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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第一章 深淵の樹海
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第10話 眷属追加

スライムのウォーターベッドで目が覚めて、周りを見渡す。


昨日眷属になった仲間達が雑魚寝していた。

洞窟ダンジョンの広い空間。


コボミが通路から歩いてきた。

コボミ(主様、おはようございます。)

1本の角が生えている兎ホーンラビットを手に持っている。


(おはよう)

コボミ(朝ご飯にしましょう。)

コボミはスラ6と一緒に手際よくホーンラビットを解体し始めた。


横でとぐろを巻いて寝ていたハクを起こして、昨日狩った魔物を異次元収納から出して貰う。


生け捕りにしたフォレストベアー3匹は強そうなので、食料にするのは止めて拠点防衛の為眷属にした。


フォレストベアーは、

体長300cmの熊。体毛は褐色。

大きめのヒグマだね。

名前はベア1~ベア3にした。


また、フォレストフェザント3匹も探索用に眷属にした。


フォレストフェザントは、

体長100cmの雉。

羽毛は褐色で濃い茶色の斑。

雉のメスと同じ羽毛の色。

名前はフエ1~フエ3にした


寝ていた仲間達も続々起きてきて解体を始めた。

ファイアーが使える眷属が解体された肉を焼く。


壁の扉が開いてヒナが歩いてきた。

ヒナ「おはよー、いい匂いだねー。」

「おはよー、朝ご飯にしよー」


ヒナ「なんか今朝確認したらDPが結構増えてたよー。」

「DPは後で必要になるから今は使わないでね」

ヒナ「はーい。」

ちょっと残念そう。


皆で肉と果実を食べて朝食とした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


食事を終えると、ヒナは「かわいー」って言ってコボミを部屋に連れていった。お風呂に入れてきれいにしたあとモフモフするらしい。


ヒナは食事をコンビニのお弁当やピザ等テイクアウトで済ませていたそうで、調理器具は持ってなかった。


色々生活に必要なものが足りない。

調理器具の他にも食器やスプーン、フォーク、箸。

家具も欲しい。


人間の町に行って買わないと・・・

そういえばお金がないな。


異世界転移や異世界転生の小説では、魔物の身体には魔石があってそれを売るくだりがあるので、食料にしたフォレストボアやホーンラビットの魔石を取っておいたが、ゴブリンからも魔石を取っておこう。


異次元収納からゴブリンの死体を出して、コボルト達に魔石を取り出して貰う。


魔石を取り出した後の死体は取り敢えず異次元収納へ。


食料とした魔物の魔石と合わせて魔石も収納。

魔石が売れるといいな。


フォレストボアやホーンラビットの毛皮や骨も保存してるので、これも売れるといいんだけど。


ヒナにレベ上げに行くか聞いたら、昼間は外に出られないらしいので、コボルト達のパーティーはレベ上げと狩り。

俺のパーティーは拠点防衛とDPゲットのため、眷属を増やすことにしよう。


※ 俺のパーティーとは、俺とハク、ライゾウ、スラオ、リザ、レイ、アイです。


ダンジョンはコボミのパーティーとゴブリン3匹、フォレストベアー3匹で守って貰う。


フォレストフェザントは人間の国を探す為に南を探索。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺はリザに乗って、スラオが鞍、右手にハク、左手にレイ、リザの頭にライゾウ、上をアイがフヨフヨ飛んでいる。


アイに魔力検知をしてもらいながら魔物を探す。


アイ(右、ゴブリン、魔力少ない)

アイは右側に飛んでいき鑑定結果を連絡。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:なし

種族:ゴブリンリーダー

性別:♂

レベル:20

HP:3/195

MP:1/100

スキル:

 同族眷属化

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれ?ゴブリンキングの眷属じゃないんだ。

(皆、眷属にするから攻撃しないでね。)


ゴブリンリーダーの元に行き、テイムした後ハイヒールで回復、MPをハクから配分した。


(俺ヒロト、宜しく。君の名前はゴブ1にするね。)

ゴブ1(助けてくれて有り難うございます。)


