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ナーロッパの貴族の馬車の話  作者: ナーロッパって摩訶不思議
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護衛が仕事をした話

プロがボケッと無警戒で移動するわけないですよね。

今のところ問題なく進む一行。

そこに偵察に出ていた斥候が戻ってきた。


「隊長」

「副隊長、どうした?」

「斥候からの報告です。前方に倒木あり、地面の色も不自然だと」

「待ち伏せだな」

「手慣れていますね…どうしますか?」

「迂回するしかあるまい」


そう副隊長に言い残すと隊長は馬車に馬を寄せ戸を叩いた。


「お嬢様、前方で賊が待ち伏せをしているようです。相手の数も不明なため迂回することを具申いたします」

「そう、隊長に任せるわ」

「承知しました」


承諾を得た隊長は次々と命令を発した。


「全体止まれ!トミーとフリッツの隊は前方を警戒しろ!怪しい者が来たら切り捨てても構わん!」

「「はっ!」」

「副隊長、お前はイワンとポワリュの隊を連れて迂回路の安全を確保しろ!状況判断は一任する!」

「承知しました!」

「残りは馬車を反転させるぞ、急げ!」


こうしてプロの護衛達の手によりイベントは潰されたのだった。



一方その頃盗賊達は…


「頭、獲物来ませんね…」

「そろそろ貴族の馬車が来るはずなんだがな……ん?」

「あれ?俺、小汚ないおっさん達とフラグ立てちゃいました?」


主人公、小汚ないヒロイン(大勢)と出会うイベント発生。

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