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ある神官の成長日誌 〜ジュール編・そのに〜 40

4.教材を送り込め。

 同日の昼間。中庭の鍛錬場。


 戦士レイブンは、戦神の神官(プリースト・ノドレイ)と、真剣を使って鍛錬をしていた。

 

 すでに、数人の戦神の神官(プリースト・ノドレイ)を、癒しの間に送り込み、回復魔法(ヒール)の教導に役立てていた。


「お前は、動けない。戦場では、足手まといだ」

 目の前の戦神の神官(プリースト・ノドレイ)に傷を負わせたレイブンが続けた。

「さっさと癒しの間に行け。で、回復班の教材になってこい」


「教導……ありがとう……ございました」

 痛みに顔を顰めながら、傷ついた戦神の神官(プリースト・ノドレイ)が、癒しの間に向かう。


「あの灰色熊、かなり強いぞ!」

「なんで通じないんだ?!」

「わからんっ!!」


「わからんが、燃えるな!!」

「燃える!!」


 戦神の神官(プリースト・ノドレイ)達は、相変わらず暑苦しい。



「次は、誰だ?」

「オレだ!!」

 レイブンの周りには、何人もの戦神の神官(プリースト・ノドレイ)が順番待ちをしていた。


「灰色熊と戦うのが、楽しみだなっ!!」

「楽しみだ!」


「燃えるな!!」

「燃える!」


 やっぱりこいつら、暑苦しい。うっとうしいぐらいに、暑苦しい。


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