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異世界へお引っ越し!  作者: にんにん
第四章 リフォームと映画化
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あっさり出会います

 「これがモノホンの剣か、これから殺し合いに行かないならテンション上がるんだけどな」


 ケンジは身長が高く、少し筋肉質だった。


 「職業ナイト、だってよ、剣なんて使った事ねえよ」


 ケンジは少し茶色に染めていて、顔も整った顔ではあるがどちらかと言うと西洋風な顔立ちだった、フォーリンフォースで主にスポーツなどの企画を担当している。


 「杖、ねぇ」


 セイヤは身長は低めだが可愛い顔立ちで、女の子と間違えられる容姿をしていた。


 「職業魔導士、ですか、魔法なんて使えませんけどね」


 セイヤは白い肌、パッチリしたお目目の美人さん。フォーリンフォースでは女子向けのアイテムを紹介する番組を担当していた。


 「俺、武器無しって」


 ミツルは平均的な体格で、日本人的なイケメンだった。


 「職業格闘家、だからって、俺だけ素手かよ」


 彼は少し小麦色に焼けた活発な少年で、抜群のギターテクでフォーリンフォースでは音楽番組と思いきやバラエティー担当のいじられ役である。


 「勇者はいねえのかな」


 「ヒロトが勇者なんじゃね」


 「かもね」


 三人はレチュピアが用意した武具を装備して、いきなり戦争に向かわされる。お姫様も同行して来た。


 「申し訳ありません、私どもも余裕が無くて」


 三人は命を諦めていた、この場で逃げればレチュピアって国に殺される。戦いに行けば、何の戦闘訓練を積んでない自分達が勝てるわけ無いと


 「もう暴れまくるぜ」


 それが結論、どうせ死ぬなら戦場で暴れた方がまだマシと言った後ろ向きな決意


 「ちょっと良いかなケンジ」


 「なんだよセイヤ」


 「あれ見てよ」


 彼らを戦場に運ぶ馬車の目の前にキャンピングカーが


 「キャンピングカーだろ、それがどうかしたのかよ」


 「はぁ、死ぬなら最後に焼肉たらふく食いたかったな」


 「俺はあいつに手を出しときゃな」


 「ああ、歌手のあの子?」


 「そう、あと一歩だけど俺達も大切な時期だから諦めたんだけどな」


 「嘘つけフラれただけだろ」


 「ちっ知ってたのかよ」


 彼らは最後の会話を楽しんで……


 「「「キャンピングカー!」」」


 三人の驚きの声と同時ぐらいに


 「あれ、なんか馬車から兵隊が現れたんだけど」


 白露は安全運転中のキャンピングカーに向かって兵士がやって来たのでビビる。


 「誰だ! この奇怪な物は!」


 兵士が怒鳴る、白露に出て来るように


 「ううどうしよう、殺されるかも」


 白露はどうしようか悩んでいる。


 「マジでどうします先生!」


 ヒロトも流石にビビる。


 「無礼なクソどもが、マスター少しお待ち下さい」


 「あっ! ラスティ」


 ラスティが勝手にキャンピングカーから降りて行く


 「貴様は!」


 兵士達が身構える。


 「喜びなさい、あなた方のようなゴミムシが私の手で死ねるのだから」


 「何を!」


 「貴様、侵略者か!」


 兵士がラスティを捕らえようと襲いかかる、すると


 「ぎゃ!」


 短い悲鳴とともに兵士全てが倒れる。


 「うへ、なんすかあのメイドさん、滅茶苦茶強いじゃないですか」


 「うん、ラスティって強いんだね」


 白露とヒロトは一瞬で兵士を倒すラスティにビビる。そこに


 「何事ですか」


 レチュピアのお姫様が馬車から降りて来たのだ。


 「おおお姫様だ」


 「本当すね」


 ボーっとそんな感想を持った後に


 「ヤバい、ラスティ!」


 白露はお姫様まで殺されると、ラスティを止める。


 「あなたもですか!」


 ラスティの慈悲なき攻撃がお姫様を襲うとした時


 ガキン!


 ラスティの攻撃を止める者が


 「なんだよ、いくら何でも容赦なさすぎでしょ」


 ケンジである。


 「ほぉ、手加減したとはいえ私の攻撃を止める者がいますか」


 「ケンジ大丈夫か」


 「てかヤバすぎだろ」


 セイヤとミツルも馬車から降りて来る。ラスティと対峙する三人、お姫様は「勇者様」とうっとりしていた。


 「うお、なんか強そうなのが出てきたよ」


 「あれはフォーリンフォースのメンバーすね、こっちに来てたんだ」


 そう外の状況を眺める二人


 「へぇー、フォーリンフォースって何?」


 「俺の所属するアイドルグループっす」


 「ふーんお友達なんだね」


 「まあダチって言うより仲間すね」


 「そうなんだ……」


 「そうっすよ……」


 二人は少し間を置いて


 「「だめじゃん」」


 ラスティに殺されると思い、慌ててキャンピングカーを降りるのであった。

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