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マゾ・カード  作者: みぎゃー


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11/14

#11.帝羅の性癖の暴走

挿絵(By みてみん)

マゾ・カード化した琴音を責める帝羅



マゾ・カード運営からの命により帝羅達の元に現れた、

人をマゾ・カードに変える魔術師。

その魔術によりマゾ・カードを持たぬ琴音がカードにされてしまう。

凛はそれを見て兄であるクサチンと共に臨戦態勢に入った。

しかし、帝羅の思いは少し違ったようだった。


「ちょっと待って下さい。琴音さんがマゾ・カードになったと言う事は。

 もしかして、召喚したらマゾになってるんじゃないかしら?」


凛はそれを聞いて少し呆れて帝羅を腐した。


「ちょっと、帝羅さん。そんな事を言ってる場合では…。」


「いえ、どうせこの魔術師さんは手間取る相手でしょうから、

 一度試しに琴音を召喚してみますわ。」


そう言って、帝羅はマゾ・カードになった琴音を見た。


「なるほど、奉仕型ですのね....。

 常に股間から愛液を垂れ流し、唾液の量も多い。

 愛撫したりイジめて楽しむのならこの上ないマゾ娘、と。」


凛は悠長にカードを読み上げる帝羅にイラつきを覚える。


「ちょっと、帝羅さん!

 早く助けてあげましょうよ。しかもカードの内容は

 かなり恥ずかしいものじゃないですか。

 そんな解説文を読まれたら、琴音さんがかわいそうですよ。」


しかし、帝羅は誰にも言っていないが実は一つの秘密があった。

それは彼女の内側にはレズビアンの思いも存在したのだ。


(琴音さんのルックスはとてもかわいらしいし、召喚すれば

 主人とマゾの関係になれる。コレはチャンスかも…。)


そう邪な考えを巡らせた後、帝羅は琴音を召喚した。


「マゾ・カード白百合琴音、顕現せよ!!」


━シュウゥゥゥ~━


ピンク色の煙と共に、カードから琴音が現れた。

琴音はパッと目を開けると帝羅の方を一瞥して、

すぐに照れて顔を俯けてしまった。


「あらあら、琴音さん。お照れになってかわいらしいこと。

 それで…その股間はなんですの?」


見ると、琴音の股間はスカートの上からでもわかるくらいに

ビショビショに濡れそぼっていた。

太ももには大量の愛液が伝い、もはや隠し切れていない。


「あ、あの、コレは…だって、その…ご主人様…帝羅様が近くに居るから

 あの…興奮してしまって…」


その反応は非常にナヨナヨとしており、帝羅の欲情を誘った。


「あら、お可愛らしい事。それでは、口づけを与えて差し上げますわ。」


「んうっ!」


帝羅は事音の唇に自らの唇を重ねた。

口内は非常に唾液が多く、ぬるぬるといやらしく舌が蠢く。

帝羅は自分から積極的に責めに言った割には、腰が砕けそうになる。


(ヤバいですわ、琴音さん…正直甘く見ておりましたわ。

 コレはちょっと気持ち良すぎて…と言うより琴音さん、

 マゾの才能あり過ぎませんこと?コレ、ずっとマゾで良いのでは。)


マゾ・カードになっても記憶は引き継がれるものの、

抗えない主人との主従関係が頭にインプットされてしまう。

帝羅は今回その仕組みを悪用した形になっている。


「さぁ、それじゃあ次は後ろの孔も責めてあげようかしら?

 ほら、指を入れ易くする為に抵抗するんじゃありませんことよ。」


「あ、あの…だけどお尻はさすがに恥ずかし…」


エスカレートするレズ行為に、さすがに凛がツッコみを入れた。


「ちょ、ちょっと!!二人ともいつまでやってるんですか!

 魔術師さんもポカンとした顔でずっと見てますよ!

 運営側の刺客なんですから、そういう事をするにしても、

 まずはこの人を何とかしましょうよ!!」


凛の言う事はもっともだった。しかし、更に言えば凛の兄クサチンや、

帝羅の義父であるフルチン達はそれを見ながら、琴音の立場に

自分達を感情移入させて興奮して股間にテントを張っていた。


(ハァ、ハァ…もし自分があんな風に責めて貰えたら…)


(あ、ヤバい、イキそう…)


マゾ男達はどうしようもないくらいに興奮し切っていたのだった。


凛が耐え切れずに兄のクサチンに命令を出した。


「お兄ちゃん…いえ、クサチン!

 主人たるアタシが命じる、敵の魔術師にその臭い匂いを向けなさい!」


クサチンはビクン!と体を跳ねさせた後、魔術師に向かって行く。

魔術師が防御壁を立てたが、それを突破して脇を嗅がせた。


「ぐぅ、臭っ!!

