動まで5、4、3、2、1、GO!」


モリー公爵軍の進む地面が崩れる。


ダンジョンの罠『落とし穴』だ。

深さは50cm程度。

しかし、範囲が広い。

モリー公爵軍全軍の地面が一気に50cm沈んだ。

走っていた兵士は転ぶ。

歩いていた兵士、動かなかった兵士もバランスを崩す。


そして伏兵の弓兵が魔法兵が周りに転移で出現した。


ヴァイラ「射て!」

ヴァイラの声が風魔法で戦場に響く。

周りから一斉に矢と魔法が放たれる。


モリー公爵軍の兵士は次々と射たれていく。


ヴァール「突撃!」

正面で対峙していた樹海帝国軍の兵士が出撃。


同時に弓兵、魔法兵は転移で正面で対峙していた軍の後方に移動。

変わりに重装備の兵が現れ、突撃を始めた。

包囲殲滅の布陣。


ヴァイラ「復元!」

落とし穴が一気に復元された。

何とかバランスを崩しながらも、体勢を整え始めたモリー公爵軍の兵士はまた体勢を崩す。


体勢を崩したところに周りから一気に攻撃を始めた。


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