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異世界へお引っ越し!  作者: にんにん
第四章 リフォームと映画化
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召喚に巻き込まれるのもテンプレかな

 白露は、露美から先生が嫌っていたんだから先生が書くのが普通です。と言われて初めての脚本に挑戦していた。


 「脚本ってどうすれば良いのかな?」


 「先生知り合いの脚本家を連れてきました」


 ヒロトが人気脚本家を連れてくる、話を聞くと白露作品オタク仲間らしい


 「せ、先生にお会いできて光栄です」


 「あ、どうも」


 ぺこりとお辞儀する白露に、感激で涙を流す脚本家、彼は日本でヒット作、大作と呼ばれるドラマ、映画の脚本を書いてきた売れっ子である。


 「先生の仕事場で仕事が出来るなんて」


 脚本家はそわそわしていたが、白露は人気者の務めだと椅子を進める。


 『へっへへ、俺のファンか、仕方ないな』


 意外かもしれないが白露はサイン会やイベントなどに参加する事がほとんどなく、ファンと呼ばれるものとほとんど交流がない為、ガチのファンに会うと嬉しくなるのだ。


 「こ、これは【月を忘れたかぐや姫】の生原稿」


 ヒロトも楽しそうにしていた、ナギは隣でニコニコしていた、学校は?


 「へぇー脚本ってこう書くのか」


 「そうです、流石大城先生ですね、私もとても勉強になります」


 「えっ、そ、そうかな」


 白露は褒められて上機嫌、今日はお客さんを持て成す為にマールとエリスにご馳走を用意するように指示する。ラスティは何故か白露の命令は一切聞かずに白露の近くでペスの面倒見たり、白露の周辺の世話をしていた。マールとエリスが怒らないのかと思ったがどうやらラスティの仕事らしく文句が出なかった。


 「先生、あそこでソニアが何故愛を伝えなかったのですか」


 「あそこはソニアの気持ちを伝える準備が出来てなかった、そして周りの状況がね」


 「なるほど!」


 白露は上機嫌にヒロトと脚本家の質問に答えながら楽しい宴を続けたのであった。

 そして白露が起きると、家が無くなっていたのだ。


 「あれ?」


 違うか、何故なら白露の周りには向日葵の畑が広がっていたのだから


 「あれ?」


 周りにはヒロトとペスとラスティだけが


 「あれ?」


 キャンピングカーはあった。


 「あれ?」


 しかしここがどこかはサッパリである。


 「ここは?」


 「レチュピアだよ、旅人さん」


 目の前に向日葵に腰掛ける、小さな人と言うか


 「妖精?」


 「そうだよ旅人さん」


 目の前に妖精が、白露はとりあえず


 「こんにちは妖精さん」


 「おうよ」


 「あの、なんで俺たちここに?」


 「さぁ! いきなり君達が現れたんだから」


 「えっと、妖精さんはここに詳しいのかな?」


 「まあね、なんだい旅人さん質問かい」


 「そうだね、ここはレチュピアってとこなんだよね」


 「おうよ」


 「それは国名かな」


 「そうだよ」


 「じゃあレチュピアって国のどの辺かなここは?」


 「えっと真ん中らへん」


 「大雑把だな、人里とかはどの辺かな」


 「人里か、今は行かない方がいいよ」


 「どうしてだい?」


 「どうしてって、滅びたからさ」


 「えー!」


 レチュピア、妖精伝説が残る不思議な国、その国は現在滅びの危機にあった。


 「う、うーん」


 ヒロトの右手に不思議な紋章が表れていた。それがレチュピアの未来を変える。

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