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ある神官の成長日誌 〜ジュール編・そのに〜 23
「知識の神様が、相手の性癖を暴露。
すかさず商売の女神様が、思いっ切り、下品にこけ下ろす……」
「えげつない! ヤバすぎだろっ、それっ!!」
「う……わあ……」
「………………」
「何度聞いても、えげつないのお……」
知性派の二柱、口撃がひどすぎである。
「逆も……やられたらしい」
「逆だあ?!」
「商売の女神様が悪口を言って、言ったそばから……知識の神様が、それを法則にして……」
「ごくっ……」
「相手の存在を、抉った……らしい」
「………………」
誰も皆、無言だった。
「まさかとは思うが……」
レイブンは恐る恐る尋ねた。
「戦神様、お二人よりも……えげつないのか?」
「間違いなく……な」
戦神の神官としては、かなり複雑なのだろう。ドラナの雰囲気が重かった。
「戦神様のあれこれを話す前に、神様について説明しておくぞ」
「神様について?」
「神様は、不死身だ。頭を吹き飛ばされても、胸に風穴あけられても、死にはしない。時間が立てば、あっさり復活するらしい」
「けっこう……めちゃくちゃなんだな」
レイブンは感心していた。あまり、この手の話は聞きなれていないらしい。