 鉛筆と腐った玉ねぎが混じったような匂い…たまらん、コレは….ぐっ」


クサチンは名前の通りの一番匂いのキツい陰茎を出すまでもなく、

魔術師を気絶させてしまった。凛が誇らしげに言う。


「さぁ、コレで後は逃げられないよう縛り付けて、

 カード化を解く方法を喋らせましょう。…って、帝羅さん、

 何を残念そうな顔をしているんですか?」


「ん...あぁ、いや、別に…、ただちょっと、勿体ないなって…

 思っただけですわ。」


どうやら帝羅はマゾ化して自らの責めを甘んじて受ける琴音を

随分と気に入ったらしい。それが解かれるとなると、

彼女的にはいわゆる『余計な事しやがって状態』であるようだ。


(あぁ、もっと責めていたかったのに…。

 凛さん、ちょっといらない事をやり過ぎですわ。)


これにはマゾ男達も同意するような状況だった。

皆、帝羅の琴音へのハードなレズプレイを期待していたのだった。

しかし、そんな3人の期待を裏切らない琴音の言葉が聞かれた。


「ハァ、ハァ…帝羅、様…どうして中途半端でやめてしまうの?

 ウチ…もうお尻の準備は出来てますよ?ホラ、クパクパ孔を開けて、

 帝羅様のお指が侵入する事を心待ちにしているのに。」


そう言うと帝羅の方に尻を向けて、ぐにぃっと穴を拡げた。


それを見て帝羅はもう我慢が出来なくなる。


(ヤバ!!もう、ちょっと、悪いけどお持ち帰りするしか無いわね。)


帝羅は無言のまま、琴音を引き連れて帰って行ってしまった。

フルチンもそれに付いて行く。

結局、残されたのは凛と兄のクサチン、そして気絶した魔術師だった。


「エーと...アタシ達、どうしたら良いんだろう?…」


「凛、あまり言いたくないけど、凛のせいだと思うよ。

 この場に居た全員が、あのままレズ行為がエスカレートする事を

 望んでいたのに水を差したから、帝羅さんはあんな強行に出た。

 もう少し待ってやれなかったのかい?」


しかし、マゾ・カードのくせに自分にものを言って来る兄に対して

凛はイラッとして、ついその臭い棒を鞭で叩いてしまった。


「あぁっ、良い!!」


恍惚の表情を浮かべるクサチン。それを見て凛は、やはり兄は変わった、

見た目は同じでも心はすっかりマゾに堕ちたと感じた。

そして、魔術師が起き出した。


「うぅ...ここは?…あぁ、ワシは縛られておるのか。

 ふん、何が知りたい。わかる事なら教えてやらんでも無いぞ。

 ただし、最期にはワシを逃がす事が教える条件じゃ。」


「だったら聞くけど、マゾ・カードになった人物を元のマゾじゃない

 普通の人間に戻す方法が必ずあるはずでしょう?

 それは何?あなたの魔法?それとも何かアイテムがあるのかしら?」


「無い、と言えば嘘になるが。

 その秘宝は実質的に入手不可能じゃ。何せ火山の加工じゃからな。

 しかも活火山で今もマグマが噴き出ておる場所じゃ。」


「え、そんな…それじゃあ、魔法だとか入手可能なアイテムでは

 マゾ・カード化は解かれないと言う事?」


「まぁ、ワシはそのように理解しておる。

 ただしそもそもこのマゾ・カード化という現象自体、

 古代より人民の支配の為に使われて来た魔術のようなものじゃ。

 それを解呪するのは人の愛か、はたまた勇気か希望か。

 ワシにはそれ以上の事は何もわからん。

 ただ少なくとも今の所、方法は無いと言う事じゃ。」


「・・・・・。」


「ほれ、ちゃんと知っている情報は正確に真摯に教えたぞ。

 ワシを解放せぬか。何より、もう運営には戻らぬ。

 こんな目に遭うのは二度とゴメンじゃからな。」


運営に戻る気が無いという事を確認して、凛は魔術師を解放した。

何よりも、本当に解決方法は今の所無いようである。


「だったら、ちゃんと最後までレズプレイさせてあげれば良かったな。

 でもまぁ、きっと今頃琴音さん、ヒィヒィ泣かされてるんだろうな。」


凛の創造通り、琴音は帝羅から激しい責めに遭い、呼吸を乱していた。

部屋中の床をビシャビシャにする程に漏らしまくり、喘ぎまくった。

こうして変な形ではるが、一旦帝羅達へのピンチは去った。


しかしその頃、覇神家の周囲では怪しい動きをする者達がいた。

この夜、覇神財閥はマゾ・カード運営陣営から一斉攻撃を喰らうのだ。

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