↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界へお引っ越し!  作者: にんにん
第三章 白露と地下帝国
51/106

エピローグ

 「さてここからどうやって出れば?」


 「マスターはどうやってここまで」


 ラスティが聞いてくる。


 「落とし穴からヒューンと」


 「はぁ、まさかマスターは落とし穴に引っかかるマヌケなのですか?」


 「はぅ」


 「全くダメですね、しかしここにはこの子がいるのですから問題ないでしょう」


 ラスティはペスを抱え前へ突き出してそう言う


 「ペスが? どうして?」


 白露は何故ペスがいれば平気なのか分からない。


 「どうしても何もこの子が飛んで行けば問題ないでしょう」


 そう言うラスティに白露は


 「はっはっは、犬は飛ばないよラスティ」


 何を馬鹿なと白露、しかしラスティは


 「マスターはなんて愚かなんでしょうか、犬は飛べませんがこの子はそもそも犬ではありません」


 「何言ってんだペスは犬……じゃなくてドラゴンやん」


 白露ようやく気付く


 「全くあなたもあなたです、誇り高きドラゴンが犬の姿など」


 「くぅーん」


 ペスはうな垂れる様に鳴くだけである。


 「さぁ早くドラゴンになりなさい!」


 ラスティがペスに命令するとペスはぐんぐん大きくなり


 「ぎゃおー」


 ドラゴンに、そんなペスに白露は


 「ペスここで大きくなったら出られないから犬に戻りな」


 「がう!」


 ここはまだ古代遺跡内、ドラゴンになれば動けなくなることは必須なのでペスは犬になる。


 「全く状況判断も出来ないのですか、この駄犬!」


 ラスティのお叱りをペスは白露の背中に隠れながら聞いていた。


 「くぅーん」


 「ちっ! マスターの背中に隠れるとは、マスター共々お叱りしなければ」


 「えっ!」


 白露はとばっちりでラスティに叱られる、その間ペスは前足で鼻を隠しながら震えていた、可愛い


 「まあいいです、それでは外へ」


 長い説教が終わり白露達は古代遺跡から外へ、白露達が着地した落下地点に


 「さてここなら問題ないでしょう、さあドラゴンになりなさい」


 「わん!」


 ペスがぐんぐん大きくなりドラゴンになる、そして


 「さて久々の騎乗になりますがマスターを連れてですから安全運転で行きますか」


 そう言って白露を肩に担ぎペスに乗る


 「あれ? えっ? こんな感じで行くの」


 白露はあまりに情けない格好に嫌がるが


 「暴れないで下さい、投げますよ」


 ラスティは過激な発言が目立つ、白露は大人しくする、これは彼女の顔を立てただけで決して怖かった訳ではない。


 「では行きます、飛びなさいバハート!」


 「がるるるる、があー!」


 「ほへ!」


 ラスティがペスにいつの間にか付けられた手綱を引くとペスが信じられないスピードで急上昇し始める、ぐんぐん、ぐんぐん、ぐんぐん、そして目の前に落とし穴に、しかしその穴はふさがっていたが


 「バハート、ブレス」


 「ぎゃお!」


 ペスの口から閃光が放たれると塞がれていた穴に光が、出口が出来て白露達は一気に地下帝国からゴブリンの村へ、そこから更に空へと飛び出して行く


 「マスター脱出出来ました」


 ラスティがそう言うが反応が返ってこない、ラスティは不思議に思い白露を見ると、ダラーンと力を抜いた形で、これは……


 「気を失ってます、どうしましょう?」


 とこれが白露とラスティの出会いであった。


 「う、うーん」


 白露が目覚める。


 「ここは?」


 白露が目覚めるとそこは不思議な空間であった。


 「なんだろうここ」


 白露はボーッと何も無い空間を眺めていた、そして眺め続けていると空間に歪みが


 「魔王よ久しいな」


 「誰?」


 「そうか記憶はまだか」


 白露の目の前に現れたのは小柄な老人であった。人間の子供はどの身長に、その身長の倍はある白い髭、顔が隠れるほどの白い眉毛、そして髭より長い白髪、まあ白い老人である。


 「今は白露と名乗る者よ、久しいな」


 「よく分からないけど久しぶり」


 白露はボーッとしながら返事する。


 「ぬしがこちらの世界に戻ってこられたのは喜ばしいが、既に創造主は気付いておるぞ」


 「えっとはい」


 白露はよく分からないが老人なんてそんなものかと適当に返事する。


 「お主がさっそくロストランドを手に入れたのは驚いたが、それだけではダメだ」


 「うん」


 「ロストランドの先、レチュピアを落とせ、彼方にはお主の防具の一つがある」


 「へぇー、そうなんだ」


 「神との決戦の前に準備を怠るなよ」


 「分かってるよ」


 「ふむそれなら良いが、最後に魔剣の真の姿を完成させよ、それがお主が前回負けた理由で、今回勝つための条件じゃよ、それではな」


 「分かったよ【賢者 アテル】」


 「!」


 ここで白露の意識は不思議な空間から離れる、アテルが驚き、その後笑顔になったのを確認して


 「あれ、ここは俺のベットか?」


 白露が目覚めると周りにヨシコ、マール、露美、千歳、エリス、桜花、ナギ、ミーコが涙を浮かべながら抱きついてきた


 「「「白露様!」」」


 泣きながら全員が謝ってくる、どうやら家出したのが効いていたらしい


 「あれ、あの」


 白露はどうしていいか分からない、だけどこんなのもたまにはいいかと


 「ただいま」


 そう答えるだけだった。

 これで第三章 白露と地下帝国は終わりになります。

 第三章は白露が何者なのか? よりも周りの奴ら何者やねんを解決していったと思います、まあずっと白露に仕えていた者達なだけですが

 あとは敵が何者なのかも出てきましたが白露自身が戦うのはずっと先かもしくは無いかも? ぐらいに戦う予定はございません、彼は異世界を遊び尽くす為に頑張るからです。

 さて次章は日本での白露を書けたら良いなと思います。

 それでは第四章 リフォームと映画化 をお楽しみに

 感想、ブックマーク、評価全て頂けるととても嬉しいです、いつも読んでくれている方々ありがとうございます、これからも白露をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。