ゴブ1は用事があって樹海の外のゴブリン集落に行っていたが、帰って来たら自分の集落のゴブリンは殺されていたらしい。

その後、知らないゴブリン達に襲われて必死に逃げて来たとのこと。


ゴブ1を俺の後ろに乗せて探索を続ける。


その後、オーク、キラーマンテイス、フォレストスパイダー、フォレストアウルを眷属に増やした。


オークは猪の頭で身長190cmぐらい。

人間の成人男子よりちょっと大きめ。

茶色の体毛でに覆われている。

手足の形状は人間と変わらない。

斧を持っており、布の服をきていた。

性別は雄、名前はオク1にした

樹海南東部の集落から出てきた。


キラーマンテイスは

体長200cmのカマキリ。

カマキリがそのまま大きくなった形。

性別は雌、名前をカマ1にした。


フォレストスパイダーは

体長30cmの蜘蛛。

黒い体毛に覆われている。

性別は雌、名前をスパ1にした。


フォレストアウルは、体長100cmの梟。

羽毛は褐色に黒い縞。

ワシミミズクに似ている。

性別は雄、名前はアウ1にした。


しばらく歩くとキラービーを見つけた。

体長50cmの蜂、黄色に黒い縞模様。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:なし

種族:キラービー

性別:♀

レベル:5

HP:50/50

MP:10/10

スキル:

 ニードルバレット

 ポイズンニードル

その他:

 キラービークイーンの眷属

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キラービークイーンの眷属なのかー。


拠点防衛の為にキラービークイーンを眷属にしたいところだなー。


(アイ、キラービーに魅了してみて。)

アイ(はい)


キラービーを魅了することが出来たので、巣まで案内させる。


キラービーの巣に着くと、ライゾウに他のキラービーを気絶させ、巣の中にいるキラービークイーンを眷属にして名前をビー1とした。


キラービークイーンは、キラービーと同じく黄色に黒い縞模様だが、体長は100cm。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


拠点に戻り、ヒナにダンジョンを拡張して貰う。


地下1階のもともとあった洞窟の奥のスペースは、キラービーの巣にし、キラービークイーンと100匹のキラービーで防衛。


地下1階の奥のスペース以外はダンジョンのゴブリン3匹とフォレストベアー3匹が防衛。


地下2階を森林のエリアとし、生け捕りした魔物を解放。


地下3階にヒナの部屋を移し、俺の部屋と眷属達の部屋を増設。


俺のパーティーは、午前中に寝床を作成したりして、俺の部屋と眷属達の部屋の充実をはかり、昼食後、昼寝をして夜に俺のパーティーにヒナを加えてヒナのレベ上げを兼ねた狩りを実施。


拠点防衛をローテーションで1パーティー残し、コボルト達のパーティーは、新メンバーのレベ上げを兼ねた狩り兼探索を行う。


キラービーとダンジョンのゴブリン、フォレストベアーも交代で拠点防衛とコボルト達のパーティーに参加させレベ上げを行う。


狩りは魔物を倒す以外に、イビルアイの鑑定を使用し、果実や食べられる野生の野菜の採取を行い食料の充実を図る。


そんな日々を何日か過ごしていたら、フエ2が樹海の南端から出て人間の村を発見した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【現在の眷属情報】

サトウ ヒロト、レベル10  

 種族:人間

ハク   

 種族:次元白蛇

スラオ  

 種族:マジックスライム

レイ   

 種族:木霊(精霊)

リザ   

 種族:ビッグリザード

アイ   

 種族:イビルアイ

ライゾウ 

 種族:雷獣(精霊)

スラ1  

 種族:スライムリーダー

スラ2  

 種族:ファイアースライム

スラ3  

 種族:ウォータースライム

スラ4  

 種族:ウィンドスライム

スラ5  

 種族:マッドスライム

スラ6  

 種族:ポイズンスライム

コボ1  

 種族:コボルトリーダー

コボ2  

 種族:コボルトソルジャー

コボミ  

 種族:コボルトシーフ

コボ4  

 種族:コボルトアーチャー

コボ5  

 種族:コボルトメイジ

リザ1   

 種族:ファイアーリザード UP

リザ2

 種族:ウォーターリザード UP

リザ3

 種族:ウィンドリザード UP

リザ4

 種族:マッドリザード UP

リザ5

 種族:ポイズンリザード UP

アイ1~5

 種族:イビルアイ UP

スズキ ヒナ

 種族:吸血鬼(4世代) UP

ゴブリン3匹名前なし

 種族:ゴブリン

ベア1~3

 種族:フォレストベアー NEW

フエ1~3

 種族:フォレストフェザント NEW

ゴブ1

 種族:ゴブリンリーダー NEW

オク1

 種族:オーク NEW

カマ1

 種族:キラーマンテイス NEW

スパ1

 種族:フォレストスパイダー NEW

アウ1

 種族:フォレストアウル NEW

ビー1

 種族:キラービークイーン NEW

キラービー100匹名前なし

 種族:キラービー NEW

次は人間の村に行きます。

4/20誤字脱字修正しました。


タイトルに第○話を追加しました。


いつも読んでいただきありがとうございます。


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モチベーションが上がるので、

宜しくお願い致します。

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― 新着の感想 ―
[一言] 魔法で作らない事が謎よな。
2019/11/18 14:39 退会済み
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