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異世界へお引っ越し!  作者: にんにん
第二章 お向かいさんは……
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幕間 白露の家の朝は

 露美の朝は早い


 「はい、はい編集長、ええ、ええ、先生にしっかりと書かせております、それはもう」


 嘘の報告から始まる。


 「ふぃ、さて朝ごはん朝ごはん!」


 露美はパジャマから着替える事無くリビングに向かう、そこにはマールが用意した朝ごはんが


 「マールちゃん最高です、やっぱり朝は味噌汁です」


 「はぁあなたは相変わらずですね、少しはちゃんとしたらどうなんですか」


 「むぇ、朝から説教やめてよ、私は私なりに頑張ってるんですから」


 「まったく、あっおはようございますヨシコ様」


 「おはようなのじゃ、白露はまだなのか?」


 「白露様は夜遅くまでお仕事をなさっておりましたので」


 「そうなのじゃ、むぅ朝ごはんを白露と食べた事ないのじゃ」


 「そうなの兄貴最低」


 「これはナギ様、おはようございます」


 いつの間にか現れたナギにびっくりしながらも綺麗な挨拶をするマール


 「おはようマールさん、パンはないのかな?」


 「すぐにご用意致します」


 ナギは朝はパン派である。


 「ナギちゃん日本人なんですから朝はお米ですよ」


 「ノンノン露美ちゃん、最近はパンなのよ日本人は」


 「そんな馬鹿な!」


 驚愕の露美、もちろんそんな話でまかせである。


 「さて朝起きたし、買い物に行くかな」


 「いいわね学生は、春休みだもんね」


 「春休みと言うより高校入学前なだけなんですけど」


 「ナギちゃんが高校生、大きくなったわ」


 「露美ちゃんとあったの去年ですけど」


 「そうだったかしら」


 「もう適当なんだから露美ちゃんは」


 「ほんまじゃの」


 食卓に笑いが起きる、平和である。


 「あれ桜花ちゃんがいない」


 「桜花なら朝のジョギングじゃぞ」


 「そうなんだ」


 そう言ってると玄関が開き桜花が入って来る。


 「ぶるん」


 「おかえり桜花ちゃん」


 「今日は早いのね桜花」


 「ほんに賢い馬じゃの桜花は」


 「ぶるるん」


 桜花もテーブルに着き朝ごはんを器用に食べる。初めて見たらビックリするが、このメンバーは慣れっこである(白露は未だに驚く)

 

 「露美ちゃん今日も仕事サボるの?」


 「失礼な、私は先生に原稿を書かせなきゃダメなんです」


 「兄貴描いてるじゃん」


 「ダメです、もっとビシバシ書かせなきゃ」


 「ふーん、で午後から重役出勤ですか」


 「違います、疲労困憊の中会社に向かう、私こそ正にビジネスウーマン!」


 「はぁ、私も編集さんになろうかな」


 「ふふん、私を尊敬しましたね」


 ドヤ顔の露美を見ながらこうはなるまいと心に誓うナギであった。


 「しかし白露が寝てると暇なのじゃ、どうしようかの」


 「あらそうなの、じゃあ私と一緒に買い物に行くヨシコちゃん」


 「むぅ、そうじゃの、妾も新しいゲームが欲しいのじゃ」


 「そうなんだ、じゃあ兄貴から金を奪わなきゃね」


 そう言って二人は白露の寝室に、露美は思うなんて妹だと


 「先生も大変だな」


 露美はそう言いながらテレビの前に寝転がり煎餅を食べるのである。


 「あー社会人って大変だな」


 露美は完全に社会人を舐めていた。


 「ふう兄貴から2万ゲットした、いくよヨシコちゃん」


 「分かったのじゃ」


 こうして二人は街に出かける……あれ? なんでヨシコが日本に行けるのか


 「あっ、そう言えばエルフ達に銃の作り方教えとかないと」


 露美はふんふんと闇の森へ……あれ? どうして


 「まったく白露様が見てないと自由にしすぎなんだからあの子は、ねぇ桜花」


 「ぶるん、ぶるん」


 桜花ぎ首を縦に振る、はっきり言って女性陣には謎が多かった。

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